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2011.05.21

酒田まつり、今年も満喫

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本祭りの5/20(金)は診療を昼過ぎで終了、午後を休診にしてお出かけ。帰って着替える時間も惜しみ、Yシャツにネクタイのまま向かったのは、「山王くらぶ」駐車場で開催されている「福幸市」。
大震災の影響、特に原発事故の被害を受け、風評被害などで観光客の激減している福島の会津地方を支援しようと酒田から会津の団体やお店に声をかけて実現したようです。
「復興」と福島の「福」をかけたネーミングがイカしてます。
喜多方ラーメン、B級グルメのソースカツ丼、カレー焼そばなどのの店があり、さっそく「全部」(笑)頂きました。
ソースカツ丼は新潟のソースカツ丼とも違って、結構甘いいわゆるとんかつソース風のたれがたっぷりかかっていました。カレー焼そばは、給食のカレー風のルーが茹でた後炒めた麺にたっぷりかかっていて、これもB級に美味しいです。

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お腹を満たして13時過ぎから始まっている山車行列を観に中町商店街に戻ります。
昨年からお出ましになったミニ山鉾も引かれています。保育園や小学校の山車行列なども元気に参加。本来、この山車行列は酒田の奉行所の役人達が先頭を切って歩いたのだそうで、今の時代はその代わりは酒田市長と市議達。顔なじみの方もいて貴重な「お札」を頂きました。
酒田の象徴である黒い獅子頭と赤い獅子頭。「みなと君」と「まいチャン」です。

一旦家に帰って着替え、庭の仕事をちょっと。
夕方18:30にまたお出かけ。向かった先は酒田市役所。
Photo_7昨年までは清水屋デパート前の道路を車進入禁止にして、そこで巨大な立て山鉾の巡行をやっていましたが、今年は写真の様に市役所駐車場に鎮座。
出し物の一つ、庄内町の大きな龍の舞とのツーショットです。

Photo_8「風の会」の太鼓やファイヤーダンスなど、「本まつり」夜祭りの第1部は元気な団体が登場。写真は、東北公益文化大学のよさこいサークルといくつかの団体の合同よさこい踊り。

Photo_9第2部は、「立ち上がろう!東北」のキャッチフレーズで、なんと東北6県のゆるキャラ大集合+モンテディオ山形のディーオ君と米の粉豚の「こめのこ」ちゃんも一緒に。
東北6県の青年会議所から各県を代表して集まった人達が、青森から岩手へ、山形から福島へ、そして秋田から宮城へ応援メッセージの書き込まれた横断幕を手渡ししていました。
ちなみに秋田出身のkanonはおそらく会場に集まった人達の中でただ一人「すぎっち〜!」と、秋田県のゆるキャラ「杉ッチ」に声援を送っていました(苦笑)。

ちなみに各県のゆるキャラが地元のB級グルメを紹介しながらACのTVCFに登場していますが、それぞれこの写真の右側から
宮城県:むすび丸(登米油麩丼)
秋田県:スギッチ(あいがけ神代カレー)
福島県:キビタン(円盤餃子)
山形県:ペロリン(どんどん焼き)
岩手県:しずくちゃん(北上コロッケ)
青森県:決め手くん(八戸せんべい汁)
です。

第3部の山鉾巡行と周りの山車の巡行は、知人と会食の約束があったので観ることが出来ませんでしたが、今年も「酒田まつり」を満喫。
「欅」でディナーを頂いた後は、「ケルン」で忙しそうにしているマスターの目の前のカウンターに座り、「雪国」を頂いて帰りました。

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コメント

山鉾はやはり立派ですね。お金をかける価値があります。
「福幸市」は傑作ですね。ネガティブタームでは免疫系に悪影響するかもしれませんが、「福幸」ならば検疫系も活性化しそうです。
ソースカツ丼とカレー焼そばは、いかにもお祭りの屋台の食べ物で、美味しそうです。B級グルメのゆるキャラには思わず微笑んでしまいました。

私は、朝1限から他大学で補講、その後、新潟駅近くの学会に参加、夜は6/4 のリコーダー連盟の演奏会の練習でした。我々のグループは、4重奏でルネサンスの歌ものを3曲演奏します。今回はトリを務めるので、練習にも熱が入りました。ハーモニーを完全に合わせながら、各声部を歌うのはとても難しいですが、その分だけ完全に合ったときの喜びは格別です。今のレベルはようやく光明が見えて来た、というところです。

今日は東響の定期です。プログラムは

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

ソリストは、なんとシュロモ・ミンツ!
いまやマーラーの一番人気となった第5番ですが、できれば新潟でまだ演奏していない第6番か第7番にしてもらいたかったです。

投稿: MrBach1954 | 2011.05.22 10:42

MrBach1954さま、コメントありがとうございます。
さて、東響のコンサートいかがでしたか?ミンツ氏はきっと新潟でも素晴らしかったことでしょう。
フルートのトップが男性ならば、宮城県出身の相澤政宏さん。一度レッスンを受けたことがあるんです。
今日のプロにはチューバは乗っていましたでしょうか。チューバの渡辺功さんはkanonの親類なのです。
6/4の演奏会、ご成功をお祈り致します。

投稿: balaine | 2011.05.22 18:16

東響定期、行って来ました。
ミンツはあまりに老成していて驚きました。私よりも3歳も若いのに!
アンコールは、パルティータ第3番のガボットでした。あんなに人なつこくて分かりやすい曲なのに、交響曲に劣らない世界の広がりを感じました。まさしくバッハ・マジック!
ミンツの演奏は大げさで恣意的なところが微塵もない、文字通り自然体の演奏でした。第1級の演奏ですが、大成のし過ぎが心配になってきました。

シュテファン・アントン・レックのG.マーラーの第5番は、十分彫刻され、かつ熱を帯びた演奏で、十分説得力がありました。濃厚なロマン主義、およびその崩壊ぎりぎりのところを、心から堪能することができました。私はやはりマーラーとは相性が合うようです。
考えてみれば、マーラーの音楽表現がバロック音楽に近いからのように思います。合唱や独奏を含む大交響曲は、初期バロック時代のシンフォニー(人の声と器楽が一緒に鳴るという意味)の再来のように思います。

相澤政宏さんも渡辺功さんも大活躍していましたよ(^_^)/
渡辺さんがkanonさんのご親戚とは驚きました。これからは応援します。

投稿: MrBach1954 | 2011.05.22 22:04

MrBach1954さま、なんだかチャットモードですね(苦笑)。
そうなんですよ。シュロモ・ミンツ、私と同じ年なんですが、貫禄というか、「老成」、確かにそうですね。。。
あまりに子供の時から天才で大人の世界を知りすぎたのか、ロシア生れのユダヤ人として苦労したのか、その全てが原因かもしれませんが、取り付く島も無い芸術家というのでしょうか。人間ですからどこかに隙はあるでしょうが、一見スキのない感じで、素晴らしいのでしょうが面白みに欠けると言ってしまうとオシマイでしょうか。
でもその音楽は感動的でしたね。

投稿: balaine | 2011.05.23 17:25

balaineさま

チャットもこれが最後です(^_^)
久しぶりに「巨匠」の演奏を聴きました。技術が高く、表現力もゆたかな人はたくさんいますが、「巨匠」にはめったにお目にかかれません。
ミンツの演奏には、楽器の存在を感じさせない心と技の一体感がありました。人間的な深みさえ感じました。
音楽があまりに老成しているので、外見も70歳くらいに見えてしまいました。それが唯一心配でした。
(終わり)

投稿: MrBach1954 | 2011.05.23 22:04

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