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2012.07.12

出羽遊心館と土門拳記念館の紫陽花

酒田市はその真ん中を最上川で南北にわけられており、「今さかた」と呼ばれる現在の中心地とその周辺が町としては発展しています。
「向こうさかた」と言われる最上川の南岸は、古くは徳尼公を伴って平泉から落ち延びた三十六人衆が住んだ場所でしたが、街の中心が最上川北岸に移ってからは永らく寂しい場所でした。

飯森山地区とその周辺を開発して、土門拳記念館や東北公益大学、工業団地などが作られ、新しい街が出来上がっていますが、酒田市美術館の隣にある「出羽遊心館」に先日初めて行ってみました。
「出羽遊心館」についてへ、かつて存在した雑誌SPOONの「出羽遊心館の庭園を訪ねて」に詳しい案内があります。酒田市の情報は、「こちら」です。

PhotoPhoto_2Photo_3左は遊心館玄関。
ちょうど裏千家淡交回会の月釜が行われていたようです。
真ん中は、遊心館の中庭をぐるりと回ってきたところ。
右は、遊心館から最上川越に酒田市街地を臨んだところです。

Photo_5Photo_4左は玄関脇から回って行くところから眺める庭園。芝も植え込みも手入れが行き届いています。
右は、駐車場脇にある竹林の小径。ここだけ見ると、京都のどこかの寺の庭にでも迷い込んだかのようです。


Photo_8Photo純和風の数寄屋造りのやや入り組んだ形の廊下を北東方向の奥に進んで行くと、茶室があります。その名も「泉流庵」。
躙口やつきあげ窓を擁した本格的な茶室です。6畳の勝手水屋も付いています。
今年4/30のブログ記事「徳尼公のこと」で書いた、徳の前が酒田に落ち延びてひっそりと暮らしていた草庵にちなんだ名前です。

Photo_6Photo_7四畳の茶室の床の間にかかった軸はなんと利休直筆のものだそうで、その説明書きがありました。
周囲の音はほとんど聞こえない静かな空間。今度、ここでゆっくりお茶を頂きたいものです。

出羽遊心館、素晴らしいところです。
タップリ楽しんだ後、向かったのはすぐ近くの土門拳記念、の周りの紫陽花の道。
Photo_9土門拳記念館の駐車場にこの地図があります。「白鳥池」と呼ばれている池を囲むアジサイ園のアジサイが今見頃を迎えているのです。
(この池、以前は「拳湖」という名前だったはずですが、北へ帰れない番の白鳥が土門拳記念館の敷地内に住み着いて、卵を産んだり雛が付加したりして有名になってから名前が変わったのでしょうか)

Photo_10Photo_11紫陽花はは今を盛りと咲き誇っていました。赤紫、青紫、真っ白、ピンク、色とりどりで綺麗です。
右の写真は、白鳥池の周りを「アジサイ園」を鑑賞しながら歩ける道になっています。

Photo_12Photo_13Photo_14紫陽花にも薔薇の様に名前のついた品種があり、いろいろな名前、たとえば「マチルダグッケス」とか「センセーション」とか「隅田の花火」と言った個性的な名前が付いています。
ゆっくり歩きながら紫陽花達を愛で、池の上を渡る涼しい風に癒されてきました。

またのんびり訪れてみたい場所です。

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