来週、非公開の講演があるため、その準備をしていたこともありブログ記事のアップを怠りました。
「めまいについて〜その診断と治療」というタイトルでPowerpointを使って分かりやすくお話しする予定。
再来週には、公開の講演を鶴岡の金浄寺というお寺さんで行います。
タイトルは『脳からみたこころの癒し方』。
少々大上段に構え過ぎですが、主催者のお寺さんが「このタイトルで」とのご希望でしたので従いました。ちょっとだけフルートも演奏して、真面目に医学的に脳科学の面から「こころ」のお話をする予定。金浄寺さんでは、これまでにも数多くの講演会とバロックを中心としたコンサートを無料で行っておられます。結構有名なチェンバロ奏者、リコーダー奏者なども演奏されたことがあるようです。
(このお寺での講演日が9/23で、今年の酒田フィル定期演奏会の第1回指揮者練習&第1回本番ソリスト合わせ練習の日でもあり、さらにホルンのバボちゃんの遊佐でのコンサートの日でもあり、朝から晩まで大忙しになりそうです)
さて、それ以外に、細々と多忙だった事、記事にするようなイベントがなかったこともありまして、4日もブログを更新しないでいると離れて暮らす家族から「忙しいのかな?」とメールが来たりします。どんな事でもちょくちょくと記事をアップしていれば「健康で元気に暮らしている」というメッセージになるものなのですね。
昨日は、1〜2週に1回くらいの疎なペースで行っているスポーツクラブがお休みだったので、普段の運動不足を解消するため、クリニックの近く(というより真正面)のゴルフ練習場に行きました。実は、目の前にあるのだから足繁く通うことになるかも、と思って、3月に半年分の練習打席会員券を購入してしまったのですが、昔ほどゴルフ熱がないせいもあって、「半年間または30回分有効」のチケットをまだ2回しか使っていないのでした。あと28回分も残っているのに、期限は10日ほどしかなく、全部使い切れない事は明白。ちょっともったいなかったな〜。。。
久しぶりのゴルフ練習では、250球打っただけで普段使っていない筋肉がギシギシと痛みます。ゴルフって、一般には「オヤジの球転がし」とか「お金持ちのお遊び」と思われる向きもあるかもしれませんが、ドライバー(1番ウッドともいいます)で220~250ヤードくらい飛ばすためには安定したフォームとそれなりの強い筋肉が必要です。さらにコースに出れば18ホールで最短距離で7000ヤードくらいなので、カート(電動の小さな自動車です)に乗らなければ8000m以上歩くことになると思います。万歩計を付けて歩けばおそらく10000歩を超えるはずです。もう少し時間を作って、月に1回くらいはゴルフに出かけるのも健康のためにいいのかもしれません。
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さて、映画の事。
今週土曜日、ついに『おくりびと』が一般公開されます。大変楽しみです。
なんとなく頭が映画モードになっていたせいもあり、急に『崖の上のポニョ』が観たくなって三川のイオンシネマに夜出かけました。封切りして時間が経った事と平日の夜だからだと思いますが、7つあるシネマコンプレックスの劇場の中で2番目に広い303席の劇場に、我々夫婦を含めて10人くらいと「ガラガラ」の状態でした。
あの、「ポ〜ニョ、ポ〜ニョ、ポニョ♪」という歌を知らない日本人はいないのではないかと思うくらい有名な女の子の歌。映画の最初は美しいソプラノの歌で始まったので少し驚き。映画の内容はネタバレになるので避けますが、なんとも言えない素朴で美しい世界、「なんで?」「どうして?」などと考えては行けないファンタジーの世界でした。帰り道、家内と話した事は「映画のはじめのソプラノの歌は、大変美しい声で音程もさすがプロ!という感じなのに、何を歌ったのか心に残っていないのはなぜ?あの女の子の「ポ〜ニョポ〜ニョポニョ」は強烈にこころに残り、しかも感動すら覚えるのに、、、音楽というのは、上手ければ、美しければ、人の心に届くというものではないんだ〜、やはり。。。」ということ。
土曜日の「おくりびと」は混むかもしれないと思い予約してきました。夜は余裕があるのか、真ん中の真ん中あたりの席を確保。ということでプチ「映画週間」になりました。
映画館で「おくりびと」のチラシを発見。(鞄の中で少しくしゃくしゃになっちゃいました)(^^;;;
「庄内地域ロケ地マップ」というもので、酒田、鶴岡、遊佐、余目など、映画のロケ地の写真と地図が載っています。自分の住む町の日常に近い場所が、非日常の映画の世界になるのは不思議な気持ちがします。
ちょっと見にくいですが左のように7カ所のロケ地が紹介されています。上の写真の、主人公が鳥海山をバックにチェロを弾くシーン(ま、ふつうチェロ奏者がこんなことはしないですけどね)は遊佐町で撮影。何度か話題にした「希望ホール」での「最後の演奏会」のシーンが右側の写真。小さくて、光の当たり方も悪くてみにくいでしょうが、主人公役のモッくんがチェロを弾く手前は、山響チェロのWさん、向こう側はビオラのらびおさんことKさんです。みな、ばっちり映っていますね。
藤沢周平原作の一連の映画(「武士の一分」や「隠し剣鬼の爪」、「山桜」などなど)は時代背景が江戸時代なので、ロケ地が酒田でも遊佐でもやはり非日常です。10月公開予定の「ICHI〜女座頭市」(綾瀬はるかが主役)も庄内でロケをしていますが、やはり非日常の世界が描かれています。「おくりびと」に出てくるいろいろな場面を、合唱やオケのエキストラで出演している友人、知人を、「あ!あそこだ!」「あ!あの人だ!」と思いながら観るのか、後から思い出しながら考えるのか、、、できれば映画に没頭したいと思います。
土曜がお休みの方には「三連休」の世の中ですが、私は土曜はお仕事。
日曜は家内のチェンバロの先生のコンサートが新潟の加茂市であるので、えっちらほっちら(表現が古い?)お出かけです。チェンバロ奏者八百板正巳「今後の演奏予定」をご参照ください。
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