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2010.06.05

キャメラおやじ2

巷には、歴女(歴史好きの女性)やら鉄道女子(鉄道オタクの女性)など、女性というだけで特別視される言葉があります。さらに「着物女子」、そして「カメラ女子」という言葉まで現れました。
ずばりそのまま「女子カメラ」という雑誌まで発売されているそうな。

男子だって、歴史好きや鉄オタはもちろん、着物好きもカメラ好きもいるだろうに、なぜに男子はもてはやされないのか。ならば、「おやじ」はどうなのだ。

Photoニューキャーメラを手にした、おやじbalaineは嬉しくて当然のようにあらゆるものを被写体にしている。キャメラハズカム当日の6/3の夜、すぐに愛用のコーヒーカップ(源右衛門赤濃牡丹絵)に「魅惑のバリ」をパチり。

本日のお題は「てんしさま」こと上坂学氏のブログに倣い、

〜7月3日のサロン・コンサートに向けてどうやって練習しているかというと、シリーズ1〜

Photo_2チマローザの「2本のフルートのための協奏曲 ト長調」のフルートパート譜と愛用のパールフルート管体18K金メカニズム銀製。グランドピアノG7の上で撮影。

Photo_3写真を撮るだけで上手くなるんだったら苦労はしないのだが。。。
当然、練習。最初はまずゆっくり。装飾音も取って音楽の骨組みを確認。
自分はセカンドなのだが、ファーストの旋律を理解していないとちゃんと吹けないので、同時にファーストパートの練習も行う。

Photo_4譜面台の裏から撮影したこの写真の様に、楽譜も表ばかりではなく裏も読まなければ行けない。譜読みする上で総譜(スコア)は大切なのだが、本番のピアニストMS嬢に既に渡しているため手元にない。

Photo_5ということで、ピアノパート譜の代わりに、G7の象牙の鍵盤を撮影。
う〜ん、まだまだへたれ写真である。。。
入門したばかりのキャメラおやじとしては、まずは「全自動」でキャメラに慣れている段階。そのうち、いろんな機能を覚えつかいこなすだろう。。。

Photo_6「ジョンダーノ・ホール」に置いてある、象牙鍵盤のG7よりも被写体として美しいチェンバロ。響きに影響する装飾である響板のローズ孔とその周りのテンペラ画。
実は「この方」のHPのトップの写真は、いまだにこのワイフ愛用のチェンバロの「ローズ孔」。

Photo_7だって制作者ご本人なのですから当然ですね。仙台に工房を構える林裕希氏2005年製作フレーミッシュスタイル(ルッカースモデル)一段鍵盤。A1=415または442Hzのピッチシフト機構あり。

Photo_8チェンバロは音楽を演奏するための楽器であるが、それ自体が美術品の側面を持つ。それはチェンバロが過去もっとも活躍した時代の影響が大きい。美しい音を奏でる楽器でさえあれば、必ずしも装飾は不要であるが、製作者や持ち主の趣味・センスを現すものでもある。

Photo_9響板には上の写真のように花鳥風月が描かれる事が多いし、蓋にも絵が描かれたりこのチェンバロの様にラテン語の文字が刻まれる事もよくある。
蓋の内側には「音楽は 喜びの友 悲しみの薬」と、演奏を聴く人が見えるように書かれてあり、写真では折られていて見えない鍵盤側の蓋には「行いは 人をあらわす」と書かれている。

足3本はピアノのように楽器本体にくっ付いて生えている訳ではなく、脚台の上に楽器が載っかっているだけ。足は仙台に工房を構える林氏らしく、宮城県の鳴子(?)のこけし工房で作成してもらったと聞いた。

さて、今日はどんな被写体を狙って行こうかな。

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