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2011.06.07

ペトルーシュカ(+初夏、でしょうか?)

まずは最近の鳥海山。
曇、雨、天候不順が続いていて、5/6の今頃「種蒔きオジさん」?の記事以後なかなか写真に収めていませんでした。
05180607左は5/18、右は今日の鳥海山。
3週間で大分鳥海山の雪も消えて来ました。初夏を感じます。
蒸発して空に上がって行く成分も多いでしょうが、溶けて土にしみ込み時間をかけて滋養豊かで清冽な水を遊佐町や旧八幡に湧出させます。

Photoその恩恵の一つが、吹浦など遊佐沖で穫れる岩ガキです。
先日、「こい勢」で頂いた今年初物の「吹浦沖の岩ガキ」です(5月に「アルケ」で頂いたのは石川沖の岩ガキでした)。まだ小粒ですね。

さて、タイトルの話。
今年8/21(日)に生まれ故郷の福岡市でJAO福岡大会が開催され、その社会人Aオケに参加がかない、演奏することになった「ペトルーシュカ」。
「火の鳥」「春の祭典」と共にストラヴィンスキーの「三大バレエ」作品と呼ばれ、バレエを伴わずにオーケストラ単独のコンサート形式の演奏もよく行われます。また、アルトゥール・ルービンシュタインの依頼を受けて、有名な第1幕の中の「ロシアの踊り」をピアノ曲として編曲した「ペトルーシュカからの3楽章」も有名ですね(「のだめ」で、コンクールに向かう電車の中で、他人の携帯の着信音が「今日の料理」のテーマだったため、この曲を弾いている途中でこんがらがって「今日の料理」のテーマを散りばめてしまったシーンがありましたね)

一言で言ってしまえば「ロシア版ピノキオ」である「ペトルーシュカ」。
実はバレエは観た事が無かったのですが、YouTubeでいくつか観る事が出来て、この音楽の意味がよくわかりました。


YouTubeで「お気に入り」登録して、FaceBookでも観れるようになっていますが、自宅でもパソコンから離れて、外出中のiPhoneでもどこでも観て頭に曲を叩き込めるように、ここにもリンク集を作っておきます。

パリ・オペラ座のバレエから
ペトルーシュカ(パリ・オペラ座)1
ペトルーシュカ(パリ・オペラ座)2
ペトルーシュカ(パリ・オペラ座)3
ペトルーシュカ(パリ・オペラ座)4

これはロシア製。映画撮影の様にスタジオで撮ったもののようです。
振り付けは上記パリとほぼ同じ。演出や小物は少し違いますが、登場人物の衣服や化粧も似ています。
ペトルーシュカ1
ペトルーシュカ2
ペトルーシュカ3
ペトルーシュカ4

バレエではなくオーケストラのコンサートのYouTubeもあります。
1番フルートの家族の撮影なのか、固定でずっと同じアングルですけどね。 balaineにはかえって参考になります。
オケ:ペトルーシュカ1
オケ:ペトルーシュカ2
オケ:ペトルーシュカ3
オケ:ペトルーシュカ4

こちらもオケの映像。今度はトロンボーンあたりから指揮者を見た固定映像。1947年版とありますので、今度演奏する1911年版と違いますが、指揮の参考になります。
オケ:ペトルーシュカ(1947)1
オケ:ペトルーシュカ(1947)2
オケ:ペトルーシュカ(1947)3
オケ:ペトルーシュカ(1947)4

こちらはベルフィル。第1場の「ロシアの踊り」だけですが。
あ、パユしゃまが吹いてる(笑)。
ラトル&ベルフィル:ロシアの踊り
これ観たら有料でもComplete Performance買いたくなっちゃいますね〜、パユしゃまだし。あ、でも1947版なのか。。。

もうイッチョ、笑っちゃうけど「3D」です。緑と赤の眼鏡をかけると飛び出すベルフィル(リハーサル)。
飛び出す「パユしゃま」!(爆)ちょうど医学系雑誌の付録で飛び出す心血管系を見るために緑/赤の眼鏡が付いて来たので捨てなくて良かった!
ラトル&ベルフィル:飛び出すペトルーシュカ(ロシアの踊り)


ほかにもた〜くさんあるので、このくらいにしておきましょう。
これで8/19に福岡に行くまでには頭の中に「ペトルーシュカ」が隅々まで叩き込まれている、はず(?)。

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コメント

リストの多さに、balaine先生の意気込みが感じられますね。
それにしても、いつもさらわなければいけない曲が多いですね。感心してしまいます。私など1〜2曲が限度です。それ以上はとても練習する時間が確保できません(>_<)

フルートのサロンコンサート、ぜひ行きたかったのですが、同窓会の仕事で佐渡に行かなければなりません。成功を佐渡からお祈りしております。

投稿: MrBach1954 | 2011.06.07 18:40

MrBach1954さま、私はいわゆる「教則本」や「基礎練習」をほとんどしない人なのです。一日の音出しも、普通はロングトーンとか、ゆっくり音階練習をするとかやるのでしょうが、私の場合、2、3音を出したらすぐに「曲」です。
今頃になってもっと若い頃に「基礎練習」をみっちりやって、小脳系にフルート演奏に必要な目や指の動きを叩き込んでおけば、今苦労することも少なかったかもしれません。曲の中の難しい部分、苦手なパッセージだけを取りだして、そこだけ数十回、いろいろなアーティキュレーションで吹いてみることが私の「基礎練習」のようなものです。
曲を仕上げるとの、普段の練習と同時進行ですが、もちろん演奏するスケジュールを考えて、練習に軽重を付けていますからそんなに時間はかけませんよ。「ペトルーシュカ」はまだほんの譜読みの段階。来年のオペラもまだ楽譜を開いたバカリ。今はCPEBachに一日の練習の8割程を注いでいます。こんな乱暴な練習方法でも何年か前に比べると、音も指周りも上達している気がします。これを20代の頃までにやっておけば、、、と思いますけどね(笑)。

投稿: balaine | 2011.06.08 07:44

さまざまなヴァージョンを探し出すのはさすがbalaineさん。

>ちょうど医学系雑誌の付録で飛び出す心血管系を見るために緑/赤の眼鏡が付いて来たので捨てなくて良かった!

わたしもこれ受け取りました。記事をちょっとみて、大したことないや…と捨ててしまいました。とっておけばよかったかな。

投稿: Teddy | 2011.06.08 12:19

balaine先生も練習時間の使い方に苦労されているんですね.私も基礎練習は,シャープないしフラットが4個以下の調で音階練習するくらいです.ただし,タンギングに細心の注意をはらい,いくつかのパターンで練習しています.一日でとれる時間は1時間くらいですから,1〜2曲が限度ですね.

先週,リコーダー連盟の演奏会が終わったので,いまはテレマンのソナタに集中しています.第1・第3楽章は,装飾奏法が要求されるので,ジャズ奏者のように,様々なパターンを試みています.テレマンの場合,素人向けに装飾例を記した「Methodische Sonaten」(装飾のための12の範例つきソナタ)という曲集があるので,それが参考になります.最近,リコーダーとヴァイオリンのためのトリオソナタの楽譜を検索していたら,最初に見つかったのはやはりテレマンの曲でした.

このように,テレマンという人物は,250年後の演奏家にも役立つ曲を山のように残しています(全貌はまだ誰も知らない?).よくよく音楽マーケットのことを熟知した作曲家だと思いますね.その意味では,ヘンデルもバッハも凌いでいます.

投稿: MrBach1954 | 2011.06.08 13:08

Teddyさん、いやなかなか面白かったですよ、飛び出す「パユしゃま」。ラトルさんの背中の肉の厚みとか、ヴァイオリンのプルトでの前後の奥行きとか、特にホルンからトランペットまでの7、8人の横の列の奥行きが強調されて面白いです。が、長く観てると疲れます。
それから赤い弦のあるハープなどは弦が一部見にくかったりしますね。
これ、どうなんでしょう、あまり流行らないと思うけど。

投稿: balaine | 2011.06.08 17:04

MrBach1954さん、テレマンは凄いですよね。
私はテレマンの作品は遠ざけて来た訳ではありませんが、あまり近づかなかったと言った方がいいようです。
作品の良さを理解していないというより、現代楽器(たとえばフルート&ピアノ)で演奏してもなんかピンと来ないんですよね。
脳の可塑性や錐体外路系、小脳系を鍛えるという点からみるとお互い50代というのはきついですが、でも努力は続ければ脳科学的にも実るはずです。特に、絶対にミスをせず、正しい指使いでゆっくりと練習する事を繰り返す事を続けていると、いつの日にか「大分出来るようになった!」と実感することがありますよね。

投稿: balaine | 2011.06.08 17:16

さすがにbalaine先生、言うことが違いますね。

まったく同じことをいつも八百板さんと話しています。
私も最近は焦らなくなりました。決して力まないで、間違えないテンポで繰り返し練習していると、よほどアクロバティックなパッセージでない限り、必ず演奏できるようになりますよね。

ある学会の発表で、f-MRIを用いて運動の学習を調べた報告がありました。その報告によれば、運動速度が速いときは、大脳皮質の連合野や前頭野の活動が活発となり、小脳系の活動が低下するとのことでした。これは練習経験とよく一致しています。

もうひとつ、指の動きと力を最小限にして、絶対にサイズの大きな運動単位を使わないのも、練習のこつではないでしょうか。そうすれば、精度の高い運動を早く学習することができます。
経験からすると、指先の機械受容器からの感覚情報は、タンギングと指の運動との同期をとるのに、とても重要な役割を果たしているように思います。そのためにも、指の力の入れ過ぎはマイナスです。
リコーダーの場合、高精度な息圧制御も重要ですので、口腔・咽頭・喉頭部の機械受容器を使って息圧を常にモニターしながら、横隔膜を高精度かつ高速に制御しなければなりません。

楽器の演奏中、脳はフル稼働状態ですよね。

投稿: MrBach1954 | 2011.06.08 23:19

MrBach1954さん、またチャットモードになってますね(笑)。
ずいぶん前に、とあるHPを作っていた時に、私なりに考えたフルート練習法、上達法をまとめようとして潰えた事がありました。八百板先生のHPに同じ様なこと(ゆっくり、ていねいに、決して間違えずに、繰り返す)が書いてあり、脳科学的な楽器習得・上達法をいつか成書にしたいなぁなどと考えています。
これは、八百板先生、MrBach1954さん、balaine他の分担執筆で実現できるかもしれない、と真面目に思いました。

投稿: balaine | 2011.06.09 14:04

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