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2014.04.06

サロン・コンサート第36回「バリトン・トリオ・コンサート」の御案内

バリトン、と言っても声楽ではありません。
Barytonと書きます。

20140120rainer2ハイドンが仕えたエステルハージ侯爵が好んだ楽器だったそうで、ハイドンは全部で126曲もの「バリトン三重奏曲」を書いたそうです。
演奏方法もやや複雑ですが、弦の数が多く、調律も大変、何より製作するのも大変、ということで次第に廃れてしまい、19世紀にはほとんど「忘れ去られた」楽器になってしまったそうです。

もはや「浜松楽器博物館」の様なところでしかお目にかかれない楽器の「生」の演奏会です。
Sc36「バリトン」を演奏するのは、ライナー・ツィパーリング氏。世界に10人居るか居ないか、という「幻の楽器」バリトンの奏者です。
トリオを組むのは、ヴィオラに若松夏美氏。オーケストラ・リベラ・クラシカのコンマス(バロックヴァイオリン)をつとめ、バッハ・コレギウム・ジャパン、18世紀オーケストラなどでも活躍しています。実は、balaineの仙台の中学の同級生です!
チェロは、鈴木秀美氏。「ジョンダーノ・ホール」にはこれまで3回出演され、これが4回目になります。秀美さんのおかげで、この「生演奏」に触れるのは奇跡とも言えるような楽器を見て聴く事が叶います。

Sc36_2バリトンという楽器の解説は、チラシの裏面をご覧下さい。
今回のこの「バリトン三重奏」は、酒田のくろき脳神経クリニック「ジョンダーノ・ホール」と、東京雑司ヶ谷の本浄寺というお寺にある「拝鈍亭」というホール、名古屋の栄にある「宗次ホール」(カレーCoCo壱番屋の創業者宗次氏所有の音楽ホール)の3カ所だけで開催されます。解説文は、「宗次ホール」の文章をお借りしました。
この機会を逃したら、生きているうちに生のバリトンの演奏を聴ける機会があるかどうか、という程稀で貴重な(秘仏御開帳並み)演奏会です。

多数のお越しをお待ちしております!


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