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2011.08.29

JAO福岡大会〜番外編3:福岡&長崎グルメ

撮った写真はまだまだいっっぱ〜いありますが、そろそろこのシリーズも終了にしましょう。
最後は「グルメ篇」です。

Photo_5JAO福岡大会初日の「管分奏」と「全体練習」の合間に歩いて出かけてきた「かろのうろん」です。最近TVでも紹介されまた話題になりました。
讃岐や関西のうどんの様なしっかりしたコシはないうどんなのです。

Photo_6でもただ柔らかいだけではありませんでした。ぶよぶよに延びたものではありません。
柔らかさの中にしっかりした麺のコシを感じることが出来ました。お出汁もやっぱりbalaine好みです。
これはゴボ天うろんの大盛り。テーブルに置いてある刻んだネギは入れ放題、自由です。

Photo_7博多に行ったのに、2泊3日も居たのに、長浜ラーメンはもちろん、いわゆる博多ラーメンを一回も食べませんでした(8年くらい前に学会で行った時に食べて以来、いってないかも、、、)。
今回是非食べたかったのは「水炊き」です。子供の頃、母親が家で時々作ってくれました。
親鳥の骨付きぶつ切り肉を最初に入れます。鶏でとった出汁にさらに骨から出た出汁が加わり、コラーゲンたっぷりの美味しいスープになります。

Photo_8Photo_9左はお通し、当然の辛子明太子と酢もつ(鶏)も美味しい。
右は最後の締めにおじやかうどんを選べるのですが、当然のおじや。ああ、写真を見ているだけで味を思い出して涎が出てしまいます。(苦笑)

Photo_10まあ、でもなんといっても、これ、辛子明太子ですね。
美味しい辛子明太子と辛し高菜があれば、ご飯何杯でも行けますね。

〜〜〜〜〜
続いて長崎篇。

Photo_11Photo_12長崎の食と言えば、まずはチャンポンでしょう。
具たくさんに太麺、なによりそのスープ。これは実は長崎空港内の中華レストランのチャンポンですが、美味しくてスープを一滴も残さず飲み干しました(苦笑)。

Photo_22Photo_14もう一つ、「皿うどん」。
どこがうどんなの?と知らない人は思うでしょう。「アンカケ焼きそば」じゃやないの?と。
太麺も選べますが、本格的なのはこのパリパリ細麺ですよ、やっぱり。旨々です!

Photo_17空港のレストランで一緒に注文した「ラフテー」です。
「豚の角煮」とは呼ばずに、「ラフテー」なんです。長崎では正しくは東坡煮(とうばに)と言うのですが、それではお客に一々説明する必要があるからなんでしょうね。「角煮」とは似ていても違う物なんです。

Photo_15Photo_16長崎のグルメではありませんが、長崎本線「かもめ」車内で頂いたお弁当。
左が幕の内の「肥前路弁当」で、右が長崎名物詰め合わせの「長崎ぶらぶら弁当」です。「ぶらぶら節」という歌にちなんだネーミング。和中華折衷弁当という感じでした。ちゃんと真ん中に「ハトシ」が入ってます。

=====
グルメ篇おまけ。

8218/21、本番当日のbalaineのホテルの朝食。
前日は洋食中心だったこともありますが、本番前は純和風。しかも辛子明太子と辛し高菜どっさりです。左上の小皿には「おきうと」も。博多の食でパワーをつけて本番を乗り切ることが出来ました!

Photo_18Photo_19長崎のホテルの前の歩道にも、眼鏡橋の近くにも、「なんだ!あれは?!」というのを見つけました。
「まるで秋田のババヘラアイスのまねじゃないか?」と思ったそのアイス屋さんの名前は「ちりんちりんアイス」というそうで、しかも長崎が本家で秋田の人が長崎に修行に来て、後に秋田で「ババヘラアイス」を始めたのだそうです。
知らなかった。世の中は広い!

Photo_20今回の自分へのお土産(クリニックのスタッフには琵琶ゼリー)。
上の保温パックに入っていた、左から長崎名物「ハトシ」、クジラかつ天、そして博多の辛しめんたい。毎日美味しく頂き、すでに残りはありません、はい。

最後におまけのおまけ。
Photo_21ご存知、崎陽軒のシウマイ弁当。
8/19(金)の朝7:29新横浜発の「のぞみ9号」車内で朝ご飯として食べました。

横浜では横浜の、博多では博多の、長崎では長崎の、そして当然酒田では酒田の、土地の物を食べるというのはとても大切なことだ思います。
まあ、ただ食いしん坊なだけですけど。。。

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コメント

東坡肉(トンポーロウ)、昨年杭州で食べた時に知ったのですが、
『西湖の美しさをたくさん詠んだ詩人・蘇東坡が、宋代に杭州の太守(首長)を務め、西湖に堤防を作りました。西湖の泥を掻きださないと泥に埋まってしまう恐れがあった為の大工事で、大勢の軍民により約半年で堤防が完成し、「蘇堤」と呼ばれています。
その時に、工事に関わった労働者たちの労苦に報いるために、蘇東坡が振る舞った料理が評判になり、彼の名をとって「東坡肉」と言われているそうです』
色々説があるでしょうが、そんないわれもあるそうです。

投稿: yonemama | 2011.08.30 11:05

yonemamaさん、なるほど。長崎で「東坡煮(とうばに)」と呼ぶのは「東坡肉(トンポーロウ)」から来ているのですね。
豚肉の皮を剥いで味付けに醤油を使うのが、日本式「豚の角煮」で、東坡肉は皮を付けたままで煮るだけでなく蒸す作業も加わり、味付けには中国醤油を使うなど、似ているけど違う点がいくつかあるようですね。

投稿: balaine | 2011.08.30 15:03

ずっと読ませていただきました。
詳しい文章と写真のおかげで、北九州の旅をした気分になりました。ありがとうございます。

演奏会も成功だったようですね。おめでとうございます。
本番に強いとは、さすがの実力です。うらやましいですね。

新潟古楽フェスティバルも今週末に迫りました。先週、最終会議をひらき、すべての準備が整いました。今は最後の練習に励んでします。
今年は仕事が忙しく、練習時間がとれないのが辛いところですが、先生のお手本に習って、なんとか乗り切ります。でも、本番は楽しくやりたいと思っています。

投稿: MrBach1954 | 2011.09.06 06:56

MrBach1954さま、古楽フェスの盛会をお祈り致します。私は仕事で行けませんが、kanonが参りますのでよろしくお願い致します。

投稿: balaine | 2011.09.07 00:56

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