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2012.05.27

再び、秋吉敏子ソロコンサート!

2012年5月25日(金)、19時から庄内町余目の響ホールで開催された「秋吉敏子アンコール・ソロ・ピアノコンサート」に行って来ました。

Photo_2平日なので診療は18時までですが、この日は鶴岡の天神祭(通称「お化けまつり」)。先日5/20の酒田まつりが晴天に恵まれたので、ジンクス通り天神祭は午後から雨になりました。夕方受診する患者さんも少なかったので時間通り終了出来、まっすぐ響ホールに向かって余裕で開演に間に合いました。

このコンサートに「アンコール」とついている理由は、2年前に響ホールでソロピアのコンサートをされているからです。こちら→「大御所であること」という拙ブログ記事をご覧下さい。

Photo_31929年生まれの御年満82才(ことし83才になられる)。
確かに下手ドアからピアノに向かう足取りはややおぼつかない感じ。プログラムは小さな紙にメモして持って来たらしく、それを見ながら(老眼で見にくそう)、マイクを持ってMCをされます。
米国暮らしが長いので日本語は怪しく、英語が含まれる度合いが多い上に英語だけは流暢な発音で日本人には聞き取りにくい感じ。その上、なかなか言葉が浮かばなかったり出て来なかったり。。。

しかし、そんなことは演奏とはほとんど関係なし。

ひとたびピアノに向かうと、82才なんて年齢はまったく関係ない音楽がそこに生まれてきます。唸りながら、歌いながら、インプロヴァイズする姿は本当に若々しい。ピアノのテクニックに衰えはまったく感じられない。
1曲目は、オリジナル作品で1曲目に弾くことが多いと言う「ロング・イエロー・ロード」。
2年前はクラシックの名曲を「ワールドプレミアですよ」とジャズアレンジした演奏(バッハ、モーツァルト、ショパンなど)などを楽しみましたが、今回はスタンダードナンバーが中心。ジャズベーシストの曲。
特に後半はデューク・エリントンの曲を、彼との交流などの話しを交えながら演奏。
もうスイング!グルーヴィ!

ハイヒールを履き、キレイにカラーリングした髪、お洒落なドレス、そして不自由なだけにとてもていねいな日本語(〜していらしたでしょう?って感じ)、流暢な英語、言葉が上手く出て来ないと肩をすくめたりウィンクしたり。とても溌剌として颯爽として、思わず「かっこいい!」という言葉が漏れます。

Photo休憩を挟んで丸々2時間のステージをエネルギッシュにこなし、「戻って来るのも面倒だからこのまま弾くわね」とステージに下がらずにそのままアンコール(曲間にバックステージに下がらず演奏とMCを通された)。
「ヒロシマそして終焉」というアルバムに納められたオリジナル曲から「HOPE=希望」。

11才年下の夫ルー・タバキンとのビッグバンドももちろん素敵ですが、最近はソロのピアノコンサートが中心。ソロでホールの観客全員の心をつかむグルーヴィなジャズはかっこいい。
日本で約10年の演奏経験を積んでから単身米国に渡り、日本人として初めてバークレー音楽院に学ぶことになったのが1956年。なんと私が生まれる1年前。以来海外で生活しているので、半分は米国人と言ってもいいのだが、自分は日本人だという思いがオリジナルの曲、特に最後のアンコールに強く感じられました。
まだまだお元気で活躍して頂きたいものです。


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