映画『テルマエ・ロマエ』を観る
封切りになってから観に行くのを楽しみにしていました。
GWは混むでしょうし、いろいろな予定があるのでそのうち、、、と思っていました。しかし、narkejpさんのブログで「映画テルマエ・ロマエを観る」の記事を読んで、なるべく速く行きたいとの気持ちが高まってしまいました。
今週末は横浜で学会。今日木曜は半ドンなので、1510からの回を観に行くことに急遽決定。
イオンシネマ「三川」は久しぶりでしたが、平日の午後、人気映画ですがガラガラに近い状態でゆったり座って楽しめました。
ストーリーは原作がマンガなので荒唐無稽の一言。しかし、古代ローマの実在の皇帝ハドリアヌス帝やアントニヌス帝が出て来て、しかも主人公の大浴場設計技師ルシウス以下、「濃い顔」の日本人役者さんオンパレード。
balaine的にはハドリアヌス帝役の市村正規が良かったですねぇ。
他の配役はどうぞ映画『テルマエ・ロマエ』の公式サイトをご覧下さい。
「平たい顔族」の典型であるbalaine的にもnarkejpさんが書いておられるように、全編を流れるイタリアオペラを主とする音楽が良かったです。特にクライマックス部で使われたのが、ストーリーと歌の内容に整合性のない部分があるものの、「蝶々夫人」。3月の酒フィルのオペラで演奏した時のことが音楽に寄って蘇ります。ストーリーのクライマックスだからというより、音楽に感動して思わず涙を流しそうになってしまいました。
見終わって爽やかな印象が残りましたが、まず思ったのは街のテルメに行ってフルーツ牛乳飲みたいということでした。
楽しい映画です。「あべちゃん」の肉体美に興味のない人でも楽しめること請け合いです。
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コメント
当方の記事をご紹介いただき、ありがとうございます。なかなかおもしろかったですね。「のだめ」といい「JIN~仁」といい、漫画が原作のドラマや映画を観るようになりました。石頭も多少やわらかくなってきたようです。もしかすると、年齢のせいで脳細胞の数が顕著に減少しているのかもしれません(^o^)/
この映画から音楽をなくしたら、たぶんこれほどのインパクトはなかっただろうと思います。一部にフォーレなどもありましたが、全編これぞイタリア!という選曲で、堪能しました。たしかに、曲の内容を考えると、なんでこの場面でこの曲なんじゃ!?というところはありましたが、まあ、そこはあまり突っ込まずに、音楽を楽しみました。
投稿: narkejp | 2012.05.12 19:41
あれ?コメント書いたのが消えたようで。。。
「テルマエ・ロマエ」の原作には、映画で上戸彩さん扮する女の子の役はないそうですね。
「のだめ」でも「仁」でも、チャラチャラしていない、一途な、でもどこかネジの外れた?健気な女の子が中心になっているようです。男性だけでなく女性にも人気のこれらのキャラクターは今の世相に対して何か訴えているようにも感じます。
そして、「のだめ」の上野樹里さん、「仁」の綾瀬はるかさん、そしてこの上戸綾さん、みんなその後に大躍進した女優さんですね。
あまりテレビをご覧にならないnarkejpさんはご存知ないでしょうが、上戸彩さんは白い犬(おとうさんと呼ばれていて声は北大路欣也)で有名なソフトバンクのTVCFで大活躍、大河ドラマ「義経」ではワイルドさが特徴的な「うつぼ」役を演じた方です。
投稿: balaine | 2012.05.17 10:48