« いよいよ明日です! | トップページ | 最近の食など »

2011.07.18

ブランデンブルク協奏曲第5番演奏しました

Photo今日のコンサート、もちろん主役は高校生達で、曲はブランデンの他に7曲あったのです。
ソリストに山響首席ホルンの八木さんとヴァイオリニストの駒込さんをお迎えしてのコンサートでしたし、ブランデンブルク協奏曲は5番の1楽章だけの「抜粋」でした。
そういう意味で決してメインではなかったのです。

Photo_2でもチェンバロ弾きのkanonにとっては憧れの曲であり、フルート吹きのbalaineにとっても重要な曲です。そして今回のコンサートで使用したチェンバロは昨年うちの仲間になった久保田彰氏製作になる愛称「白さん」。
その愛称の由来は上の写真の如く、響板のローズ孔脇にたたずむ今は亡き「白ちいさいさん」(命名kanon)。大蓋に描かれた絵は、オランダ(現在のベルギーにあたる)のフランドル地方に歴史上多くの名器を生み出しフレミッシュ・チェンバロと総称される楽器をモデルにしているこのチェンバロにふさわしい絵をと、kanonが17~8世紀のオランダの絵画の中から選んだものです。
我々の暮らす酒田のイメージと重ね合わせて、「海」「港」「夕陽」「風車」(風力発電の風車が海沿いにたくさんあるんです)が描かれた絵を選びました。

Rh本番中の写真はありませんので(ビデオは撮りましたが)、本日午前中のゲネプロの写真を。
いつもはbalaineが撮っているので、自分が写っている写真は一枚もないのですが、今日は昨日から前日入りでチェンバロの運搬と調律のために来てくださっている林裕希氏(氏のブログはこちら)がbalaineのカメラで写真を撮って下さいました(林さん自身は同じCanonの本物の一眼レフフィルムカメラをお持ちでしたが)。

Rh_2なかなかいろいろな角度から自分が笛を吹いている姿を見ることはないので、貴重な写真です。
市民オケの演奏会や、Giondano Hallのサロン・コンサートでのbalaineの演奏姿をこのブログで見ている方には、今回の違いがお分かりでしょうか。

Rh_3おかげさまで、演奏は大きな事故もなく、昨日のリハでは何回もとちっていた部分もなんとか吹きこなすことが出来ました。高校生達の弦楽合奏とbalaineの笛のピッチが微妙にずれることも少なくはありませんでしたが、全体の流れとしていい演奏になったと自画自賛しています。

Grhそして、 約3分間のどソロのカデンツァ部分のkanonの演奏も、本番が一番良かったのではないでしょうか。
よく出来ました!の花マルを付けてあげたいと思います。
写真は、大震災による犠牲者を追悼する演奏「G線上のアリア」のゲネプロ中のものです。


Rh_4プログラムのメインの一つである、山響首席ホルン奏者八木健史さんのゲネプロ中の写真です。
モーツァルトのホルン協奏曲の第2番を演奏されました。流石の演奏でした。音楽に「こうしたい」という意志が強く感じられる素晴らしい演奏だったと思います。
高校生達も大変良く頑張りました。花マル3重丸です!

もう一つのソリスト演奏である駒込綾さんとのベートーヴェンのロマンス第2番は、balaineも乗り番だったため写真がありません(ビデオはあります!)。
プログラム前半のステージで素晴らしい美音で艶やかな「ロマンス」を披露してくださいました。さらに後半にはプッチーニの「トゥーランドット」の中の有名な『誰も寝てはならぬ』(Nessun dorma)でソロ。低音から超高音まで音域の広いヴァイオリンの特徴を生かした技巧的な旋律を魅力的に演奏してくださいました。
ヴラヴァ!!!です。

この他には、学生だけの弦楽アンサンブルが2曲と、ディーリアス作曲「春はじめてのカッコウを聴いて」、そしてアンコールにはバルトークのルーマニア舞曲+酒田中央高校校歌。

今年創立70周年を迎えた酒田市立酒田中央高校ですが、来年度から3県立高校と統廃合されて「光陵高校」という、どこぞの野球の強い高校みたいな名前に変わってしまいます。という訳で、酒田中央高校音楽部の定期演奏会も今回が「最後」になるそうです。

記念すべき、そして大震災チャリティーコンサートに参加することが出来て、しかもブランデンブルク協奏曲に夫婦で参加出来てとても幸せでした。

さて、次は「ペトルーシュカ」ですね。。。

|

« いよいよ明日です! | トップページ | 最近の食など »

コメント

成功おめでとうございます。
高校生には、貴重な経験になったのではないでしょうか。
写真はゲネプロですが、雰囲気はよく伝わってきました。音まで聴こえて来るようです。先生の笛は木製でしょうか?

伝統ある高校のようですが、統廃合されるようですね。そのために長く続いた定期公演がなくなってしまうのは、時代の趨勢とはいえ残念でなりません。

投稿: MrBach1954 | 2011.07.19 02:44

演奏会の成功、おめでとうございます。お疲れ様でした。高校生ばかりでなく、こうして大人の人たちが協力してくれる演奏会は、高校生たちの心に残ることでしょう。それが一番素晴らしいことだと思います。

投稿: narkejp | 2011.07.19 05:15

演奏会、大成功おめでとう ございます。
高校生と一緒に演奏できるっていいですね。高校生の皆さんもいい体験ができたと思います。
この定期演奏会が、学校統合後、ちがった形ででも継続されるといいですね。

ところで、
木管はパウエルですか?
弦楽器とのアンサンブルは金属管よりも木管の方が自然に解け合うような気がするので、わたしも木管を使うことが多いです。汗で滑りやすいのが難ですけど。

投稿: Teddy | 2011.07.19 12:56

MrBach1954さま、本番はいつも緊張しますがわずか1週間前に手にしたばかりの木管での本番はちょっと冒険でした。しかしチェンバロや弦楽器との音色の混ざり具合がいい、と周りから言われて挑戦しました。
統廃合された後も音楽部弦楽合奏は残ると思いますが、要は指導者の熱意です。市民オケ仲間のM先生が居る限りは大丈夫ではないかと思いますが。

投稿: balaine | 2011.07.19 13:37

nrakejpさま、八木さんのコンチェルトを聴くためでしょう、会場にはホルン吹きが目立ったような。なんと山響団員までいらしてくださいました。
高校生は本当に弦楽器を持って1年とか2年しか経たない子達ばかり。1年生などはまだ3ヶ月です。でも頑張って練習し上達していました。若いって凄いんだな、と思いました。
将来的に、進学や就職すれば酒田から離れる子が多いのですが、一人でも酒田フィルに戻ってきてくれればと願っているのです。

投稿: balaine | 2011.07.19 13:40

Teddyさま、ご明察です!
先日京王プラザで学会があった帰りに、そこから徒歩1分くらいのところにあるドルチェ楽器新宿店でパウエルの木管(銀メカの方)を借りてきました。N響の神田さんの選定品になっていましたが、そういうことは抜きにしていい楽器だなと思いました。実は前々から気になっていて、1年ぐらい前に一度ドルチェ楽器にパウエルの木管を試しに行っているのです。店員さんも覚えていてくださって、買ってもらう気満々で試奏させてもらい、そのまま1〜2週間お試しということになったのです。その間、このブランデンがあったのと、秋の定期のブラ3は18金より木管の方が他の楽器と溶け合うかも?などと想像して借りてみたのですが、家内の方が気に入ったようで「買ったら?」と誘惑されています。
どうなりますことやら(先立つ物があまりありませんので)。

投稿: balaine | 2011.07.19 13:46

奥様公認なら最高じゃないですか。
チェンバロとあわせるのにも金属管よりしっくりくるとおもいますよ。(悪魔のささやき…わたしはパウエルジャパンの回し者ではありませんが)

投稿: Teddy | 2011.07.20 12:36

Teddyさん、悪魔のささやきありがとうございます。
ブランデンだけビデオ編集して「限定公開」でYouTubeにアップしました。一般公開はしていないのでURLを知らなければ観れません。
でもFacebookでは「限定公開」で見たい人だけ(ピッチの不安定さに気分を害される可能性のある方はお勧めしません、の一言を添えて)に公開いたしましたよ。

投稿: balaine | 2011.07.20 13:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74618/52246825

この記事へのトラックバック一覧です: ブランデンブルク協奏曲第5番演奏しました:

« いよいよ明日です! | トップページ | 最近の食など »