« 一月はいぬ、でも千代丸はネコ | トップページ | サロン・コンサート第12回ご案内 »

2011.02.01

2月、「百段雛まつり」、酒田はまだ雪

Photo昨年も紹介した、東京は目黒の目黒雅叙園で今年も「百段雛まつり 山形ひな紀行II at 目黒雅叙園」が始まっています。

昨年の目玉の一つは、これまで門外不出であった「加藤家のお雛さま」の東京初お目見えでした。
今年の見所の一つは、鶴岡は庄内藩酒井家に伝わる「お殿さまゆかりのお雛さま」。

庄内藩酒井家は徳川四天王の一人酒井忠次の直系の格の高い譜代大名。それ故、幕末期には江戸市中見回り組の役目を仰せつかっていました。
それだけに婚姻関係もスゴいものがあり、今回の展示品の中には、徳川光圀公の孫娘に当たる熊本藩細川家の息女密姫が酒井家に嫁いだ際に持って来た雛道具など普段目にする事の出来ない貴重な品が展示されているようです。
今回の展示期間は、1月28日から3月3日までですが、この「お殿さまゆかりのお雛さま」は2月10日まで。来週の木曜で終わってしまいますので、休日は今週末しかありません。

今年も「酒田あいおい工藤美術館」館長の工藤幸治氏が仕掛人の一人として「山形ひな紀行」第2弾ということです。


さて、2月になったとはいえまだ真冬。
Photo_2しかし天気予報によれば、明日は「晴」マーク。
明日から気温も緩むようで、少しは雪も溶けてくれるのでしょうか。ということで、溶ける前に今年の雪のスゴさを記録しておこうと思い立ち、昼休みに写真を撮ってみました。

02012階の院長室から見下ろした、クリニックの駐車場、目の前の県道、お向かいのドラッグストア。
普通乗用車が雪の壁の前を通ると2階からでさえ、こんな感じでしか見えないのです。

Photo_3クリニック前の歩道は、一応除雪されています。そこに立つと、クリニックの玄関は見えません。
写真左端には、雪の壁の前にグレーの自動車が写っています。こんな感じなので道路を横断するのもとても怖いのです。充分に注意しないと車が走っているのが全く見えない。ライトを点灯している夜の方がかえって分かりやすいのです。

Photo_4Photo_5道路を渡って、クリニック全景を右斜め前からおさめようと思ってもこんな感じです。
右側の、昨年の初夏(?)の写真と比べて頂ければ、除雪された雪の壁がどんなにスゴいのか、少し理解して頂けると思います。

昨夏は記録的猛暑。地球温暖化と言われているのに、この冬の、日本海側の寒波は一体なんなのでしょう。本当に天気予報通りの天候を恋い焦がれる感じです。

写真撮影で冷えた体を暖める写真で今日のオマケ。
Photo_8Photo_7先日紹介した酒田駅前近くに「大木屋」さん。
今回はコンデジだったので、念願の厨房の写真撮影に成功しました!麺を茹でる大きな鍋は、以前は薪で火を起していたと想像される煉瓦で作られた釜でぐらぐらと煮えていました。
いかにも伝統の味!という雰囲気です。

Photo_6今回も注文は「中華大盛り」500円。
場所柄JRの方もよく来るみたいで、多くの人が「中華」か「中華大盛り」を頼むのですが、私とテーブル相席になった見た所80才台と思われる男性は、「やさいうどん大盛り」をゆっくり食べておられました(そう、うどんもあるのです)。向かいのテーブルでは、「サッポロみそラーメン」を注文していました。「サッポロ塩ラーメン」とか「やさい中華そば」という不思議なメニューもありました。
いつか冒険できるかな〜。

|

« 一月はいぬ、でも千代丸はネコ | トップページ | サロン・コンサート第12回ご案内 »

コメント

行ってきました、百段階段。
去年の加藤家のお雛様は漁樵の間に
負けない迫力がありましたが、今年のは
なんだか今一つあってない感じがあり、
ちょっとがっかりしました。
床がとても冷えていて、厚手の靴下を
持参した方が無難です。
私はしもやけになってしまいました。
足が寒くてゆっくり見られなかったです。
雪に囲まれていると青空が恋しくなりますよね。

投稿: ぴのこ | 2011.02.02 00:45

ぴのこさま、相変わらずの行動力!もう行ったんですか。
昨年、世田谷に住む妹が戸塚の母を誘って行ったのですが、休日は大変だそうですね。
大型観光バスも入り、入場するまで40分、さらにエレベーターや階段で待たされ、トイレも劇混みで、84才になる母は気分が悪くなって並びながらしゃがんでいたそうです。団体客は時間を制限するとか、フリーのお客さんがもう少し楽に拝見できる工夫が欲しいですね。
せっかくの「お雛さま」が苦行になってはねぇ。

投稿: balaine | 2011.02.02 08:53

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2月、「百段雛まつり」、酒田はまだ雪:

« 一月はいぬ、でも千代丸はネコ | トップページ | サロン・コンサート第12回ご案内 »