サロン・コンサート第36回「バリトン・トリオ・コンサート」の御案内
バリトン、と言っても声楽ではありません。
Barytonと書きます。
ハイドンが仕えたエステルハージ侯爵が好んだ楽器だったそうで、ハイドンは全部で126曲もの「バリトン三重奏曲」を書いたそうです。
演奏方法もやや複雑ですが、弦の数が多く、調律も大変、何より製作するのも大変、ということで次第に廃れてしまい、19世紀にはほとんど「忘れ去られた」楽器になってしまったそうです。
もはや「浜松楽器博物館」の様なところでしかお目にかかれない楽器の「生」の演奏会です。
「バリトン」を演奏するのは、ライナー・ツィパーリング氏。世界に10人居るか居ないか、という「幻の楽器」バリトンの奏者です。
トリオを組むのは、ヴィオラに若松夏美氏。オーケストラ・リベラ・クラシカのコンマス(バロックヴァイオリン)をつとめ、バッハ・コレギウム・ジャパン、18世紀オーケストラなどでも活躍しています。実は、balaineの仙台の中学の同級生です!
チェロは、鈴木秀美氏。「ジョンダーノ・ホール」にはこれまで3回出演され、これが4回目になります。秀美さんのおかげで、この「生演奏」に触れるのは奇跡とも言えるような楽器を見て聴く事が叶います。
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