伝統の味
一番安い「普通盛り焼きソバ」で480円。こちらは「肉入れ大盛り」で580円。一番高いのが「イカスペシャル(特大盛りイカ肉玉子入れ)」の780円だったと思います。ここの焼そばの特徴は、テーブルにおいてあるウスターソースを「後がけ」すること。好みに応じて、さらっとかけたり、だぼだぼとかけたりして食べます。
私は、まずソースをかけずに食べ、コショウをかけて食べ、ソースをかけて食べ、さらにソースをかけ回して食べました。(写真は、珍しく携帯電話のカメラで撮影)
東北地方限定で、某コンビニで期間限定で「米沢屋の焼そば」として販売されたはずですが、反響はどうだったんだろう。横手の焼そばが有名になる、ずっと昔から今のスタイルを守って来たと聞いています。
こちら酒田駅すぐ近くの中華そば「大木屋」。
酒田駅を背にした場合、駅前を左に向かって行くとすぐ左手に阿部酒屋さんがあります。そのほぼ真向かいにむか〜しから暖簾を出しています。告白しますと、「大木屋」さんには今日初めて行きました。その存在は知っていたのです。暖簾の出ている時に前を通る事が少なかったということと、いったいどんなラーメン屋さんなのか「恐いもの見たさ」の様なところがあったのですが、ある人から「昔ながらの懐かしい味」と聞いて行ってみました。
左は店内にかけられたお品書き。「ラーメン」ではなく「中華そば」です。
普通もりは450円。写真は大盛りで500円。
厨房の写真を撮りたかったのですが、テーブルが並ぶ部屋のすぐ横なので遠慮しました。なんとも古色蒼然とした釜で麺を茹でていましたが、今はガスを使っているもののその形から以前は薪で釜の湯を沸かしていたと思います。
味は、とてもやさしく、懐かしい味。週に2、3回食べても飽きない感じです。好きな人は毎日でも食べるかもしれません。強烈なインパクトはないのですが、醤油味のスープには、野菜の甘みがたっぷり出ていて軽く魚介系の香りがします。麺はちょっと軟らかいところと硬いところがあり、「あれれ?」という感じですが、麺そのものの味はとても美味しい。具は短いメンマが数本に、よく脂が抜けたチャーシューというかハムの様な食感の茹で豚肉が二枚、そしてネギだけ。
シンプルで美味しい。
伝統の味!という感じでした。
藤島の「原田そば」(記事のしたの方に写真があります)を思い出させる、懐かしい、やさしい、中華そばでした。
〜〜〜〜〜〜
久しぶりに「今日の千代丸」。
家に据え付けの灯油ヒーターはとても暖かいのです。
千代丸は家の中のいろんなところが好きですが、特に寒い日はここがお気に入り。
ストーブの熱で床もポカポカ。
にゃあ、、、気持ちいいでち。。。
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コメント
現在699165です。
大木屋さん 昔から存在は知っていたのですが同じく行ったことがありませんでした。詳細ご報告ありがとうございます。 食べたくなっております~(*^_^*)
私も千代丸さんと同じで、温かい所から離れられません・・。
やはりラ~メン(中華そば)で温まろうかしら!?
投稿: けん | 2011.01.14 09:47
◯系とかいって、最近のラーメンはいろいろとありますが、
昔ながらの中華ソバも捨てがたいですよね。
過日、高校生のときによく行っていた中華食堂に行く機会があって、料金支払いなどシステムが多少変わってはいたものの、店の内装も味も変わっておらず、うれしかった覚えが有ります。
今699257です。今日のうちに達成しそうですね。
投稿: Teddy | 2011.01.14 12:37
けんさん、「大木屋」いいですよ。オバさんがひとりで切り盛りしているようで、茹でムラが出るのかもしれませんが、スープはもう「王道」、「ザ・中華」という感じです。
ああ、70万アクセス、忘れる所でした。
ありがとうございます。
投稿: balaine | 2011.01.14 13:25
Teddyさん、何十年も昔の味を変えずに守るというのは、大変な努力だと思います。材料が変われば味も変わる訳ですが、材料まで自分で作れないでしょうから、地場野菜や地場畜産が変わってしまえば、味も変化しますよね。また小麦粉だって同じものを手に入れるのは難しいかもしれません。
「おばさん」から出る出汁が変わっていないのでしょうね。
ある意味で尊敬に値する食堂だと思いました。
そうですね、明日辺りでしょうか、70万アクセス。
投稿: balaine | 2011.01.14 13:29