次回のサロン・コンサート
H20年3月3日の拙クリニック開院後、同年5月に第1回を開催した院内サロン・コンサート。
不定期ながら年に3、4回の開催をなんとか続けて参りました。
今年の4月には、鈴木秀美さんにお出で頂き第13回を、6月にはフルートの師匠のお一人上坂学氏にお出で頂き4年連続4回目となる「酒田場所」として第14回を開催しました。
そして第15回のサロン・コンサートを9月18日(日)に開催することが決まり、チラシを作成しました。
山形弦楽四重奏団の第4回庄内定期演奏会です。
2nd violinの駒込綾さんが退団し、新たに山響第1Vnの今井東子(はるこ)さんがメンバーとして加わっての初のコンサートとなります。
プログラムは
・L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
・A.ドヴォルジャーク 弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96「アメリカ」
・尾崎宗吉 小弦楽四重奏曲 Op.1(1935)
です。
山形Qが最も力をいれて定期演奏会を続けている山形市の文翔館でのコンサート・シリーズは、先日7月17日に第40回を迎えています。
今回のプログラムのうち、ベートーヴェンの「セリオーソ」は、2007年9月30日の第37回定期演奏会で披露されています。ドヴォルジャークの「アメリカ」は、なんと2001年8月17日の第2回定期演奏会で披露されています。尾崎の小弦楽四重奏曲は、2010年4月20日の第35回定期演奏会で披露されています。
こういうデータは、山形QのHP内のコンサート情報の「これまでの演奏会」にまとめて掲載されています。
もちろんいずれも名曲ですが、山形Qの皆さんも以前に定期演奏会で演奏した曲を再度演奏する歓びを感じて準備していらっしゃるようです。当然、以前よりも進歩進化した姿を披露したい気持ちはプロもアマもなく音楽を演奏するものなら誰でも持つ心情だと思います。
さらに、昔には見えなかったものが見えたり、以前考えていたことと違うものを楽譜から読み取ったりと、音楽家としての進化成長が演奏に現れるでしょうし、そういうことに対するプレッシャーみたいなものもあるかもしれません。
しかし、庄内での演奏はいずれも「初」ですから、聴く方はシンプルに音楽の喜びに浸りたいものです。
9月18日(日)、連休の中日ですが、興味のある方はどうぞ予定に入れておいてください。
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