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2013.09.04

八百板チェンバロ教室第17回発表会に出演

庄内町狩川の冷岩寺さんでの「音奏会」の翌日は、新潟でした。

Photokanonが通っている新潟のチェンバロの師匠、八百板正己氏が主宰するチェンバロ教室の第17回の発表会です。
昨年4月に第14回の発表会 in 長岡に初参加(「チェンバロ教室発表会 in 長岡でフルートを吹く」)し今回が2回目ですが、新潟市の「りゅーとぴあ」のスタジオAでは初めて。


Photo_2八百板先生によれば、プログラムが15と過去最多、出演者も14名と多かったとのこと。
さらに、Mr.Bach1954氏のコネクションで東京フィルのホルン奏者にしてナチュラル・ホルンの名手塚田聡氏の賛助出演もあり、必ずしも「知られざる」曲ばかりではないものの、普段生の演奏会でそうそう聴くことの出来ない演目が並びました。バッハはもちろん、テレマン、ヴィヴァルディ、モーツァルト、ラモー、パーセル、クープランあたりは有名作曲家ですが、彼らの曲でも滅多に演奏されないプログラムが並びます。そして、フィッシャー、ブクステフーデ、ベーム、フリードリッヒ大王となると、古楽のプロのコンサートでもそうそう聴けない曲目です。

Photo_3出演者は新潟市とその周辺の方々で、せいぜい遠くても村上市(新潟市まで車で1時間〜1時間半)からの参加。
そこへ行くと、隣の県の山形の酒田から夫婦で参加するbalaine&kanonは相当の変わり者?でしょうか。
でも、本当に素晴らしい、いい曲ばかりでした。
個人的には、ブクステフーデとベームの曲は自分でもチェンバロで演奏してみたいと思いました。

Photo_4さて、前日にリハを兼ねた本番を経験しておいたフリードリッヒ大王作曲の「フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調」。
いろいろな細かいミスはありましたが、今自分の持つ技術で表現したいことはある程度出来たのではないかと思います。
まずは満足できる演奏でした。

Photo_5kanonは、ラモーの「トリオレ」と「ジプシー」。
冷岩寺で演奏した「三連符」と「エジプトの女」と同じものです(笑)。
でもなかなかいい演奏をしていたと思います。

お寺のお堂の、畳と木に囲まれた残響のほとんどない空間での演奏に比べると、「りゅーとぴあ」のスタジオAは非常に音響的に優れた、チェンバロや小音量のアンサンブル(弦楽アンサンブルやギターなど)に適したホールです。
以前、ここで平井千絵さんのフォルテピアノの演奏を聴きましたが(「平井千絵フォルテピアノ・リサイタル」)、やはり古楽系の音量の小さな、本来宮殿や教会の様な残響豊かな場所で演奏されていた楽器の演奏にピッタリんホールだと感じました。

東フィルホルン奏者の塚田氏は、アムステルダム留学時にフラウト・トラベルソも学び、今ではナチュラル・ホルンとともにトラベルソの演奏も盛んにされています。特にフォルテピアノ奏者である奥方の小倉喜久子さんとのアンサンブルには、どちらの楽器でも出演され、浜松市楽器博物館でのミュージアムコンサートや、先日まで銀座ヤマハで開催されていた「むかしむかしの素敵なピアノ展」記念コンサートでも演奏されている名手が、素人のチェンバロ演奏発表会に出演して下さったのですが、やはり素晴らしいものでした。

MrBach1954氏に「現代フルートでの演奏はもういいから、次はトラベルソで出演するしかないでしょう」と言われてしまいましたが、実際、フラウト・トラベルソに取り組んでみようかな、、、という気に少しなったステキな演奏会でした。

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