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2012.09.05

サロン・コンサート第22回「山形弦楽四重奏団第6回庄内定期演奏会」、終了しました。〜その2

さて、続きです。
前半エアコンを切っていた間、およそ1時間。
部屋の中は湿気と熱気で大変です。休憩時間15分の間に、急速冷房!

そして後半のドビュッシー。
Q出だしは、「ううん?さっきの佐藤敏直と響きが似通ってないか?」という印象。
しかしすぐに「月の光」や「牧神の午後」などの作曲家だと思わせる様な共通点が現れます。非現実的というか、厭世的とまでは言わないまでも現実感の希薄な感じはいかにもドビュッシーらしい。
旋律もなんとなくあるようなないような、小節の区切りもあるようなないような、揺蕩うようでいてリズミカルだったり、まるで流れる水の様に一様ではありません。
 じっと耳を澄ませていると、弦楽器4つの演奏なのですが、ピアノ曲「ベルガマスク組曲」や「映像」のような構成、音の流れが聴こえてきます。今日聴いたベートーヴェンや佐藤敏直はもちろん聴き知っている弦楽四重奏曲と何が違うのかな、と考えてみると「和音」が違うのですね。
それだけに一見(一聴)難解な音楽に聴こえるのですが、古典的音楽理論にとらわれない自由な旋律、和声、テンポはドビュッシーの心の動きそのものを観ているようにも思え、理解しようなどと考えずただ聴いていればいいのだなと感じました。

Q_2ホールのエアコンは切っているため、文字通りの熱演で上昇する室温。
素晴らしい演奏に万雷の拍手拍手です。
久しぶりに聴きに来てくれた(初めての子もいたかも)、酒田光陵高校音楽部弦楽班(旧中央高校)の学生さんに花束嬢をお願いして、4人に花束贈呈。
拍手拍手!

中島さんが拍手を制して、お客様にお礼の挨拶。
そして山形Q庄内定期では定番になっている主催者共演のアンコールへ。
Cdur1アンコールながら一貫して演奏させて頂いているモーツァルトのフルート四重奏曲。balaineのフルートに、今回は1st Vnの中島さんが降りて初めて2nd Vnの今井さん、そしてVaの倉田さん、Vcの茂木さんとのアンサンブル。
今回選んだのは第2番 C-durの1楽章。出だしがちょっと気がかりでした。テンポが定まるかどうか、私のザッツの出し方とフルートの上行するアルペジオのスピード感で決まる感じがあります。
しかし、リハをする時間がなく本番まで一度も合わせが出来なかったため、やはりうまく行きませんでした。私がこけそうになったのをさすがプロ音楽家、お三人がピタっとつけて下さったのですが、その後ず〜っとイメージの1.5倍ほどのノロノロのテンポで進みました。
もう後へは引けないし今更3/4のテンポも変えられません。そのまま最後までゆっくり進みました。
ということで、出来としては自己採点50点(評価したところはダイナミクスの変化や、あるテンポを基本としながらも少し緩んだり、前へ進んだりするところが4人でアンサンブルとして出来たかな?)。

この後、もう一曲、中島さんが戻られて山形Q4人で、次回の予告?のようなベートーヴェンの弦楽四重奏曲第5番から2楽章メヌエットを演奏され、盛んな拍手でコンサートを終了致しました。

4人はクリニックの待合室から玄関にかけてお客様をお見送り。18時頃となっていたため、日中の暑さも大分和らいでいました。
打ち上げは前回2月の第5回庄内定期に続いて、ご近所の賄所「串きの」へ。
山響FC前会長で現相談役のK氏も参加して下さり、Vaの倉田さんの古くからの音楽仲間であり当日新潟からわざわざコンサートに駆けつけて頂いたO氏を交え、全部で8名楽しく打上りました。

まずは暑い中、汗をかきかき熱演されたのでビール。
そして「串きの」自慢の鹿児島を中心とする焼酎(balaineのボトルが2本キープされています)。さらに、8月にうちに寄って下さった元N響首席フルート奏者の小出信也さんがわざわざ新潟の蔵元から持って来て下さった「八海山」。山形Qメンバーで無類の酒好き、特に日本酒には詳しい中爺さんも喜んで下さったようです。

次のサロン・コンサートはなんと同じ9/22(土・祝)にトリフォーリオ、ピアノ三重奏です。
次の山形Qの庄内定期第7回は、来年2013年の2月頃を予定しています。


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コメント

諸準備、演奏等、お疲れ様でした。いろいろハラハラしたところもあったようですが、庄内定期の継続に敬意を表します。私も一度お邪魔してみたいと念願しているのですが、当分は無粋な三人分の仕事が続きます(^o^;)>poripori
それにしても、リハなしで本番!すごいですね~!モーツァルトでは、途中でじりじりとテンポアップというのも難しいですしね~。

投稿: narkejp | 2012.09.06 06:01

narkejpさん、ありがとうございます。いつの間にか20回を超えました。次は第23回のトリフォーリオ、その次はおそらく12月に、kanonのチェンバロの師匠の八百板氏(昨年12月初登場)の予定です。
どうぞいつか是非おいで下さい。

投稿: balaine | 2012.09.06 08:56

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