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2011.01.30

山形交響楽団「アマデウスへの旅」遊佐公演と+α

昨晩はサッカーアジア大会決勝で興奮。
午後山響コンサート、夜酒フィル練習でしたが、22~24時までしっかり寝て、テレビで応援しました。告白すると目が覚めた時は前半終了間際だったんですが。。。(苦笑)
日本チーム優勝お目出度う!
内容的にはオーストラリアが少し上、2点位入れられていてもおかしくない感じでしたが、最後まで脚が停まらず走り回って総力戦で勝った価値ある一勝だと思います。

さて、H23年1月29日(土)、遊佐町生涯学習センター(旧公民館)での山形交響楽団のコンサートを聴きに行きました。
Photo15:00の開場時には200名程のお客さんで、大丈夫かな?と心配しましたが、最終的には501席のホールもほぼ満員。
飯森音楽監督のプレトークも雪の話から始まりました。
つや姫やいろいろな大使をしていること、今年も東京で「さくらんぼコンサート」をやること、さらに秋には品川のキュリアンで「ラフランスコンサート」を計画している事などを話した後、「あ、演奏の事何も話してませんでしたね」と前置きし、今日演奏されるヴァイオリン協奏曲第3番はおよそ1年後にモーツァルト定期でセカンドVn首席のヤンネ舘野さんがソリストとして演奏することや、交響曲第21番は2月のモーツァルト定期第12回で演奏されるのを先取りしてお届けすることなどたっぷり10分以上のお話でした。

山響が遊佐公演を行うのは、2年前のオペラ『小鶴』公演や3年前の山響「鳥海春待ちコンサート」以来です。

今日のプログラムは、交響曲第21番イ長調 K.134、ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216、交響曲第40番ト短調 K.550の3曲。
椅子は綺麗で座り心地は良くなったとはいえ、ホール自体は残響も乏しく、ステージは狭く、バックステージは非常に貧弱です。庄内には「希望ホール」や「響ホール」など、オーケストラの演奏に適した素晴らしいホールがある訳ですが、「遊佐」で開催する事に意義を感じて遊佐町、遊佐町教育委員会が中心になって開催しています。balaineも実行委員に名を連ねてはいますが、準備やステージのことなど何もタッチしていません。宣伝とチケット販売に少しだけ協力しましたが、やはり地元遊佐の人達の頑張りが中心です、

演奏は聴衆の熱い思いに応えるように、熱い演奏でした。
弦5部は、Vn1:8名、Vn2:8名、Va:6名、Vc:6名、Cb:3名の合計31名と小規模の編成で、基本的には「対向配置」。

1曲目の交響曲第21番ではCbは中央最後列に陣取り、その前にホルン2、フルート2という配置でした。オーボエがいないので、フルートの足達さんがチューニングのAを出します。いつものオーボエの音で始まらないチューニングは少し違和感があります。
女性奏者は「モーツァルト定期」と同じく色とりどりの華やかなドレスで、コンサートマスターは犬伏さん。明るいト長調の曲は、アマデウス16才の時の作品で20分足らずのものですが、19,20,21と3つの連作において管楽器の組み合わせをそれぞれ替えています。打楽器なし。21番では、トランペットもありません。それだけに、華やかさや豪華さにはやや欠けるものの、10代のモーツァルトの前途洋々たる明るさと「驚く程想像力豊で詩的」とプログラムノートに書かれている通りの曲でした。

2曲目ではソリストの位置の分、第一Vnが下手側に下がり4プルト目の二人はホルンの横、中央から下手に移動したCbのすぐ隣りという感じ。1曲目と2曲目でCbの位置を換えた理由は、、、わかりません。
ソリストの本田早美花(さみか)さんは、パリ国立高等音楽院出身の新進気鋭のヴァイオリニストですが、チラシやプログラムの写真で見るよりも優しそうで可憐な感じでした。カデンツァでは、残響の乏しいホールをものともせず堂々とした安定した演奏でした。今度はもっと響きの良いホールで聴いてみたい方です。来年のヤンネ舘野さんによる演奏も楽しみですね。

15分の休憩の後、3曲目。
有名なト短調の40番。
3/13(日)の酒フィル・ファミリーコンサートでも第1楽章だけ取り上げることもあり、会場には酒フィルの団内指揮者やコンミス始め多くの仲間も来ていました。耳馴染みのある曲はやはり安心感があります。名曲として有名になる曲はやはり違うんだなぁと思います。アマデウス35年の生涯としては晩年の32才の作品ですが、39,40,41の「三大交響曲」の中で唯一の短調。
この曲を聴くといつも小林秀雄の名著『モオツァルト』の冒頭「、、、突然、このト短調シンフォニイの有名なテエマが頭の中で鳴ったのである」を思い出します。全楽章魅力的な旋律で溢れているのに、この冒頭のテエマだけはまるで別格の様に聴こえ、心の中に入り込んで来るものです。山響の演奏は、残響の少ないホールを意識してか非常に速く、酒フィル団員は「あんなに速く弾くんだ、、、」と言う人までいました。我々は響ホールという素晴らしい残響の中で演奏できるので、もう少しゆっくりハギレよく、ヴィヴラートもかけて演奏してもいいかな、と思います。

盛んな拍手を受けて普段は滅多にやらないアンコール。
弦だけで「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」。山響の弦の美しさは最近とみに定評のあるところですが、今回のコンサートは、ステージも狭く天井も低い残響の乏しいホールのせいでどうしても客席に向かって生の音がまっすぐ聞こえて来るため、第1ヴァイオリンの音がやや暴れている感じを受けましたが、ヴィオラやセカンドヴァイオリンはいつも通り軟らかく美しい音でした。
もしかすると対向配置のため、第1ヴァイオリンの直ぐ横にチェロ、後ろにコントラバスという低弦があるため、セカンドヴァイオリンが横にいる時と違って奏でる音にも影響するのではないかな〜と感じました。

balaineもオケで吹いていて、後ろのクラやファゴットが柔らかい音を出してくれると一緒に柔らかく美しい音を出したいと思いますから、プロでもそういう影響はあるんじゃないかしら、と勝手な想像です。

Photo_2コンサート終了後、18:00から交流会(主催者側司会から「なおらいの会」との発言あり)があり少し出席させてもらいました。
土曜の夜は19時から酒フィルの定時の練習があり、3/13のファミリーコンサートまで後6週しかないので、休む訳には行かない。乾杯の発声後少しだけ食べて飯森音楽監督にご挨拶して練習に向かいました。
会が始まる前、ソリストの本田早美花(さみか)さんとお話をする機会がありました(HPで音質の良い彼女のソロ演奏を聴く事が出来ます)。
チラシやプログラムの写真からは、チャイコフスキーコンクールで優勝した神尾真由子さんや五嶋みどりさんのような雰囲気を持った人だなと思っていましたが、お話をすると取っ付きにくい感じは全くなく柔らかい優しいお嬢さんという印象。お母様も遊佐まで同行されていましたが、普通に優しい感じの方でした。挨拶をする時は、パリ暮らしが長いせいか「日本語があまり得意じゃないんです」とお話しされていました。
これからの活躍が大変期待される素晴らしい才能をお持ちの方だと思いました。

交流会に参加されたのは、山響側は飯森監督と事務局の方々そして本田さんだけでした。団員のみなさんは、この雪の中、バスや自家用車で急いでお帰りのため交流会に参加されず。20時過ぎには帰宅されたでしょうか。今日は村山で同じプログラムでコンサートですね。

〜〜〜〜〜
今日はノンビリの日曜日。
午前中は、昨晩(日付上は1/30)のサッカーの勝利の特集を見てテンションを上げてちょっとだけ庭の雪かき。
Photo_3kanonは毎日の雪の格闘と体調不良でテンション下がり気味。ランチに行きたいというリクエストにbalaineも賛成し、久しぶりに訪ねた下安町の「シェディオーク」さんへ。
写真は「シェフおすすめランチ」の一品目のサラダ。有機野菜が優しい味で美味しい!特に、ジャガイモ、サツマイモ、里芋(間違っていたらすみません)とお芋がゴロゴロ入っていて女性に人気な理由がよくわかります。

Photo_4Photo_5左はkanon注文の有機野菜のリゾット。ここのリゾットは炊いたご飯をお焦げを作る様に熱して、そこにコンソメの出汁が効いたスープと具沢山の有機野菜が乗っています。
右はbalaine注文の有機野菜のカレー。これもゴロゴロとお芋やキノコやニンジンが入っていて、素上げされたシソの葉など体に優しくしかも美味しい。おそらく香辛料の調合から作っているカレールーは非常に香り高く食欲を刺激します。

Photo_6Photo_7このお店がいつ行っても女性客で賑わっているのは、健康志向の有機野菜を使っていることはもちろん、このデザートたち。左はプリン。右はタルトタタンとヴァニラアイス。
プリンにかかったシロップは思わずお皿まで舐めたくなってしまいます。タルトタタンは単品で充分に美味しすぎるのですが、温めたお皿で溶けかけたヴァニラアイスをシロップ代わりに付けて食べると、もうホッペタが落ちます。

少しはテンション上がったかな。
明日はまた朝から雪かきで一週間が始まりそうです。

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