« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

2011.02.28

山形弦楽四重奏団第3回庄内定期演奏会レポート

H23年2月27日、"Giondano Hall"において、サロン・コンサート第12回「山形弦楽四重奏団第3回庄内定期演奏会」が行われました。

どうやら”雪女”はどこかに行ったようで、曇りがちですが時折晴れ間も覗くお天気。
山形Qのメンバーは、クラの郷津さんを含む5名、車2台で約束の12時丁度位に到着。さっそくホールで音だし準備、最終リハ。
途中10分位、balaineも交えてのアンコール2曲目のリハも行い、準備万端。

14:30の開場なのですが、早い方は14時前に来られたので、待合室でお待ち頂き、予定の14:30開場。今日はお客様の出足もよく、まもなく71用意した椅子はほとんど埋まり見た所、5つの空席と2つの遅れて来る友人のために確保された席が空いている位。

15:00開演の3分位前から主催者挨拶。おもにこれから予定されているサロン・コンサート第13回(4/17)と第14回(6/18)の宣伝と、4/2の鈴木秀美リサイタル、さらに3/21の酒田中央高校のコンサートと3/13の酒田フィルの春のファミリーコンサートの宣伝を行いました。

Qmc続いて、ヴィオラのらびお氏こと倉田讓さんから挨拶。
2nd Vnの駒込綾さんが、4月の定期演奏会を最後に山形Qを卒業する、よって庄内での山形Qとしての演奏会は今日が最後になると言う報告がありました。

続きを読む "山形弦楽四重奏団第3回庄内定期演奏会レポート"

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011.02.26

練習も追い込み

酒田フィルの春のファミリーコンサート(H23/3/13 響ホール)まであと15日と迫ってきました。

Photo今日は希望ホール「小ホール」での練習。打楽器も奏者4名、グランドピアノも入っていよいよ本番を意識した内容の練習になりました。
コールアングレや弦のエキストラが本番前日から加わりますが、今の段階ではほぼ全パートが揃いました。

Photo_2打楽器は、ティンパニ、大太鼓、小太鼓、シンバル、グロッケンシュピール、プロヴァンス太鼓が集合。曲がビシッとしまります(のはずです)。
ピアノは、久石譲作品とアンコールのアンダーソンの曲。これにあとはハープが加わります。

練習後は、事務局会議と称して「山茶花」で前日からのスケジュール、本番から打ち上げまでの流れを確認。当日の役割分担などもチェックして次回は来週の練習後に、MCの関矢基博氏を加えての詳細な打ち合わせを行う事として解散。

続きを読む "練習も追い込み"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.25

あと2日!

いよいよサロン・コンサート第12回「山形弦楽四重奏団第3回庄内定期演奏会」まであと2日。
2月27日の「日曜日」です。午後3時です。
今までと開演時間も違いますのでお間違えのないように!

Qということで、急ぎプログラムを印刷しております。
今回は、チラシ1000枚の効果なのか、ブログや口こみ宣伝のお陰なのか、コミュニティしんぶん&庄内小僧などのインフォメーションの力なのか、その全てなのか、いやいや山形Qさんの実力でしょう、すでにチケットは予約&前売り60枚を超えました。

「春近し、なごみの午後」などとどこかのお茶飲料の宣伝のような文句を書いてみました。(^^;;;
最初は「まどろみの午後」なんて書いていたらkanonに駄目出しを喰らってしまいました。

続きを読む "あと2日!"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.24

Giondano練習2回目

「ジョンダーノ・ホール」の由来は、庄内弁の「じょんだのぉ〜」(上手だね〜)をイタリア語っぽくもじったものですので、イタリア語らしく"Giondano"と表記する事にしました。

Photo今日、木曜は午後休診なので、また午後4時半頃から中央高校の学生さんと合奏練習です。
balaineは、ブランデンブルグ協奏曲第5番第1楽章のフルート。こんなチャンスを頂いて喜んで練習していますが、指の回りとか音域という意味での技術的な難しさはほとんどない譜面です。「音楽」をするにはたくさん考えなければならない事がありますが。

Photo_2この曲は何よりもチェンバロ協奏曲の体を成しているので、中央高校の学生さんのコンサートではありますが、kanonのチェンバロが中心になります。ソロ・ヴァイオリンのコンミスも前回より更に進歩し、入りがずれる事は皆無、音程もしっかりしています。欲を言えば、もっと柔軟に、明るく、踊る様に、楽しく弾いてもらえればと思います。

3/17(木)のGiondanoホールでの練習が都合で無くなったので、学生さん達と合奏練習が出来るのが前日3/20と当日3/21のGPのあと2回だけになってしまいました。本番まであと25日です。

「さあ、楽しい音楽の時間です!」

続きを読む "Giondano練習2回目"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.23

快晴の庄内地方〜鳥海と白鳥〜

すみません!「誰ですか?!」と書いた2日前の記事を訂正します(苦笑)。
0223今朝の時点での酒田の週間天気予報です。
2/27は「曇」と変わっています。
夜の時点でさらに「曇時々晴」と変わっています。「雪女」は居なくなったようですよ!
月曜から3日続けてとてもいいお天気。
今朝も朝早くから明るい青空と美しい鳥海山が望めます。

0223_2院長室から見る鳥海山もキレイですが、どうしても手前の民家が広大な景色の邪魔をします。
午前中の診療も時間通りに終わり、昼食を摂って余裕があったので、鳥海山の写真を撮るためにちょっと外出。クリニック前の県道を「生石」の方へまっすぐ東進約5分。

Photo旧平田の手蔵田あたりで、これまで何度も鳥海山を撮影したスポットに行きました。まだ防雪柵(写真はネットから)がしまわれていないので、少し農道の方に入って撮影しました。

続きを読む "快晴の庄内地方〜鳥海と白鳥〜"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011.02.22

にゃんにゃんにゃんの日

平成23年2月22日です。
昨年は平成22年だったので、22/2/22に「今日はニャンの日、昨日は岩崎トリオ」という記事を書いています。

昨年は、kanonがようやく家猫化作戦を成功させた「白小さいさん」が居たのですが、その後、病気が悪化して亡くなってしまいました。
今年は昨年居なかったこの子が「白ちいさいさん」の生まれ変わりとして我が家に居ます。
07030217左は我が家に来た日、7月3日の写真。右は先日2月17日の写真。
7ヶ月半の間にこんなに立派に成長しました。

続きを読む "にゃんにゃんにゃんの日"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.21

久しぶりの青空と鳥海山

今日は朝からいいお天気。
放射冷却現象で朝方は冷え込みましたが、日中は暖房を落とす位、ぽかぽかしていました。

0221_60221_8今朝8時半頃の鳥海山。
おそらくお正月以来、非常に久しぶりに雲一つない青空に、真っ白な雪の積もった鳥海山が輝いていました。朝方は陽の当たり方で山頂付近もその凹凸がくっきりと見えるので、迫力を感じます。

続きを読む "久しぶりの青空と鳥海山"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011.02.20

あと3週間

酒田フィルの春のファミリーコンサート(3/13(日)庄内町響ホール)まで、あと3週と迫ってきました。
Photoポスターの写真です。
昨年の企画「音楽室の作曲家たち」がアンケート結果では好評だったので(昨年のファミリーコンサートの記事参照)、今年はその第2弾です。
『音楽室の作曲家たち』2時限目という企画で皆様を”名曲への旅”にご招待致します。

昨年取り上げた作曲家は、モーツァルト、ベートーヴェン、ドヴァルジャーク、J・シュトラウス、グリーグ、ホルスト、ムソルグスキーという超有名どころの超有名な曲達。
今年も、モーツァルト、チャイコフスキー、ビゼー、シベリウスといった超有名どころに加えて、アメリカの現代の作曲家で吹奏楽などでもよく扱われるルロイ・アンダーソン、そして日本が世界に誇る作曲家で酒フィルも関与した(エキストラ出演)映画「おくりびと」も手がけた久石譲氏+指揮者コーナーでブラームスといった作曲家たちを取り上げます。


続きを読む "あと3週間"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.18

ライヴァル?

千代丸はうちのアイドルです。
特にkanonは、毎日の様に「猫撫で声」を出して「猫可愛がり」しております。

Photo生後10ヶ月と3週。もう大人の体格でしょうか。
カメラを構えるbalaineの方を見る時はきりりとした表情をしています。balaineは可愛がるというより、ちょっかいをだして時々千代丸を怯えさせるので、少し警戒した顔にも見えます。

Photo_2ここは千代丸のお気に入りの場所の一つ。キッチンとダイニングの間の小さなカウンターの端っこ。好物の「猫草」が置いてあり、台所で仕事をしているkanonを視野に納めつつ、高いところなので優越感に浸りながら安心して座っています。
我々が食事をする時はここからやや見下ろす様に眺めながら、「みゃ〜」(構って!)とか「にゃぁ〜(遊んで!)」とか「ほにゃ〜(食べ物ちょ!)」などと喋ります。

続きを読む "ライヴァル?"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.17

『ジョンダーノ・ホール』で練習

タイトルの話の前に。
ブログの先頭に掲載中のサロン・コンサート第12回まであと10日と迫ってきました。「山形弦楽四重奏団第3回庄内定期演奏会」は2/27(日)です。なんと9年間紅一点でカルテットを盛り上げて来た重要メンバー駒込綾さんがこのたび山形弦楽四重奏団を卒業されることになったそうなのです。
山形Qの中での彼女の音を聴くのは庄内ではこれが最後になるのかもしれません。どうぞお聴き逃し(お見逃し)ないように!

今日木曜はクリニックは半ドン。
3/21の中央高校音楽部コンサートまで1ヶ月ちょっとと迫ってきたので、今日はいよいよチェンバロとの初合わせ。
Photo午後4時半頃、学生達はなんと中央高校から徒歩で集合。写真は「ジョンダーノ・ホール」の出入り口の丸い窓から覗いたホール内の様子。
まずは、パッヘルベルのカノン。弦は2年生中心の7名+kanonのチェンバロ。そう、kanonがカノンを演奏するのです。
balaineは別室で仕事をしてあまり聴いていなかったので感想はありません。今日はまず初手合わせということで。

続きを読む "『ジョンダーノ・ホール』で練習"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011.02.16

とどまらぬ、、、

kanonのお誕生日「週間」ということで、あっちに行ったりこっちに行ったり、アレを食べたりコレを食べたりなど、イベントレポートの合間にとどまらぬ感じでグルメレポートが続いています。

ようやく2/10、先週の木曜の事が書けます。
544802154a_s0酒田の住人なのですが、ちょいと浮気をして鶴岡の「八方寿司」。
今の場所に店を移す前は、旧の荘内病院のあった馬場町から本町に向かって内川を渡った橋のタモトにあった小さな店でした。今ある神明町のお店の直ぐ近くには「おくりびと」のロケ地になった銭湯がありましたが、今は庄内映画村に移築されてしまいました。ここに移って、もう17年になるのだそうです。

鶴岡に初めて住んだ昭和61年。驚いたのは人口12万程度(合併前)の街中に、やたらと鮨屋がたくさんあるのです。酷い所では2軒鮨屋が並んでいるのです。これが潰れずに商売が成り立つものだろうかといぶかしく思いました。

鶴岡の寿司は、ネタが加茂や由良など直ぐ近くで揚がったものを使うので新鮮で安くて美味しい。夜9時を過ぎて遅くまでやっている飲食店は寿司屋位。カウンターや小上がりで食べるだけではなく、団体で宴会場に鮨屋を使う事が多い土地柄。こういったことが人口の割にたくさんのお鮨屋さんが存続している理由なのではないかと考えています。
「八方」以外に、「扇寿し」、(柏戸の実兄が営む)「柏戸銀寿し」、「福寿司」、「寿しの長三郎」には行った事があります。

続きを読む "とどまらぬ、、、"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.15

「岸洋子の思い出」展+α

2/13(日)の日中、酒田市立資料館で開催されている「岸洋子の思い出」を観に行きました。
昨年暮れから始まっていたのですが、2/20、今度の日曜までの特別展示です。

Photoこちらはパンフレットの表と裏。
膠原病を患い、その治療の副作用でしょうか、最終的には敗血症で58才という若さで亡くなってしまった酒田市出身の歌手です。
オペラ歌手を目指して芸大で勉強している頃に、病気が発症し、失意の入院中に友人がお見舞いに持って来てくれたエディット・ピアフのレコードを聴いて、それからシャンソン歌手として活動をはじめ、レコード大賞や紅白歌合戦出場など、広く知られ愛された歌手でした。
酒田フィルも毎年必ず「希望」「夜明けのうた」を合唱団をバックに演奏させて頂いています。全国のアマオケで合唱団をバックに毎年演奏をするということはそんなにないのではないかと思います。

Photo_2レコード大賞に輝いた名曲「希望」にちなんで、H16年に竣工した酒田市民会館は「希望ホール」と名付けられ、市民音楽祭では「希望」や「夜明けのうた」が愛唱され歌い継がれ、今なお酒田市民に希望を与え続けている歌手です。
その展示物は、ステージ衣装や全てのアルバム、子供の頃からの写真、いろいろなメダルやトロフィーなど多岐に渡り、興味深く眺めてきました。室内には、上記2曲はもちろん、岸洋子の歌うシャンソンなどが流れていました。

続きを読む "「岸洋子の思い出」展+α"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.14

聖ヴァレンタイン・ディ

ここ数日のイベント、食など記事にする材料が溜まっているのですが、今日は何をおいても2/14。
今や義理でしかもらわなくなって久しいけれど、頂くのは嫌いではないので、有り難く頂戴しております。

昨年は「聖ヴァレンタインの日、そして山響」で紹介した様に、金箔をまとったおいしいチョコレートケーキを有り難く頂きました。おかげで(?)、しがない小医院の院長にも少しは箔がついたかも。。。?

PhotoPhoto_2そして今朝、始業前の朝会でスタッフからプレゼント。チョコレートと手作りの青い鯨君。青い鯨君は、balaine自身がデザインした拙クリニックのマスコットマークです。
チョコはなんだか高級そうな袋に入って、高級そうな紙に包まれ、高級そうな桐の箱に入っています。

Photo_3「伊藤久右衛門」の宇治抹茶生チョコレート『濃茶のしらべ』です。
午後の空いた時間に2粒頂きました。
いや〜、濃厚なチョコですが、チョコは後ろに隠れた感じで控えめな甘さもグッド。後味は高級なお抹茶を頂いた様な気品ある風味が口腔に広がります。
大切に頂きます(1日1個限定?笑)。

続きを読む "聖ヴァレンタイン・ディ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.13

昨日はkanonのバースディ

Photo昨日2/12はkanonの○X回目のお誕生日でした。昨晩はゆっくり出来ないので、写真の様な小さなケーキだけでお祝い。本番のお祝いは今夜となります。
ゆっくり出来ない訳は、土曜は市民オケ酒田フィルの定時の練習日。昨晩は団内指揮者が都合で休むため、弦・管分奏として別々に練習。最初balaineがフィンランディアを振ってみました。棒を振る事は出来るのですが、どこをどう注意したり改善すればいいのか、指導が出来ないのですぐにむか〜し団内指揮をしていたというS氏に交代しました。。。(悲)

Photo_2プレゼントは、すでにはやばやと贈っているので、お花をプレゼント。クリニックのスタッフから頂いた綺麗なお花と一緒に玄関に飾ったところ、千代丸が「な〜に?これ美味しいの?」と寄ってきました。

続きを読む "昨日はkanonのバースディ"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011.02.11

祝日は公益ホールで練習

先日のブログ記事、「ブランデンブルク協奏曲第5番」でご紹介した、酒田市立中央高校(実は4つの高校の統廃合でその名前はあと1年と少しでなくなってしまう高校でもあります)の音楽部の3/21の演奏会のエキストラとの合同練習の第1回が、本番のホールである「酒田市公益研修センター多目的ホール」でありました。

市立高校なので、市公益ホールの使用はなんと「無料」とのこと!そのアドヴァンテージを利用して、学生さん達はM氏の指導指揮のもと、朝9時から練習。そこにbalaineは11時から参加しました。
Photoチェンバロは運搬、設置、調律も大変なので「公益ホール」でチェンバロを入れるのは当日のみ。本番では写真のチェロ、コントラバスの脇後方にチェンバロが天蓋を開けて横向きに入ることになります。それまでは「ジョンダーノ・ホール」に学生さん達に4回程来て頂いて合奏練習をすることになります。
今日はチェンバロ抜きで初合わせ。kanonはスコア片手に客席で観賞(というかチェック)。

この決して易しくはない音楽を、高校に入ってから弦楽器を始めたという学生さん達は、短期間にまとめて来ていました。
素晴らしい!
更に良いものにするために、kanonとbalaineからアドヴァイスというか要求というか要望をいくつか伝え、2回程通して今日は終わり。
学生さん達は、全部で7、8曲もの作品に取り組むのですから大変です。

ブランデンブルクは1時間程で終えて、まずは昼食休憩。

続きを読む "祝日は公益ホールで練習"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011.02.09

チケット販売、開始します!

最近、すっかり音楽プロモーターブログ化しています。
2/27の山形Q第3回庄内定期演奏会は、チケットも順調に売れております。でも60名満席を目指したいです。

さて、4/2(土)の「鈴木秀美リサイタル」のチケットが出来上がってきました。
Photobalaineがデザインして、Photoshopのデータでネット上の印刷会社に送付し、それを表裏印刷・ミシン目入れ・周辺裁ち落とししてもらいました。
オーダーの数は、100枚の次が500枚で、どちらも料金は一緒。なので500枚注文。
しかし、希望ホール「小ホール」は150席で満席。350枚もチケットが余りますが、仕方のない無駄だと思います(200枚のオーダーはダメなのか?と聞いてみましたがダメでしたので)。

Bachs1aチケットに印刷している譜面は、バッハの妻アンナ・マグダレーナが清書した「無伴奏チェロ組曲第1番」の1番めのプレリュードの最初の部分です。
アンナ・マグダレーナの写譜はその美しさでも有名ですが、なにより身近にいた妻の写しということで、自筆譜が失われているものではバッハのオリジナルに近いものと期待されています。それでもスラーのかけ方などが違うのではないかと後世の研究者は考えているようです。

Bach_manuscript実は、J.S. Bach自身の直筆譜というのもネット上で見つけたのですがちょっと見にくかったので、インパクトと強い奥さんの綺麗な楽譜を使ったという訳です。

続きを読む "チケット販売、開始します!"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.08

サロン・コンサート第13回、第14回の予定

今月27日(日)の「山形弦楽四重奏団第3回庄内定期演奏会」である、サロン・コンサート第12回を19日後に控え、もうすでに次の計画です。

PhotoPhoto_2「ジョンダーノホール」における第13回のサロン・コンサートは、仙台フィル首席チェロ奏者の原田哲男さんをお迎えすることになりました。ピアノは同じく仙台から高橋麻子さんにご出演頂きます。
お二人のプロフィールはチラシの通り(読めれば)です。


続きを読む "サロン・コンサート第13回、第14回の予定"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.07

ブランデンブルク協奏曲第5番

大バッハの数ある名曲の中でも独奏楽器を少しずつ変えながら、一連の1〜6番すべてが素晴らしい協奏曲。皇室アルバムとかそういったヤンゴトナキまたはオソレオオイ番組や神々しいシーンにも使われたりしますね。

11_39チラシは酒田中央高校音楽部顧問M氏のブログから。
来る3月21日(月・春分の日)に、東北公益文化大学内の「公益ホール」にて、中央高校音楽部のコンサートがあります。
バラエティに富むプログラムですが、一つの目玉はホルン協奏曲。
もうひとつはブランデンブルク協奏曲(と勝手に思っています)。

例年7月頃にやっていたと思うのですが、今回はなんと忙しい3月末。
山響首席ホルン奏者の八木さんのスケジュールなどが影響していると思うのですが、1週間前の3月13日(日)は、庄内町響ホールで酒田フィルの第34回ファミリー・コンサートですから、練習時間もなかなか調整が難しいものがあります。

山響の名ホルン奏者八木さんは、昨年の第38回中央高校音楽部定期演奏会に続いて、なんと2年連続のご出演。中央高校の生徒さんと指導するM氏の熱意に動かされての出演と推察しますが、2年連続でモーツァルトのホルン協奏曲(昨年は3番で今年は2番)のソロを吹いてくださるというのは、本当に有り難い事でしょう。

中央高校の学生さんも、もちろん八木さんの凄さを理解していると思いますが、一緒に演奏出来る喜びの方が勝っている事でしょう。フルートは出番のない曲ですので、純粋に「観客」として楽しめるのもいいものですね。

続きを読む "ブランデンブルク協奏曲第5番"

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2011.02.06

かけもち(&千代丸)

忙しい日曜日でした。

まずは13:30開演の鶴岡音楽祭。
プログラムに、3/13の酒田フィル・ファミリーコンサートのチラシと共に、2/27のサロン・コンサート第12回「山形弦楽四重奏団第3回庄内定期演奏会」のチラシと、4/2の「鈴木秀美リサイタル」のチラシを挟むため11:00に鶴岡市文化会館に集合。酒フィルの仲間6人と一緒にやったので30分かからずにチラシ挟みは終了。
鶴岡の人はなかなか酒田までコンサートにいらして頂けないのですが、一人でも多くの方にコンサートを知って頂き、脚を運んで頂ければと思います。

さて、鶴岡音楽祭は2年連続で聞いていました(昨年は「鶴岡音楽祭2010と。」記事参照)が、開演まで2時間もあるので、GPをちょっと見学。指揮の工藤俊幸さんにはご挨拶できましたが山響の人達にはご挨拶できず。方針を変更して自宅に戻り、希望ホールへ。

まだ申請書を提出していなかった4/2(土)の「鈴木秀美リサイタル」のための、会場利用、減免措置、会場内での物品販売(秀美さんのCD、本、そしてサイン会)の許可申請の3枚の申請書を提出しチラシをおいてもらう事、チケット販売を一部委託する事。

出し終わって次に市文化センターで14:00開演の酒田N高校音楽部吹奏楽団のコンサートへ。
Photoしかし、同時刻に希望ホール「小ホール」で、写真の様に「山田弦楽教室発表会」が開催される事を知りました。
N高校のコンサートには拙クリニックの広告を出していることもあって、招待券を2枚頂いていたのでした。kanonとの約束もあり、まずは文化センターへ。駐車場が雪グチャグチャ(昨日よりは良くなっていましたが)で、そのため開演時間が10分遅くなりました。

Photo_2第1部を聴いて、kanonを残し一人希望ホールで舞い戻り。
すでに15の演目の13番目でしたが、興味深く演奏を聴く事が出来ました。
一つには、「小ホール」の音響、特にチェロの響きを確かめたかったのです。酒田フィルの練習でも使っているので、ややデッドな印象を持っていたのですが、低い周波数の音の残響は悪くない。なぜか高い周波数帯域ではデッドに感じられる響きであることがわかりました。

続きを読む "かけもち(&千代丸)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.05

道路はぐちゃぐちゃ

天気予報通り、少し天候は緩み気温も少し上がりました。
しかし道路に積もった雪はぐちゃぐちゃになっていて、歩くのも車で走るのも大変。
0205自宅前の道路もこんな感じ。
balaineの車はFRなので、アクセルペダルの操作にものすごく気を使います。
ちょっとハンドルを深く切ってアクセルをわずかに強く踏むとすぐに駆動輪が空回りします。

今朝は拙クリニックのスタッフも2名程遅刻。
裏道の交差点で停まってから動けなくなり、まったく脱出できなくなったとの事。電話を受けて、クリニックに来ていたスタッフが現場に駆けつけ、いろんな人の助けを得てなんとか脱出してきました。

0205_2轍に入ったら無理に抜け出ようとハンドルを切るともう駄目です。
balaineも帰宅して駐車場にバックで車を入れようとしても、車が全然曲がってくれず、走行しているうちにはまってしまいました。脱出用のプレートとスコップでタイヤの下の雪を掘り出すという手作業でなんとか動きましたが、結局頭から突っ込まないと駐車場に入れませんでした。

続きを読む "道路はぐちゃぐちゃ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.04

酒フィル春の「ファミリーコンサート」のご案内(告知第1報)

「立春」ですね。
本当の春が待ち遠しいです。
春と言えば、毎年春(2月末〜3月末)に行っている「ファミリー・コンサート」の第34回を、3月13日(日)、庄内町の「響ホール」で開催しますので告知致します。

1昨年に引き続き、「音楽室の作曲家たち 2時限目」ということで、”名曲への旅”というタイトルを付けました。
プログラムは写真のチラシの通り。取り上げた作曲家は、オーストリア、ロシア、アメリカ、フィンランド、フランス、そして日本とドイツということで、やや偏りはありますが、音楽による世界旅行?を目論んでいます。

昨年に引き続き、声楽家で中学校教諭の関矢基博氏をお迎えして、お話と歌(?)で案内役をお願いしております。

続きを読む "酒フィル春の「ファミリーコンサート」のご案内(告知第1報)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.03

「鬼は外〜!福はうち〜!」

今日は節分。
クリニックを開院して3年連続、スタッフと一緒に豆撒きをしました。
過去の豆撒きの様子はこちらです→。H21年「節分」、H22年「豆撒きといえば、、、」
もう一つ、開院前のH20年には「節分です」、やはり豆撒きやってました。

Photo昨年にも増して、パワーアップした裃を纏い、桃太郎のお面を被って、運良く?ちょうど訪問して来たMRさん達を鬼にしてスタッフ総出で豆撒きです。
赤塚不二夫さんは亡くなられても、「でん六」(←是非「マメまきダンス」をご覧ください!)で準備する鬼の面は続いています。昨年は「エコ鬼」で今年は「デジ鬼」、そう「地上デジタル放送」にちなんだ物です。

続きを読む "「鬼は外〜!福はうち〜!」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.02

サロン・コンサート第12回ご案内

(コンサート終了まで先頭に掲示します)

Q2011vol3e2d山形弦楽四重奏団の待望の「庄内定期演奏会」第3回。
2月27日(日)午後3時開演です。
今回は、日曜日ですので、曜日、開演時間をご確認ください。

C高校音楽部指導教官のM氏から、弦楽器に親しんでいる音楽部員を大挙連れて来てくださるという連絡もあり、すでに(2/2現在)30枚近くチケットは予約/販売しています。サロン・コンサート第1回の荒川洋さん以来、久しぶりの満席(椅子追加)となるか、あと30枚のチケット販売を頑張ります!
(2/21現在、56枚で満席まで残りわずかです!)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.01

2月、「百段雛まつり」、酒田はまだ雪

Photo昨年も紹介した、東京は目黒の目黒雅叙園で今年も「百段雛まつり 山形ひな紀行II at 目黒雅叙園」が始まっています。

昨年の目玉の一つは、これまで門外不出であった「加藤家のお雛さま」の東京初お目見えでした。
今年の見所の一つは、鶴岡は庄内藩酒井家に伝わる「お殿さまゆかりのお雛さま」。

庄内藩酒井家は徳川四天王の一人酒井忠次の直系の格の高い譜代大名。それ故、幕末期には江戸市中見回り組の役目を仰せつかっていました。
それだけに婚姻関係もスゴいものがあり、今回の展示品の中には、徳川光圀公の孫娘に当たる熊本藩細川家の息女密姫が酒井家に嫁いだ際に持って来た雛道具など普段目にする事の出来ない貴重な品が展示されているようです。
今回の展示期間は、1月28日から3月3日までですが、この「お殿さまゆかりのお雛さま」は2月10日まで。来週の木曜で終わってしまいますので、休日は今週末しかありません。

今年も「酒田あいおい工藤美術館」館長の工藤幸治氏が仕掛人の一人として「山形ひな紀行」第2弾ということです。


さて、2月になったとはいえまだ真冬。
Photo_2しかし天気予報によれば、明日は「晴」マーク。
明日から気温も緩むようで、少しは雪も溶けてくれるのでしょうか。ということで、溶ける前に今年の雪のスゴさを記録しておこうと思い立ち、昼休みに写真を撮ってみました。

続きを読む "2月、「百段雛まつり」、酒田はまだ雪"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »