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2011.01.21

「鈴木秀美のバッハを聴く会」とリサイタル、告知第1報

世界的なバロック・チェロ奏者である鈴木秀美さんを酒田にお呼びすることになりました。
Photoまだ先の話ですが、今年の4月2日(土)で開演は16時です。
会場は、希望ホールの「小ホール」。客席数は150程度の全自由席です。

「ジョンダーノホール」は60席程度ですので、鈴木秀美さんにここで演奏して頂くというのは少し気が引けて、もう少し大きなホール、でも希望ホールの「大ホール」1200席強ではチェロ一本にはあまりにも大きすぎる箱と考えて、今回は「小ホール」にしました。

希望ホール「小ホール」は、ピアノリサイタルや声楽のリサイタル、ジャズのコンサートにも使われていますが、響きがややデッドなんです。

どうせなら「響ホール」(庄内町)の「小ホール」の方が良かったんじゃないの、という声も聞きました。
福田進一さんを音楽監督にこれまで3回の庄内国際ギターフェスティバルを開催している「響ホール」は、「小ホール」も割と豊かな響きが得られるからです。

ただ、コンサートを主催する「鈴木秀美のバッハを聴く会」(balaineが発起人で命名者)の実行委員はほとんど酒田市在住の音楽関係者にお願いしました。「響ホール」でコンサートを企画立案実行するには、地元の余目の音楽関係者、音楽愛好者(=ほとんどギタフェスの実行委員)を巻き込む必要があるのですが、そうなるとなかなかbalaineが勝手に独走する訳にもいかなくなります。


4/2(土)に鈴木秀美さんを酒田にお呼びするという話の大本は、昨年4/11の山響第204回定期演奏会の時に出た事なのです。その時の記事は「こちら」です。kanonも記事にしています。その記事は「こちら」です。
balaineの4/12の記事の最後に「そして近いうちに、是非是非庄内に来て頂きたいと思います。」などと書いていました。

鈴木秀美さんは以前にも山形市には山響の演奏会で来た事がおありだそうで、蕎麦と日本酒と温泉が大好きということ。ならば今度はソロかアンサンブルで山形にお出で頂きましょう!という話が盛り上がりました。山響Va奏者のN氏は、鈴木秀美さんの主宰する「オーケストラ・リベラ・クラシカ」でも一緒に演奏し、もっと小さな編成のアンサンブルでもよく一緒に演奏をされています。酒の席での話として、N氏や内陸在住の熱心な山響FCメンバーの間で「すぐにでもお呼びしたいね」と言う声が上がり、そして山響団員からも熱い支持があり「山響定期演奏会にもまた来て頂きたい」という話が盛り上がりました。定期演奏会の方は現実になり、今年7月に第214回定期と第17回庄内定期鶴岡公演で「バロックからのエクソダス」というタイトルで再び鈴木秀美さんの指揮と弾きぶりのチェロ協奏曲が実現することになりました。

しかし、ソロでおよびするとなると話は別です。一体誰が中心になって秀美さんを山形にお呼びするかという話の段階になって、企画立案の段階で誰も手を上げる人がいませんでした。

「balaineさん、庄内の方でどうですか?」という話におっちょこちょいのbalaineが「はい、いいですよ、やりましょう!」と乗ってしまったというのが事の発端と言えましょう。

庄内でやるなら、響ホールの大ホールかな?と思ったのですが、いくら世界的チェロ奏者と言えど500席を満席にし、採算を取れる様な演奏会を運営出来るか不安がありました。酒田でアマオケ始め音楽活動をさせて頂いている中で、親しくして頂いている酒田及びその周辺地域の音楽活動に大きな影響力を持つ先輩諸氏を巻き込んで、助言や支援を頂きながら演奏会を企画立案実行しよう!と考えて、酒田市民会館希望ホール「小ホール」を会場に選んだと言う事です。

Photo_2こちらはチラシの裏面ですが、表裏ともにbalaineが作りました。
これにはサロン・コンサートを企画立案実行して来た経験が少しは役に立っています。「実行委員会から一言」に書いているように、鈴木秀美さんのコンサートは酒田はもちろん庄内で「お初」です。
7月に山響庄内定期鶴岡公演がありますので、その紹介告知にもなります。

鈴木秀美さんは数多くの演奏録音とともに著書がいくつかあります。
41udaqu0fl_ss500_その中で2009年に出版された写真の「無伴奏チェロ組曲」という大型の本は、まさに「金字塔」とも言える著作です。
世界的にもバッハの無伴奏チェロ組曲を2回録音している音楽家は少なく、ご自身の研究成果を二分冊の「解説編」と「校訂楽譜編」にまとめて出版したものです。6曲の組曲全てに渡って解説した「世界初の書」と言われており、チェロを弾く人、バッハを弾く人には必携の書ではないかと思います。

バッハの無伴奏チェロ組曲は、今やチェロ以外に、ギター、エレキギター、フルート、ホルン、チューバなど様々な楽器用に編曲され、演奏・録音もたくさんあります。親しくしてもらっているホルン奏者バボちゃん(ラデック・バボラーク)のホルンによる「無伴奏チェロ組曲」など聴くと衝撃を受けます。

しかしながら、古楽の第一人者であり、世界的バロック・チェロ奏者である鈴木秀美氏が奏でる「無伴奏チェロ組曲」は本当に格別のものがあると思います。CDを聴いていても、声を出して歌っているように聞こえます。

ようやくチラシを印刷に回した段階で、これからチケット作り、コンサートの宣伝活動(チラシ挟みとか)、実行委員会の本格的始動、酒田までの往復のチケットや「宿」の確保などいわゆる「あごあしまくら」の準備も必要です。プロモーターに頼んでいる訳ではないので、素人のbalaineが中心になって全て準備手配をしなくてはなりません。
大変ですが、庄内に住む多くの方に鈴木秀美さんを知って頂き、その素晴らしい音楽に触れて頂く事は我が喜びでもある訳です。

またこれから何度か告知を行って行きます。
興味のある方は、どうぞ平成23年4月2日(土)、酒田で鈴木秀美さんの無伴奏チェロ組曲が聴けることをスケジュールに組んでおいてくださいね。
(翌日は秀美さんによるレッスンも予定しています)

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コメント

いやあすごいですね。

ほんとに「どこでもドア」が欲しいです。

仕事でお忙しいうえに、オケもやり、さらにいろいろなコンサートのプロモーションもされていて…

それからすると私は怠け者だなぁ…と

投稿: Teddy | 2011.01.24 12:36

Teddyさん、ようするに「おっちょこちょい」なんですよ。博多の人間って、結構こんな感じじゃないでしょうかね?
良く言えば「進取の気性に富む」感じでしょうか、、、タモリとか。
大学勤務時代は、臨床以外の主たる仕事は全国学会の準備運営が多かったので、ポスター作りとか企画立案とかばかりやっていたのが今役に立っている気がします。

本音は、他にやってくれる人がいればお願いしたいのですが、そうも行かず。。。(苦笑)

投稿: balaine | 2011.01.24 19:38

「私的CD評」へのコメントとトラックバック受け取りました。ありがとうございます。
酒田で大いに活躍されているようですね。鈴木秀美氏の演奏会が、成功しますように祈っております。

投稿: ogawa_j | 2011.02.01 11:44

ogawa_j様、コメントありがとうございます。
ちなみに私の実家は神奈川県(戸塚)です。秀美さんとは同い年(貫禄と言うか風格が違いますが)なのです。
これからも時々覗かせて頂きますね。よろしくお願いします。

投稿: balaine | 2011.02.01 14:07

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