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2011.04.19

日曜の事;後編「山形で」

鶴岡の「イル・ケッチャーノ」を後にして久しぶりの月山道越え。スムースに走って、山形美術館に着いたのが丁度午後2時。

2時から学芸員によるギャラリー・トークが始まった所で、タイミング良く展示室へ。様々な猫、ネコ、Neko。まさに「猫まみれ」状態。
PhotoKanonは密かな興奮を抑えつつ、全ての展示に興味津々。しかし、やはり「和猫」はよいですな〜。洋物のお猫様の格好良さやノーブルな感じは認めますが、和猫のまったりした感じ、特にあまり美形ではない、いわゆる「ブスカワユイ」猫ちゃんなんか、見ているだけで気持ちがホンワカします。

広い美術館を1時間程で回って、「猫まみれ」(←kanonのブログ参照)をたっぷり堪能した上に、グッズもいろいろ御購入。

つづいて、いそいそと山形テルサへ。
Photo_216時開演の山響の第212回定期演奏会は、15時15分開場まもなくホワイエで楽団員によるプレ・コンサートが行われる予定を聞いていたのです。
kanonを先に降ろして、balaineは駐車場に車を入れ少し遅れて到着。既に演奏は始まっていました。
写真の様に大盛況。

そこで、2階に上がる階段から眺めようと思いましたら、演奏している人たちの真上にあたる2階のロビー部分に、VaのN氏とTpのI氏がいらしたのでそこから撮った写真がこちらです。
Photo_3メンバーは、Vcに丸山倫代さんと黒瀬美さん、Vcに渡邊研多郎さん、Cbは柳澤智之さん、Fgに高橋あけみさん、Hrに八木健史さん、Obに佐藤麻咲さんの7名。
MCの八木さんは「G7」(グレート・セブン?)と言っていました。

Photo_4ホール2階のドア近くロビーから撮った写真。コントラバスの柳沢さんから右側しか見えませんでしたが、「カヴァレリア・ルスティカーナ」や「ふるさと」などとても美しい音楽が1〜2階のホワイエの広い空間に素敵に響いていました。

さて、本コンサート。
まずは飯森さんのプレトーク。当然、大震災の事に言及し、被災地のオケである仙台フィルのことにも触れました。
プログラム前半のベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番は、まだ20代のうちに作曲されたもので、モーツァルトに通じる様な雰囲気を持ちながら、ベートーヴェンらしさも発揮されています。「2番」とされていますが、実は「1番」よりも先に作曲されていて、まだ規模の小さなものです。
独奏ピアノと弦5部の他は、フルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2だけで、金管も打楽器もありません。
先日新潟で平井千絵さんのフォルテピアノ演奏会を聴いて感動して来たkanonが、きっとこの「2番」をシュタインウェイで弾く事に違和感を覚えているだろうなと思っていたら、終演後に感想を聞くとその通りでした。balaineも、曲は素晴らしく、演奏も素晴らしいのですが、現代楽器の硬質で大音量の出る頑丈な世界一のピアノで聞く曲ではない様な印象を受けてしまいました。

休憩の後、後半はブルックナーの交響曲第6番。
1時間に及ぶ大曲です。
2日公演の2日目とはいえ、今シーズンの初の定期演奏会です。3月の定期演奏会と庄内定期鶴岡公演が大震災のため中止になったので、およそ3ヶ月ぶりの定期演奏会。指揮の飯森さんも、団員も皆さんも祈りの気持ちで全楽章に気持ちを込めて渾身の演奏をされていました。

大震災から間もないこの時期に、「ブル6」の2楽章を聴くとは、、、
ただ悲しいのではなく、悲しみの中に救いを感じる様な、悲しみを乗り越えようとする意志を感じる演奏でした。もちろん終楽章の金管の咆哮も激しい運動量を見せる弦楽器群も素晴らしいものでした。個人的には、対向配置で下手に陣取った4本のCbの「ズンズンズンズン」という低音の響きがかっこいいなあと思いました。
(いつも思うけれど、ブルックナーの交響曲を聞くと、ゴジラの登場をイメージしてしまう自分って、変?苦笑)

Photo_5素晴らしい演奏会の後、しばらく拍手は鳴り止まず、数回のカーテンコールの後、飯森さんが拍手を制し、再び大震災の事、仙台フィルや音楽の事、山響が東北の復興のためにも頑張って行く事を述べられました。
終演後のルーチンである交流会では、写真の様にTpの佐藤氏の司会で、ソリストの小川典子さんと飯森さんにインタビュー。

balaineは発売されたばかりの山響のシューマンの交響曲のCDを購入し飯森さんにサインを頂いて会場を後にしました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
山形テルサを後にしたのは18:30少し前。このまままっすぐ酒田に向かっても20時過ぎには着くでしょうが、お昼が早めだったので山形で食事をして帰る事に。
Photo_6最初からある程度そのつもりだった夕食の場所は、balaineにもkanonにも馴染みのお店、北京料理「竜馬」。
注文したのは「竜馬」の定番。kanonは三色味噌ナス炒め定食、balaineはレバニラ炒め定食。
王道&絶品。

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コメント

ブルックナー、良かったですね。山形美術館の「猫まみれ」、家内だけでなく、我が家のアホ猫たちもいたく興味を示しております。なにせ、「猫だらけ」とか「猫ニャンズ」とかじゃなくて、なんと「まみれ」ですからね~(^o^)/

投稿: narkejp | 2011.04.20 06:28

narkejpさん、ありがとうございます。
江戸時代から現代まで、洋の東西やジャンルを問わない「猫」関連美術芸術品のオンパレードです。まずはその量に圧倒されます。
どうぞ「まみれ」にいらしてください。あまり猫グッズを買い過ぎという事にならないよう注意ご喚起(?)申し上げます。(苦笑)

投稿: balaine | 2011.04.20 08:54

kanonさんのブログみてきました。

ネコの帯素敵ですね。シンプルでかつ着物との色合いも良くて。

見返り千代ちゃん、いい写真です。和ネコは癒し系ですね。

投稿: Teddy | 2011.04.20 12:31

Teddyさん、どうぞ遠慮なさらずにkanonのブログにコメントを宜しくお願いします(笑)。
二人とも「親バカ」の見本みたいになっております(苦笑)。

投稿: balaine | 2011.04.21 23:12

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