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2011.03.26

あと1週間!

酒田に限らず山形県内の多くのコンサートが中止または延期となる中、会場を希望ホールから「ジョンダーノ・ホール」に変更して開催を決定した4月2日の「鈴木秀美リサイタル」まであと1週間となりました。

Photo秀美さんのバロック・チェロから奏でられる美しいバッハの音楽が、生で、目の前で展開される。。。
想像しただけで、ヨダレが出そうになります。(^^;;;
写真の右は鈴木秀美さんの著書、その名もずばり「無伴奏チェロ組曲」。
解説編と校訂楽譜編に分かれていて、チェロを演奏する人、無伴奏チェロ組曲を研究・演奏する人には大変参考になる本です。なにより日本語で書かれていますから読みやすい!
その左は、元芸大客員教授でもあるドイツ人のフルーティスト、パウル・マイゼン氏が校訂した、フルートのための「バッハ無伴奏チェロ組曲」の楽譜です。買ったのは多分5年以上前ですが、ほとんど使ってないので綺麗です。

なぜ使っていないかと言うと、吹いてみたはいいけれど、やはり難しい。
ん〜、単なる技術的な難しさというのではなく、心理的に難しいのです。

バッハの「無伴奏チェロ組曲」は、もちろんチェロのために書かれたのですが、一時は単なる練習曲程度に考えられて忘れ去れていたのを、パブロ・カザルスが発掘して世界中に広く紹介しその価値が見直されたというのは有名な話だと思います。

314lxxbscl_sl500_aa300_41nfsjuubml_sl500_aa300_今や、チェロ以外にたくさんの楽器で演奏される様になっています。
弦楽器としてはヴィオラやコントラバス、管楽器ではフルート以外にも、サックス、ホルン、チューバ、その他ギター、マリンバなどでも演奏されています。

Radekhanaakirestrその中でもbalaineが今まで衝撃を受けたのは写真のラデク・バボラーク、そうバボちゃんの演奏でした。(写真は2006年の酒フィルのハンガリー演奏旅行の後にプラハに寄った時のもの)
フルートと同じ管楽器なので、ブレス、つまり息を吸う場所や、フレーズの作り方、アーティキュレーションが参考になります。
参考にはなりますが、真似をしようと思っても真似の出来ない、プロの技です。そこにはホルンの音ではなくバッハの音楽が聴こえるのです。

自分がフルートという楽器を吹いていて、うまく吹ける様になりたい!と思う楽曲はた〜〜〜くさんあります。ありすぎて、きっと死ぬまでに全部をちゃんと吹く事など無理だと思いますが、「夢」というか「憧れ」としてバッハのフルート・パルティータと無伴奏チェロ組曲は候補に入れておきたいと思っています。

ああ、早く秀美さんのバッハが聴きたい。。。

Photo_2写真はkanonのチェンバロ第1号。
ジョンダーノ・ホールの中で、久保田彰さん作の通称”白小さいさん”の横に、ちょっとだけ日陰者みたいにいるのですが、久保田さんのお弟子さんだった林裕希さん作のこの一段鍵盤フレーミッシュは、繊細で上品な「鈴の転がる様な」音がします。
そして、kanonがその大蓋に書いてもらったラテン語。

 ”Mvsica Laetitia Comes Medicina Dolorvm "

いま、大震災直後、まだまだ被災地は命に関わる緊急性の高い救援支援が必要とされている訳ですが、やや落ち着きを取り戻して来た時に、「こころ」の問題が重要だと思います。

今、バッハ・コレギウム・ジャパンの米国演奏ツアー中の鈴木秀美さんと、4月2日のリサイタル開催の是非についてメールでご相談申し上げた時に、「こういう時にこそ音楽を!」という言葉を頂き、 balaineは「なんとしてでも開催する。人々のこころに、本物の音楽のもつ力を届けたい!」と強く思ったのでした。

 「音楽は 喜びの 友  悲しみの 薬」

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