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2010.05.05

萌え〜(苦笑)いずる、西馬音内と角館

このGW、5月1日のサロン・コンサートの翌日の2日は出かけずにのんびりしました。コンサート後の片付けもあり、ヴィデオ録画の編集整理もしました。
残った3日間をどうしようかと考えていました。毎年、1日は会員になっている東蔵王ゴルフ倶楽部に出かけていたのですが、今年はまだ1回もクラブを握っていないし、どうしようか、、、と迷っていました。

2年前、角館に花見に出かけたのは4月27日、「角館往復320km」の記事を参照ください。その時はすでに葉桜でした。

今年はインターネット情報ではばっちりとの事。

いろいろ準備(2日程どこかに泊まるつもりで)して酒田を出たのは10時頃。
まずは家内の希望で西馬音内(にしもない)を目指します。


ご存じない方は、どこそれ?という場所。
News084366_pho01有名なのは西馬音内盆踊り。そして「萌え系」キャラの美少女イラストで有名になった秋田県羽後町のJAのお米。なんでもこのイラストを採用したら、1年で売れるお米の量が2ヶ月で売れてしまったということ。「萌え〜」様様ですね。

今回の目的地は、この「萌え〜」とは別のこちら、櫻山(おうざん)です。その中のカフェ、OHZAN Cafe and Restaurantに、古(?)の女給さんスタイルの店員さんがいるということで、”秋葉系”には「メイド・カフェ」と間違われたこともあったそうです。

Photo料亭櫻山横の駐車場からカフェの方に回るとちょうど満開の桜が迎えてくれます。奥にあるのが「対川荘」という100年の歴史を持つ離れ。ここで食事やお茶が出来ます。

Photo_2中はこんな感じ。
なかなか目で見た通りのイメージを安物デジカメの写真ではお伝えしにくいのですが、古い木造家屋にアンティークな調度品や手編みのアンティークレースの飾り、そしてイマン(imane)の食器類。
噂の女給さん(メイドではなく)はお二人で、GWのにぎわいの中忙しそうに働いていましたが、その格好のお陰ですこしだけこちらの気分も和むものです。

Photo_3メニューは、ランチのみ。その他はお茶とデザート。
ランチメニューはメインが2種類の中から選択できます。私は写真の「ローストビーフ丼」。貝割れ大根のスプラウトでしょうか、たっぷり乗っていてヘルシーな感じ。ローストビーフもそこそこに美味しく、温泉卵が付いていて食欲をそそります。写真のように小振りなスープと白菜付け(やや酸っぱいのはそういうもの?)に、シャーベットと飲み物(コーヒーか紅茶)がついて、1890円という値段を考えると総合点としてはまずまずかな。
Photo_4こちらは家内の注文、「比内地鶏丼」。メイン以外は同じで値段も同じ。
比内地鶏は美味しいですね。純粋に食事だけの点数ではなく、ロケーション、シチュエーションも評価には入ります。
ミシュラン・ガイドの基準を参考にすれば、星1つあげられるかどうか、、、だと思いますが。

Photo_5デザートは、梅ジャム入りのシャーベット。美味しかった。
家内は紅茶を頼んだのですが、(紅茶にはうるさい家内が)期待していなかったので思わず「美味しい!」と言っておりました。コーヒーも私的には少し薄めのアメリカンタイプなのが不満でしたが、味はとても美味しかった。

2個人のお顔が特定しにくいように写真は小さめにしました。「女給さん」のスタイルは、秋葉系のメイド服とは違い、古典的なもののようです。この左側にクロワッサン・ラスクやケーキなどお持ち帰りも出来る商品が陳列され、右奥が厨房です。
急な階段があって2階があります。1000坪というお庭を眺めるのは2階もいいですね。ここはそのうちオーガニック・レストランになる予定のようでした。
Photo_7着物好き、アンティーク好きの家内は、「女給さん」に「萌え〜!」になって満足。食後はお庭を少し散歩。桜はホワホワのモクモクの満開。お花も「萌え〜」。
桜の木の下でアンティークの着物も映えるようです。


さすがのGW。車の量は多く、酒田から湯沢の少し西の西馬音内まで(真室川の主寝坂道路や、雄勝から湯沢まで無料供与区間の高速道路ありますが)走行距離およそ100kmを2時間以上かかりました。

午後1時半前に「櫻山」を後にして、次は角館を目指します。
渋滞は覚悟の上、西馬音内から県道38号を雄物川沿いに北上。大曲辺りから混み始め、角館街道に入ってからはすぐにノロノロ運転になります。東京フォーラムで開催されている「ラ・フォルジュルネ・ジャポン」をFM放送で聴きながらのんびり運転します。角館中心部まであと8kmくらいのところから、市街地に入るまで1時間近くかかって、駐車場も苦労してようやく車を降りたのは午後3時半頃。西馬音内を出てからこれまた2時間以上経っていました。走行距離は50km程度なのです。

Photo_8角館もちょうど満開でした。日当りの良いところでは少し葉っぱも出て来ていましたが、有名な桧木内川堤のソメイヨシノは写真のように素晴らしい眺め。

Photo_6寄って撮ってみましたが、ほわほわのもくもくの満開です。こちらも「萌え〜」。
想像通りの凄い人出。団体観光客も少なくないようです。目の間を歩いているご夫人が聞き慣れない言葉でしゃべっているので、どちらの方言かな〜と注意して聴いてみると中国語のようでした。中国人や韓国人の観光客にも人気のスポットのようです。

Photo_10朝から着物を選び、着付して、ここまで4時間を超える車での移動でした、2年前もそうでしたけれど角館の武家屋敷通りには着物が映えます。美しい枝垂れ桜の前でぱちり。
武家屋敷通りで着物を体験できるところもありますが、申し訳ないけれど着慣れない人が着てもやや?、馬子にも衣装にはならないようです。

4普段から着物が好きそうな、いわゆる着物女子、着物男子も少し見かけました。なかなかの着こなしをしていた若い着物男女に家内は「萌え〜!」になって、「写真撮らせてください」と携帯でぱちり。それじゃ、一緒に撮りましょう、と並んで着物男子の彼と旦那の私が写真を撮っていたら、5、6名のカメラマンがパシャパシャとまるで撮影会のように撮りだしました。

家内もよく訪れるブログ主「とにゃまま」ではありませんが、通称デジイチの”ニュー・キャメラ”を手に持つ人は多く、家内は所々で激写(?)されておりました。

桜の散ってしまっていた2年前と違い、ことしは堤防も武家屋敷も一往復以上ブラブラ。最後には家内の杉の下駄が割れて鼻緒が外れるオマケまでつき、地元の下駄屋さんで台を替えてもらいました。

この日は秋田市内の家内の実家に寄り一晩泊めて頂きました。
翌5月4日もお天気は良さそうだったので、インターネット情報を信じて弘前公園を目指す事にして早く休みました。
萌え、萌えの一日でした。(つづく)

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