開院6年目
昨日日曜日は3月3日。
世間一般的には、「桃の節句」「女の子のお祭り」などとも言われています。
しかし、私にとってはクリニックの開院記念日。
2008年の3月3日(月)に小クリニックが産声を上げ、丸5年が経ちました。
人生に例えればちょうど幼稚園の年中さんでしょうか。
50才にもなってから、勤務を辞めて開業医になったので、20年もやったら70歳になります。ただ、開業医の場合、健康でやる気が続く限りは「定年」がありませんので、その気になれば80歳でもまだ働いていられると思います。
5周年を祝って、大きなケーキを頂きました。酒田にこの店有り!と言われる「ル・ポットフー」のパティシェの労作です。
ありがとうございます!
新暦の3月3日「桃の節句」は、旧暦では現在の4月3日頃に当たります。しかし、開院記念日としては誠に相応しい日でした。
古来中国では「上巳」の日に川で身を清め不浄を祓う習慣(上巳の祓)がありました。それが日本に伝わり、上巳の日に野山で薬草を摘み、身体の穢れを祓って健康と厄除けを祈願する日になりました。この事については何回か書いて来ました。拙ブログ「上巳の祓:開院記念日」をご参照ください。
これまでも、毎年3月3日にはお祝いのお花やケーキなどを頂いて来ました。
左は、2009年の一周年にお祝いに頂いたケーキ。茶色ですがクリニックのマスコットマーク(院長作)の鯨を象っています。
こちらは2010年の二周年にスタッフからプレゼントされたケーキ。
クリニックの看板、診察券、封筒などに使われている院長作の青い鯨のマークをケーキにして貰いました。
2011年三周年のケーキもスタッフからのプレゼント。
数字の「3」を象ってありました。
嬉しかったですねぇ。
;
;
2011年三周年の時には、以前もブログで紹介したこのグランドピアノ型ケーキを頂きました。
これも「ル・ポットフー」で作ってもらったものです。これがあまりにも素晴らしいため、拙ブログに載せた記事を、逆に「ル・ポットフー」のメインレストラン3階のエレベーターを降りたエントランス部分に額に入れた写真となって飾ってある程です。
ブログ記事「開院記念日」に詳しく書いています。
2012年の四周年にはケーキはありませんでした。こちらで「ケーキが欲しい」と言ってもらっている訳ではないのでこれは仕方ありません。私が境界型DMであることを考えて下さった結果、糖質の含まれていない「鯨」の焼酎になったという事でしょう。
何かを頂くというのは、物をもらえた喜びよりも、お祝いしようと準備して下さった、考えて下さったという気持ち、こころがありがたいものです。
五周年は節目ですが、MRIのリース料金も借金返済もまったく変わっていませんので、また同じ日々が続きます。コツコツと診療をして6年目をしっかりと地域の患者さんを助け、地域医療に貢献すべく努力を続けるのみです。
初心を思い出して、新たな一年に臨むのみです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント