今頃「種蒔きオジさん」?
で今日撮影した鳥海山(一番上の写真)の二峰性の低い峰の下(写真ほぼ中央)に、腰を曲げて農作業をしている、いわゆる「種蒔きオジさん」が確認出来ました。
例年は、4月中旬には現れる「オジさん」の姿。これを見ると、農家の人たちは「(米の)「種蒔き」の時期だのぉ」と思うと言われている鳥海山の山腹に現れる姿なのです。
こちらは4/21に院長室から撮影した鳥海山。この時以来、今日まで2週間、きれいに頂上まで晴れた鳥海山は見られなかった(?)ようですが、この時には「種蒔きオジさん」は現れていませんね。
やはり今年は冬が去るのが遅く、春の到来がかなり遅れました。庄内地方では、多くの田圃でようやく代掻きが終わっていよいよ田植えシーズンという感じですが、遅いところでは5月末までずれ込みそうだという話。
5/19〜21は401年連続開催されている『酒田まつり』ですが、通常は、田植えも終わり農家の方々も一息つく頃だからこそ行われて来た祭りなのですが、今年はその頃に、またはその後に田植えをするところもありそうです。
やはりNHKです。
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昨日、クリニックで脳ドックの仕事をして帰宅しようとしたら、暮れなずんだ西の空に新月が出ていました。
左は、通常の自動モードで撮影したもの。月全体の輪郭の中に、太陽の光を浴びた新月が光ります。
右は、絞って露出を抑えたもの。新月も表面のデコボコ感がわかります。
同様に4/10の夜に撮影した7月齢程のお月様。
左は自動撮影モード。右は三脚を使用して以前満月を撮ったときの撮影モードで。
上の写真の新月の右下に太陽の光が当たっている部分は、この半月でも同じ場所なのでしょうか。
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コメント
balaineさま
連休中も精力的に活動されていて,感心してしまいました.私は原稿の締め切りに追われていました.いまでもまだ・・・
鳥海山の「種蒔きオジさん」,確認しました.白黒反転ですが,これも雪形と言うのでしょうね.
実家の長岡市では,農作業が始まる時期,東山連峰の鋸山の山頂下に「川」の時が表れます.しかし今年は雪が多かったせいか,先週末ではまだ「川」になっていませんでした.
投稿: MrBach1954 | 2011.05.07 04:08
MrBach1954さま、原稿書きお疲れさまです。
私もちょっとだけ仕事しましたよ。短い依頼原稿が一つ、脳ドックレポートが一人分、今日出かける学会の同時通訳担当セッションの抄録の英訳、くらいですが。
そういえば6月中旬締切の論文形式の依頼原稿があったのでした。。。
鳥海山の麓の遊佐町では、積雪量、雪解け状況は、田畑の仕事に密接に結びついているので、今でも西洋暦のカレンダーよりもこの「種蒔きオジさん」の方がアテにされているようです。大震災の時にも明らかになりましたが、昔の人、「爺さん」の言う事は聞くべきものですね。
投稿: balaine | 2011.05.07 08:58