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2010.05.30

フルートレッスンと鶴岡でのホームコンサート

さて、ブログを書かなかった昨日は、13時過ぎの診療終了後、「めだか」で「もりダブル」を食べて自宅で少しのんびりし、八森のゴルフ練習場で練習後、夜は酒フィルの定時練習。
ドヴォコン3楽章とサン=サーンス「オルガン付き」の2楽章後半を中心。

今日、5/30(日)は朝から良い天気。
Photo日曜日にしては早起きして準備して9:30頃お出かけ。向かった先は鶴岡第五中学校。
場所は、鶴岡の中でも大山地区と言って酒作りの盛んな地域の近く。その昔、「人面魚」で全国的に有名になった善宝寺というお寺も近くにあり、「寝覚め屋半兵衛」という有名な麦きり屋も近い。
地図では真ん中を走る高速道路の左(西)側に五中がある。鶴岡駅よりは、くらげで有名なあの加茂水族館のある加茂漁港に近く、長閑な田園地帯にある立派な学校。

なぜ日曜日に鶴岡の中学校に行ったかと言うと、知人から吹奏楽部のフルートの生徒を見て欲しいと頼まれたから。合唱で有名な学校なので、吹奏楽部はややマイナーで目立たない存在らしく、4月から転勤して来た知人である指導教官も専門は弦楽器なので少し戸惑いがある様子。
「なんとか、、、」というお願いに「よし、わかった!」と安請け合いした始末。

Photo_7小6からフルートを始めたという一年生と、中学にはいって初めてフルートに触ったと言う二年生。ともにキャリア一年あるかないか、しかもこれまできちんとしたフルートの指導はあまり受けていない様子。
自分なりに長年のキャリアで習得して来たフルート演奏の技術と上坂先生からも学んだ「驚くぐらい簡単に音が出せる」奏法の一部を伝授。これで私も「フルートの先生」である。エッヘン!(などとはちっとも思っていないが、、、)

すでに一年くらいのキャリアがあるので2名ともある意味「クセ」がある。それを「否定しない」ことから始め、どうしたらもっと綺麗な音が出せるか、綺麗な音とは何なのか、ということを1時間ちょっとレッスン。吹いてみせるのが一番なので、目の前で理論的なことを説明しそれを実践。
いい音がでないのは楽器が悪い訳ではないのはもちろん。中学の吹奏楽部の楽器なので、当然のように洋白銀製であるが十分な鳴りは得られる。問題は吹奏法。吹き方。
生徒さんのフルートを借りて私が吹くと、「私の音」がする。100人いれば100人の音があり、「唯一の正解」は存在しないこと。良い音を習得するためには良い音のイメージを持ち、そのための理論を理解し、あとは自分で試してみること。それを理解してもらうことに時間を割いた。あとは生徒さんが楽しみながら頑張るしかない。

そのためにも「本物の音」に直に触れるのが一番良い。
もちろんCDやDVDでプロの演奏を聴き、観るのも勉強になるが、「生」が一番。

ということで、昼食後、向かったのは鶴岡市内の通称「奥山サロン」。
Photo_2先年亡くなられた奥山内科医院院長の診察室などを素敵なサロンにリフォームし、自らも皮膚科医である未亡人の奥方が主催されているホームコンサート。最初は内科医の奥山先生もご存命だった2006年から始められ、今回で第9回。
写真は(私の場合と同様に)手作り感たっぷりコンサートのプログラム表紙。

Photo_4今回登場したのは、山響首席フルートの足達祥治さんとピアノの渡部玲奈さん。
そう、「本物の音」とは足達先生の音を聴かせることが今回の目的。
実は、先日の山響庄内定期酒田公演(5/13)に実行委員として準備を手伝った際、5/1に拙クリニック「ジョンダーノ・ホール」で第8回サロン・コンサートに出演して頂いた足達先生、その時の写真と演奏風景を録画したDVDをお渡しした。その時、GPの終わった空き時間にプーランクのフルート・ソナタの練習をしていた足達先生から、「実は、かくかくしかじかで、、、」と本日の「奥山サロン」でのホームコンサートの事を教えて頂いた次第。

Photo_5拙クリニックの「サロン・コンサート」との決定的な違いは、「無料のホームコンサート」であること。そして口コミでの知人、友人お誘い合わせでの来客がほとんど。外国人さんも2名程居て全体的に「ハイソ」な雰囲気を漂わせているところ。
無料のコンサートなので、プログラムはJASRACを気にすることなくバロック、古典から近現代、ポピュラーまで組み込める。プーランクのフルート・ソナタだって、プーランクは1963年没であり著作権フリーではない。アントニオ・カルロス・ジョビンの「イパネマの娘」などもかっこ良く演奏された。

Photo_6元診察室だったというコンサート会場は、趣味の良い調度品やさりげなく高級そうなアンティークの家具など品の良さが漂っている。椅子はぎっしり並べても30脚程度。
「私の教え子」になった中学生2名は、「足達先生の真ん前に座るように」という命令をきちんと聞いて、本当に目の前で「本物の音」に触れ、感激した様子。

故奥山先生のお孫さんにあたる(奥山家は未亡人の奥様も医師、ご子息もその奥様も医師という医者一家)お嬢ちゃんとお坊ちゃんが可愛らしく開会の挨拶をし、コンサート直後の花束贈呈も行っていて素晴らしいことだと感心した。

その上、コンサート終演後は、「それじゃ、皆さん、手伝って下さい」の号令一過、椅子が寄せられてテーブルが4つばかり並べられ、その回りに椅子がササッと置かれて、すぐにお茶とお菓子も用意され、本当に「サロン」の雰囲気になった。常連さんもお手伝いされていたが、本当の「お手伝いさん」がいらっしゃるようで、こまごまとしたことをされていた。
こういう「ハイソ」な点は「ジョンダーノ・ホール」とはまったく違うのであるが、「こういうのもいいもんだなぁ、、、」と思う。

拙クリニックの「サロン・コンサート」は、前々からこのブログでも何度か書いているように、できれば「無料」のコンサートで、時と場合によってはお茶を飲みながら、またはワインなど嗜みながら音楽を楽しむ、という会にしたいとは思っている。しかし、チラシ、チケット、プログラムをすべて私一人で作成し、知人に配り、コミュニティ新聞に告知し、時には山形新聞にも取りあげてもらい、本物のプロの演奏家を招いて、出演料をお支払いしている状態で、まだ「無料」とは行かない状態なのである。

鶴岡にこのような素敵な「ホームコンサート」があるのなら、何も真似するが如く無料のコンサートをするまでもないな、、、と帰り道運転しながらぼんやり考えた。

次回7/3(土)の『ジョンダーノ・ホール』でのサロン・コンサートも「第9回」になる。
是非、たくさんお越し頂きたいとの願いも込め、先日完成したばかりのチラシを奥山サロンでも配らせて頂いた。

〜〜〜〜〜

本日のオマケ。
Photo_8Photo_9五中でのレッスン後、ホームコンサートに向かう前、昼食は鶴岡の「ジュニアペーパームーン」。7号線沿いのVOICEショッピングセンター内にあり、前々から一度は行ってみたいと思っていたお店。
左はパスタランチセットの前菜。右は今日のパスタをセットにした際に付くサラダとスープ。


Photo_10Photo_11左は、一緒に連れて行った生徒さんが注文した「たらこスパゲッティ」。右は家内が注文した「昔風のナポリタン」。知人の先生の注文は少し遅れて来たため写真なし。
中学生の前ではさすがにパスタの交換はしなかったので、家内のナポリタンの味は不明。

Photo_12こちら、私の注文。本日のパスタ。
丸ごとトマトとマスカルポーネのリングイネ(生パスタ)。トマトは湯剝きされほんのり温かい。それを4等分した真ん中にどっさりとマスカルポーネチーズが入っている。トマトベースのソースのリングイネに酸味と甘みを与えている。こういう組み合わせは初めて食したが、生パスタの茹で方とソースの和え方がイマイチで麺が固まって出て来た。
ちょっとガッカリ。

Photo_13セットに付いて来たデザートは、なぜかまた「マスカルポーネチーズのケーキ」。まあまあだけど、ちょっとしつこいかも。

このお店は、鶏、豚、鴨などの肉料理をメインにして提供するお店らしいので、パスタだけでは判断出来ないが、パスタには特にうるさい私的には残念ながら合格点は出せない。パスタを食べるのであれば「ファイヤーボール」の方がいい。ただ、お店の雰囲気や店員さんの椄遇態度はしっかりしていて好感が持てた。若い女性に人気のようで、ざっと見渡しても男性客は私だけだった。


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