「海の日」は山へ。
7/16(月)は「海の日」。国民の祝日でした。
前日の雨も上がり、気温がグングン上がります。蒸し暑さ最高潮。
こんな暑い日に、海に行くなんて、、、いえ、それが正道でしょうが、私は山に逃げました。
向かったのは遊佐町の鳥海山中腹。有名な「パン工房BAKU麦」。
こだわりのパン工房、おいしいパンを焼いて売っている超ド田舎のお店とは聞いていました。知人が買って来てくれたパンを食べたことはあり、美味しいのは知っていました。でも自分で行くのは初めて。
予想を上回る場所。
「冬は車が通れるのだろうか?」と思う様な鳥海山の山中です。右端の写真の湯に、お店の前からは遊佐の田園地帯そしてその向こうに広がる日本海。素晴らしい眺めです。
パンは、一見人のお宅の様なお店に入ると篭の中に数種類手書きの値札と一緒に並べてあり、なんと会計はセルフサービス。紙かビニールの袋に自分で入れて、菓子缶の空き箱の横においてある電卓で自分で起算し、代金を菓子缶に入れ、釣り銭も必要ならそこからとって帰るのです。お店の人は、店の中に入った時に挨拶に出て来て「あんパンは今焼けたばかりだから、紙袋の方がいいかもね」と言って、あとは会計のシステムを説明したらすぐ裏に引っ込んでしまいました。接客などしないのです。
後で食べましたが、本当に美味しい。何も付けなくてもパンだけでバクバク食べられます。無添加の北海道産小麦粉で焼いているので次の日には固くなってしまいますが。
つぎに向かったのは、、、
胴腹の滝です。
昨年の記事、「鳥海山の恵み〜水〜」を参照下さい。
酒田市内から車で30分以上かかったパン屋さんから、さらに10分弱。どんどん山の中に入って行くと狭い道路に車が数台停まっているのでわかります。今はこの看板のある入口に駐車スペースが建設中でした。
少し歩いて行くとすぐに苔むした鳥居があります。暑い、湿度の高い下界とちがって空気は爽やかで静か。
鳥居から数分歩くと「胴腹滝」。そこには大量の水が常にわき出して流れ、取水口が4つあって自由にお水を頂くことが出来ます。
胴腹滝の説明はこちらをご参照下さい。
「岳人に水筒要らず」
と言われる湧水豊かな鳥海山の中でも一、二を争う水量の滝からどんどん水が流れます。
2つの滝から流れ出る水量は半端ではありません。その速さ、量を表現すべく、手持ちでぶれないギリギリにシャッタースピードを落とし(0.5秒)何枚か撮影。
流れ落ちて行く水が辺り一面にミストを作り、木陰と相まってひんやりとして気持ちいい。
お賽銭をあげ、美味しいお水も頂いてきました。
猛暑日はまた山に来たいと思います。
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