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2010.12.26

クリスマスと翌日(レストランNICOのことなど)

去年のクリスマス・イブは、上山の名月荘に泊まりフルーティスト高木綾子さんの蔵でのコンサートを聴くという超贅沢な2日間+映画のだめカンタービレ「最終楽章 前編」を観に行ったのでした。

今年は、イブが金曜、クリスマスが土曜。なのでイブは夜まで診療で「うちごはん」(一昨日の記事)となったのでした。しかもお天気は「庄内地方には暴風雪警報発令中です」というわけで家でおとなしくしているのがベターな訳です。

12251226左は、12/25朝の院長室から外を見たところ。まずはクリニックの駐車場をスタッフ総出で雪かきから一日が始まります。10ヶ月程カバーをかけて放置しておいた除雪機「ユキオス」二台のエンジンを駆けてみました。
オイル抜きもせず放ったらかしだったので始動するか心配していたのですが問題なくエンジンがかかってホッとしました。
右の写真は、12/26今朝の自宅玄関前。
暴風雪警報は解除され雪も小降りになりましたが、外気はとても冷たく、すぐに家の中に入りました。

そんな中、昨日午後は、市民オケの新年恒例の「総会&ニューイヤー団内コンサート」に向けて初回練習。ブランデンブルク協奏曲第4番1楽章を、ソロVn担当の団コンミスHさん、チェロにライブラリアンYさん、ヴィオローネ役のコンバスに中央高校音楽部指導指揮者でもあるM氏、そして1番フルートに入団2年目の新人A嬢、そして2番フルートはbalaine、チェンバロはkanon。6人で初回練習。
いろいろ確認しながら、3/8拍子の♪=130位でゆっくりから始めて、156くらいまで速度を上げて練習しました。
年明けには、これにVn1、2とヴィオラを交えて計9名での練習をし、すぐ本番です。弦楽器奏者は我が団内でもトップの人ばかりの集まりなので、個々の技術にはあまり心配はありません。
ピッチの狂いやすいチェンバロを聞きながら、通奏低音を感じながら、軽やかなアンサンブルが奏でられるか。本来はブロックフレーテ(リコーダー)で吹くところを2本のフルートで演奏するので、balaineも久しぶりに総銀製フルートで演奏予定。昨夏の「街かどコンサート」で演奏したときは、1番だったので管体18金で演奏したのですが、フルート2本ともに銀製で音色を合わせて演奏しようと思っています。


さて、昨日のディナーは、酒田市内でも人気のフレンチ「NICO」に行きました。

酒田に「この店あり」と言われるフレンチの名店「欅」(ここも発祥は「ル・ポットフー」と同じなので”フランス風郷土料理”と詠っています)の総料理長で「食の都親善大使」である太田政宏氏の息子さん太田舟二さんがやっていて、若者に大人気のフレンチです。
普段は2,000円位からしっかりとしたコース料理を頂ける、安くてお洒落で美味しいお店ですが、クリスマスは特別メニュー1種類だけ。

Photoスタートは「カリフラワーのクリームとズワイガニのジュレ」から。
白いカリフラワーを使っているのでしょうか。クリーム状のムースっぽい口当たりにジュレは蟹の香りもよくとても美味しい。素晴らしい一品です。

Photo_2つづいて「フォワグラと干し柿のテリーヌサラダ添え」。
クリスマス特別メニューらしく高級食材のフォアグラを使い庄内特産の柿をサンドしたテリーヌは、甘くしっとりしています。サラダの中にも干し柿が隠れています。薄くスライスされた温海カブもアクセントで美味しい。

Photo_33皿目に「ワタリガニのスープ」。
エスプレッソコーヒーのような細かい泡が立ててあり、食感も良くワタリガニの甘さがよく引きだされていて美味しいスープでした。

Photo_54皿目、「つや姫とホッキ貝のリゾット」。
でました!大袈裟に言えば、山形県が県の農業の命運をかけて開発し今年ようやく通常流通で発売を開始したニューブランド米「つや姫」を使ったリゾットです。
あるお店で、つや姫はリゾットにはちょっと向かない、と聞いていたのですが、確かに「はえぬき」を使った他店の美味しいリゾットを知っているだけに、リゾットとしての完成度はちょっと低いかも、と感じました。歯ごたえがあるのですが、中がフニャっとしているというか、普通にご飯として炊いても水が多めだと少しベチャッとしやすいお米のように思いました。

Photo_65皿目、「鮮魚のクレープ包みクリームソース」。今日のお魚は「まとう鯛」とのこと。白身魚ですが鱈の身のように歯応えを感じます。クレープに包まれてアメリケーヌソースのような魚介の旨味とコクの出たソースをまとっています。
葉っぱは、、、なんだったか忘れました(苦笑)。

Photo_76皿目は「庄内牛とフォアグラ、トリュフのパイ包み焼き」。
2皿目にフォアグラのテリーヌが出たのに、最後のメインにフレッシュフォアグラが庄内牛に挟まれて、しかもパイ包みになって出てきました。付け合わせにはカボチャのムースと藤沢カブのグリルにサヤインゲン。
ソースは美味しかったのですが、それぞれの個性があまり上手く融合していないというか、バランスが悪いというか。カボチャが口の中で甘くねっとりとし、おいしいお肉に挟まれたフォアグラがねっとりしているのですが、カボチャの甘さに味を消される感じがする上、有名になった藤沢カブの特徴でもある爽やかな苦みがパイに含まれるバターの味やカボチャの甘みと喧嘩している感じがしました。
6皿目では結構お腹もいっぱいになって来ていたので、高級食材が美味しく調理されていても同じ皿に供されたそれぞれのバランスがうまくとれていないと「う〜ん、なんかきついな、、、」という印象を持ちました。特別メニューという事でちょっと欲張ったかな、という感じ。
味はいいのですよ、間違いなく。あくまで私の勝手な個人的印象です。

人気のお店のクリスマスの夜という事で、すべてのテーブルが予約で満席。balaineとkanon以外は若いカップルが多く、特に我々が通された奥の方の席の回りは全部20代前半のカップルばかりでおアツイ感じ。balaineはワインに酔っていつもの様に眠くなっていましたが食べ物の味だけはしっかり味わいました。

Photo_8最後のお皿は、デザート「パリブレストNico風」。
シュー皮をリング状に焼いたものを切り分けて出しているようですが、上にはアイスクリームとイチゴ、そしてこのお店得意のアーモンドを飴で包んだものが乗っています。とても美味しかったので全部食べました。
若いカップルが去った席には、男性が残したデザートが結構目立ちましたが、やはりコース料理は最後のデザートまで食べてコースだということを知って欲しいと思います。
ひとつ残念だったのは、食後のコーヒー、kanonは紅茶だったのですが、どちらも今一だった点。家で入れて飲むコーヒーの方が美味しいと感じる様なコーヒーを有名になった以上は出してもらいたくないと思います。

お皿によっては、さすが!と思うものから、美味しいけど、、、というのもありましたが、普段よりもお高めの食材を使い、通常のディナー予算の1.5~2倍のお値段なのですから厳し目の点数を付けさせて頂きました。
これからの酒田の、庄内の、食文化の間違いなく中心人物になるであろうお一人として今後も期待してまたお料理を頂きたいと思います。

さて、のんびりとクリスマスディナーのことなど書いていましたが、そういえば年賀状を早く出さねば、、、という訳で今日の午後はkanonの手助けも得て100枚程の年賀状を完成。
あと40枚ちょっと書かねば。。。

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コメント

ステキなクリスマスを過ごされたようですね。先生のブログを拝読していると酒田へ行ってみたくなります。夏は蔵王までは行きました。山形は食べ物が美味しいですよね。うちは長井からしょっちゅう野菜が送られてきます。


ブランデンブルグいいですね。奥様とアンサンブルできるって最高ですね!


ブログやっと二回目のヨーロッパまで読みすすめました!

投稿: えみりん | 2010.12.27 10:35

えみりんさん、コメントありがとうございます。
「二回目のヨーロッパまで」って、、、始めから2年半分くらい読まれたってことですか?!
過去の記事については(も)、お恥ずかしい限りです。今のところは1300件を超える記事があります。こんなブログで良ければゆっくりお読みください。

投稿: balaine | 2010.12.28 00:51

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