N響山形公演(2013/7/2)
マ:「皆様、お寒くありませんか?」
(マ=マエストロ小林研一郎)
ベルリオーズ作曲「幻想交響曲」の1楽章「夢と情熱」が終わって、指揮台から降りたコバケンさんが、コンマスのマロこと篠崎史紀氏と二言三言言葉を交わした後、突然客席に向かってはっきりとした大きな声で問いかけました。
頷く観客。
「寒いです」と答える女性の方も居ました。
私も夏用の薄手のジャケットを羽織っていたものの、空調効き過ぎだよなぁ、と思っていたのは事実。
コバケンさんが下手舞台袖の方に向かって何やら身振りで指示して、空調が止まり、2楽章が始まりました。
「炎のコバケン」の愛称で親しまれているマエストロ。その指揮姿は、時に唸り声をあげながら、頭を振ると髪もプルプル震え、オケに檄を飛ばしているかの様で、楽章間には滴り落ちる汗を丁寧にハンカチで拭って次の楽章に移るのが常。
昨日7/2、山形市民会館でN響山形公演。
前半はピアノに小山実稚恵さんを迎えての、ベートーヴェンの4番の協奏曲。
そして、後半のベルリオーズの「幻想交響曲」の時に、起こった出来事でした。
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