« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

2014年1月

2014.01.28

サロン・コンサート第33回「鈴木秀美のガットストリーム」報告記。

2014年1月26日(日)、鈴木秀美さん2年振り、3回目の登場となったサロン・コンサート、無事終了しました。

Gutstreamprogram今回は、その10日前に同じ出演者、同じプログラムが東京のハクジュホールで行われていて、プログラムは共通にして頂きました。
ハクジュホール300名全指定席の公演入場料は5,000円でしたが、ジョンダーノ・ホール70名(入りませんでしたが)全自由席は4,000円でした。
お二人の音楽家が酒田まで来て前泊して公演に臨むので、いわゆる「アゴアシマクラ」は酒田公演の方がかかるのですが、なかなか酒田周辺のコンサートで5,000円以上演奏会というのはありません(あまり高いと売れ行きが落ちるのです)。

Photo公演前日25日(土)に鈴木秀美さんが自ら運転する車に積んで運んで来た、ご自身のイタリアン・チェンバロと、アンドレア・アマティ作のチェロです。
ジョンダーノ・ホールにはチェンバロが2台あり、昨年3月に曽根麻矢子さんがいらした時は、久保田彰氏作のフレミッシュチェンバロを演奏して頂きましたが、今回は17世紀のイタリアのチェロ曲が中心ということで、チェンバロもやはり発音が良くおしゃべりなイタリアンが良いということではるばる埼玉から雪の月山道を超えて運んで来られた訳です。


続きを読む "サロン・コンサート第33回「鈴木秀美のガットストリーム」報告記。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.01.16

寒中お見舞い

「寒中見舞い」は、日本の慣習の一つで、二十四節気の小寒(1月5日頃)から立春(2月4日頃)までの寒中に行う見舞いである。

1497975_640527432674262_268335072_o遅れて届いた年賀状への返礼は、1月も半ばを過ぎたので「寒中お見舞い」になるので、芸のないハガキ一枚では味気ないと考え、最近撮影した写真で絵はがきを作ってみました。

昨年は、両親の喪に服していた時期のため、年賀状が出せなかったわけですが、寒中見舞いに両親の他界をご存じない方々に、両親揃った笑顔の写真をハガキにしてお送りしました。福岡、倉敷、高松、仙台時代にお世話になった方々の中には、両親の死去を知らずにいて、私から届いた寒中見舞いの写真に手を合わせて冥福を祈って下さり、懐かしんでわざわざお手紙を私宛に送って下さった方もいらっしゃいました。

メールですぐに連絡がつく時代になって久しい訳ですが、ハガキや手紙を頂くと、特に万年筆や毛筆での直筆で心のこもった文字を読むと、その方の性格やお考えがよくわかり、こういう手書きの連絡は大切だなぁとしみじみ思いました。

続きを読む "寒中お見舞い"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.01.14

酒田フィル・ニューイヤーコンサートでヴァイオリン・デビュー!

2014/1/13(月・祝)は、所属する市民オケ酒田フィルハーモニー管弦楽団(今後も、”酒フィル”と略します)の、年次総会と団内ニューイヤーコンサート。
午前中は最終リハをやって、午後1時から2時間は総会。昨年の活動、これからの活動、会計収支決算、新役員、今後の指揮者、ソリスト、選曲に関わる討議など少々神経をすり減らす様な会議のあとは。。。

日頃オケとしては一緒に演奏していても、お話をしたことがほとんどない様な他パートの方々と一緒にアンサンブルを楽しんだり、自分の実力を見せつけたり(?)、誰も知らない様な曲に取り組んだり、とにかく楽しい時間を皆で共有するイベント「団内ニューイヤーコンサート」です。

Nこちらがプログラム。
2009年となっているのはご愛嬌。正しくは、当然2014年です。使われている写真は、昨年11月の定期演奏会でヴィオラ界の至宝今井信子氏と「イタリアのハロルド」を演奏したときのもの。
団員(Cb)が教員として勤務し、部活動を指導している、市内のK高校音楽部弦楽班の学生も参加してくれました。

Photoまず口火を切ったのは、イケメン?4人が取り組んだ「男臭い」カルテット。
曲もベートーヴェンの「セリオーソ」。皆、上手な人達なので聴き応え十分でした。2週間ほどでここまで持って来れるなら、半年位かけて練習すれば、山形Qの庄内定期のプレコンサートをお願いしても良いくらい(あ、でも山形市での山形Q定期と同様に、プレコンサートは女性がいいなあ、、、)

Photo_2ファゴットのおじさん(パプリカや「耕作くん」という芋焼酎では有名なYT氏)意外は、皆アラサー?の比較的若々しい木管四重奏。
シュターミッツの木管四重奏から一楽章だけ。爽やか演奏でした。

続きを読む "酒田フィル・ニューイヤーコンサートでヴァイオリン・デビュー!"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014.01.09

カレンダー

昨日は亡き母の月命日でした。
自宅は2009年12月に転居した一軒家で、昔風の仏間もなく、夫婦二人暮らしで跡継ぎもない我々には立派な仏壇は用意出来ず、両親の遺影は永らく床の間前に安置して毎日お線香をあげて来ました。
Photo_5この正月休みにようやく、小型の、上置き型の仏壇を買い求めました。ピンきりなのですが、両親が好きだった箱根の寄木細工が数カ所施されているのが決めてでした。

さて「一月はいぬ、弐月はにげる、参月はさる」と昔から言われます。
正月だと思ったら、松の内も明け、もう一月も1/3が過ぎようとしています。
Sc33今月26日(日)に開催するサロン・コンサート第33回「鈴木秀美のガットストリーム」の案内が1/10発行のコミュニティしんぶんのインフォメーション欄に掲載されました。
鈴木秀美さんが酒田で演奏されるのは2012年1月に、バッハ無伴奏チェロ組曲2,4,6番を「ジョンダーノ・ホール」で演奏されて以来(その前は2011年4月、大震災直後に同組曲1,3,5番の演奏)。
今回は、かのレオンハルトに師事しオランダでも活躍されていたチェンバロの上尾直毅さんと一緒に、17世紀から18世紀前半のイタリアのチェロ奏者&作曲者のプログラムです。
楽しみ!

Photo1さて、新年のカレンダー。いろいろありますが、こちらは某製薬会社の2014年のカレンダー。
タイトルは「日本医学の近代化を助けた来日外国人」。なかなか勉強になるカレンダーなので少し紹介します。
表紙はシーボルト。単なる肖像画ではなく、シーボルトが身につけていた衣装などの素材などを記録したものです。
右側、1月はスウェーデンの医師、植物学者ツェーンベリ(スウェーデン語に近い表記はトゥーンベリ)。ケンペル、シーボルトと共に「出島三学者」と称され、わずか一年の滞在中に長崎、箱根、江戸などで採集した日本の植物800種を分類して本を出版。その植物標本は、帰国後学長になったウプサラ大学に今も保存されているそうです。

続きを読む "カレンダー"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.01.07

2014年仕事始め二日目。

平成26年も明けて7日目。
仕事始め二日目になります。
Photo今日の朝はcanonが七草粥を準備してくれました。ありがたく頂きました。
東北地方で正月には「七草」は採れないので、昔から雑煮や納豆汁などを食す様ですが、今は「七草粥セット」が売られているので全国どこでも、京都や関東と同じ様に食せます。

さて、今年はなるべくブログも書こうという事で、正月のこと等書いてみたいと思います。
2013Photo_2元日は、酒田に住んでから恒例の三社詣りです。
クリニックの地鎮祭をして頂いた八雲神社、酒田の鎮守で山王祭の下日枝神社、九州宮崎に深い縁を持つものとして深く敬愛している「せごどん」が祀られている南洲神社の3つ。平成19年に酒田に転居して、平成20年の元日から今回で7年連続の三社詣りです。
南洲神社は、元庄内藩士菅実秀(臥牛翁)と南洲翁の『徳の交わり』の像の前で。この二人の向き合った心からの深い交流を表現する座像は、鹿児島の西郷さん(せごどん)の生家にもあるそうです。

続きを読む "2014年仕事始め二日目。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.01.06

ブログ活動10年目に入ります。

本ブログを始めたのは、2005(H17)年1月6日。
それから丸々9年が経ちました。
その間、旧名「県立N病院」から「O総合病院」、そして「大学病院」と移動があり、講師から准教授になり、学会活動も盛んに行い、全国学会主催事務局も担当し、非常に多忙な日々を過ごしました。

酒田での市民オケ活動、そして個人的な音楽活動にもっと時間を割く方法を模索し、酒田で開業する道を選択して大学病院を辞職。およそ8ヶ月の準備期間を経て、2008(H20)年3月3日に酒田でクリニックを開業しました。

酒田フィルハーモニー管弦楽団の活動も、H15年暮れに入団し、H16年3月の「さようなら!酒田市民会館」酒フィルファミリーコンサートを初出演として、それからもうすぐ丸10年となります。

2012年には9月、11月と相次いで二親の他界、葬儀、その後のいろいろがあり、昨年2013年までまだ引きずっていました。今年は心機一転、仕事に趣味にプライヴェイトに邁進して行こうと考えています。
3月になると、クリニックを開院して丸6年が経ち「7年目」に入ります。

昨年末からこの正月の間、やりたい事(自宅やクリニック院長室の片付けなど)は十分に出来ませんでした。楽しい事はたくさんありました。

これからも、ありきたりの言葉ですが、一日一日を大切にして、周囲の方々や環境への感謝の気持ちを持って、事に当たって行こうと思います。

続きを読む "ブログ活動10年目に入ります。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »