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2012.05.26

ヴァイオリンとギターのデュオコンサート

2012/5/26(木)、希望ホール小ホールで19時から催された「伝田正秀&佐藤正隆デュオ・コンサート」に行って来ました。

Photoヴァイオリンの伝田さんは、昨年の大震災直後を除いて年に1回の酒田公演をしている仙台フィルのコンサートマスターを昨年までされていたので馴染みがあります。ギターの佐藤正隆さんは失礼ながら今回まで存じ上げませんでした。
仙台の出身で、コンサート中のMCで話されたのですが、伝田さんが仙台フィルに所属して居た時は「同じ町内会」でもあったそうです。仙台でギター教室を主宰し、宮城学院女子大学、常磐城学園、東方文化生活大学高校などでギターの指導をされながら、演奏活動をされています。庄内国際ギターフェスティバルにも参加されたことがあるようです。

フルート&ギターはよくある組み合わせですが、ヴァイオリンとギターという組み合わせはbalaineは初めてでした。
プログラムは、
1)バルトーク/ルーマニア舞曲
2、3)クライスラー/愛の喜び、美しきロスマリン
4)パガニーニ/カンタービレ
5)ルビーラ/禁じられた遊び
6)タレガ/アルハンブラ宮殿の想い出
7)ヴィターリ/シャコンヌ
8)ピアソラ/タンゴの歴史より1900
<休憩>
9)(ギターソロ)
10)(ヴァイオリンソロ)
11)アルベニス/タンゴ
12)見岳章/川の流れのように
13、14)サラサーテ/アンダルシアのロマンス、チゴイネルワイゼン

印刷(A3用紙を2つ折にした簡素なコピー)には、7曲目は「バッハ/G線上のアリア」が予定されていましたが、実際はヴィターリのシャコンヌでした。9曲目と10曲目の曲名を忘れたので、思い出したら書き込みます。

ヴァイオリンとギターでは、音量の面でヴァイオリンの方が大きく、さらに弓で持続音が出せるヴァイオリンに対し、撥弦楽器であるギターは弾いた瞬間から音は減衰していくため2つの楽器のバランスがやや心配でした。
希望小ホールはそれほど残響がある訳ではありませんが、音響は悪くはありません。しかしステージ上にはPAが用意されており、ギターの音は増幅してステージ上のスピーカーからも聞こえるようにしてありました。
ヴァイオリンとピアノ、またはフルートとピアノで聞き慣れたたとえば「ルーマニア舞曲」などではギターの弱さを感じることもありましたが、ギターならではの音楽もたくさん感じる事が出来ました。

伝田さんのヴァイオリンは、まず安定感。卓越したテクニックに裏付けられて揺るぎのない安定した音色、その上での歌心や遊び心が感じられ、素晴らしい音楽性でした。
佐藤さんのギターは、繊細でやわらかく詩情あふれる音楽でした。それぞれの持ち味と音楽性がうまく溶け合って、時に激情して燃え、時に静謐に漂ったり揺れたり、踊ったりと多彩な表情を見せてくれました。
このコンサートは、秋田市と酒田市でギター教室を主催している舟橋さんが準備をされたのですが、酒田市の平日の夜ということで集客には条件はあまり良いとは言えず、前日の秋田よりは集まったようですが、60名足らずのお客さんではやや残念、というか勿体ない感じでした。

翌日(5/25)の仙台のコンサートは、佐藤さんの地元であり、伝田さんが5年在籍した仙台フィルの本拠地ということもありチケット完売の大盛況だったとの事。「ジョンダーノ・ホール」のサロン・コンサートもそうなのですが、個人の力でチラシを配ってもなかなか多くの人の目に触れる事は難しく、テレビなどのマスコミの力を使うには経費がかかるため容易には利用出来ません。
そのため「こんな音楽会、いつからやっていたんですか?」とか「知らなかった」「知っていればもっと前から来たかった」との言葉を頂いたこともあります。

でも、継続は力なり、とサロン・コンサートは続けて参ります。

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