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2010.04.19

映画『のだめ』最終楽章後編、観ちゃいました。

4/17(土)から全国封切りとなった、映画『のだめカンタービレ』最終楽章「後編」。
公式HPは「こちら」です。

「前編」の方は、昨年封切られ、私は12/25のクリスマスの日に、前日の名月荘での高木綾子さんのお蔵コンサートで出かけた帰りに観て来ました。こちら→「映画『のダメ、、、』観ました」の記事をご覧下さい。

その時から待ち遠しかった「後編」です。
アマオケ団員、クラシック音楽ファン、フルート吹き(元ピアノ弾き)としてご多分に漏れず「のだめ」好きです。

しかし、「やった〜!観て来たぞ〜!!!」と大声で叫ぶ感じではなく、「観ちゃいました、、、」と少し気恥ずかしそうにするのがこの際正しいスタンスではないかと思います。(笑)

土曜日は午後1時まで診療、夜はいつも通り所属市民オケの酒田フィルの練習。定期に向けての第3回目でサン=サーンスの3番「オルガン付き」の後半2楽章の練習でした。まだ人も十分揃ってはいませんが、真面目に練習に参加する弦楽器奏者は結構自宅で弾き込んで来ていることが感じられます。管もそこそこです。問題はもちろんたくさんたくさんたくさんありますが、結構音楽になっていました。

オルガンとティンパニがないにもかかわらず、フィナーレでは富士見コミセンの中でオルガンとティンパニと一緒になっている様な感じで練習が出来たと個人的には感じています。


そして昨日日曜日はブログ記事にしたように午後5時までは「休日診療所」の当番でした。しかし、封切り2日目なのでイオンシネマで一日5放映とフル回転です。夜の20:30からの回には十分間に合います。

Photoイオンシネマで一番大きな「No.1」の部屋でしたが、夜の部だったせいか、結構空いていました。一番観やすいと思われる真ん中の列の真ん中に席を取っても、前後左右隣接した席には座っている人がいません。1/3程度の入りという感じで少し拍子抜け。
(写真は、映画視聴者に配られる「無料」の特別編集コミックとポストカード4枚。知らなかったので結構嬉しかったです!あ、紺色のパンフレットはもちろん買ったんですよ。笑)

中身はネタバレになるので(なるべく?)書きません。(苦笑)
コミックは1巻から23巻まで読みましたし、全巻持っています。テレビドラマ、ヨーロッパ編の正月特番ドラマも観ました。アニメ(山形は非常に遅れて始まった)の方は観ていません。
アニメ版だと演奏シーンがちゃんと描けず、声優の声も今ひとつと思っていたからです。

ただし!
一昨日、4/17(土)の夜にテレビ放映された「前編」の特別版はしっかり録画してみました。
昨年公開された映画「前編」からカットされた部分もありましたが、新しく追加された部分が結構ありました。特に、”ミルヒー”、もといシュトレーゼマンが独り言を呟くように千秋真一とのだめの二人のことを語ります。
原作では重要な登場人物なのにもかかわらず映画では一度も出ていない(はず)の千秋真一の父親。この親がいたから、千秋真一の才能がありまた努力する根性があるのだと思います。コミックではこの父親が喋っていたセリフを、結構シュトレーゼマンが語ります。

そして今回の「後編」へと内容が続いていました。シュトレーゼマンの存在感が非常に高くなっています。原作コミックとはストーリーが違う部分もありますし、何よりもエンディングがまったく違います。コミックでは、のだめがまたフランス郊外の邸宅でのリサイタルをするところで終わっています。
「楽しんで弾くので 頑張って聴いて下さい。アヘッ♡」

映画では、しかし!、、、内緒です。。。

今回、三木清良が(なんとか)「カントナコンクール」本選で演奏したブラームスのヴァイオリン協奏曲は、酒フィルが昨年の定期で畏れ多くも久保陽子さんとやった曲です。あの時の久保陽子さんの魔力すらたたえる凄い音色と感動が蘇りました。

のだめがシュトレーゼマンとやったショパンのピアノ協奏曲第1番は、一昨年、山形市出身の新進気鋭のピアニスト石井理恵さんとやりました(間違えました、石井さんとやったのはチャイコフスキーのピアノ協奏曲です)思い出の曲。
ハンガリーのソルノクで井崎先生の指揮、藤井亜紀さんのピアノでソルノク市響と合同演奏で私が海外演奏デビューした曲です。ソルノク市響が酒田に来た時には、リスト国際ピアノコンクールで最上位(1位なしの2位と同点3位(年齢で3位となった)のピアニスト ファルカシュ・ガーボールともショパン、演奏しました。藤井亜紀さん、ガーボール、そして石井さんとの素晴らしい演奏も蘇りました。のだめが演奏した会場は、なんとなんとスメタナホールでした(漫画原作ではロンドン響とロンドンでやったはず)。
プラハ市民会館の外壁に、でかでかとシュトレーゼマン演じる竹中直人氏のポスターが、まるでDAIGOの「うぃっしゅ」の様な格好で張り出されていて(恥ずかしくて)苦笑せざるを得ませんでした。

ああ、プラハの街並、ああ、スメタナホール、、、
2007年の「プラハの春 音楽祭」のチケットをチェコフィルのファゴット奏者オンジェから招待され、スメタナホールでチェコフィルの演奏するスメタナ作曲「我が祖国」全曲演奏に身体が震える程の感動をもらったあの日が蘇ります。(記事は→こちら

映画を観ながら、流れて来る音楽に、重要なポイントとなる演奏シーンに、街の風景に、ホールの眺めに、いちいち感動しながら2時間あまりの映画はあっという間に終わりました。
この感動や喜びは、どうぞ劇場で観て感じて下さい。
DVDを普通のテレビで見ても、あの感動は伝わりにくいのではないでしょうか。やはり映画館の大ホールでの、音響のステレオ効果、大音響でも割れないスピーカーで楽しむべきだと思います。

飯森山響音楽監督が指導した千秋真一役の玉木宏氏の指揮者ぶりは、テレビドラマの頃の稚拙なタクトさばきと比べ、まるで別人の様な進歩でした。「前編」よりもさらに力が抜けてプロの指揮者だと言われれば信じる人もいるくらいの素晴らしいタクトでした。
のだめの天然ぶりも、「変態の森」の世界に迷入する姿も、上野樹里さんの演技はもうまるで「のだめ」そのものという素晴らしい演技です。

千秋の指揮、のだめのピアノ演奏、ソン・ルイのピアノ協奏曲、そして三木のヴァイオリン演奏など、なかなか素晴らしい演技だったと思いますよ。皆さん、テレビドラマの頃より、正月特番の頃より、ずっとずっと素晴らしい演奏者らしさが出ていました。

個人的には、のだめの大川弁(まあ博多弁に近い)の炸裂にも、福岡出身者としては身悶えする様な喜びでした。。。
エヘ〜 ムフッ♡


今回の映画でチラッとだけだったので確認出来なかった(確認出来ればしたい)こと。
1)アフラートゥス五重奏団のクラのヴォイターがまた出ていたが、あのオケは何だろう。プラハ響?
2)ソン・ルイが千秋真一とラヴェルのピアノ協奏曲をやった時、冒頭のピッコロは赤茶色のストレートな管だった。スタンダ・フィンダのパリサンダーではないか?私も持っている。

そういえば、7月の山響定期にデビューする上山出身の若手美人ピアニスト永田美穂さんは、飯森さんの指揮でこのラヴェルのピアノ協奏曲ト長調をやるんだった。楽しみである。

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コメント

私ものだめ大好きで、漫画本やドラマDVDやアニメ版DVD等を収集してニヤニヤしてます(≧∀≦)
4月26日に発売になる、漫画本24巻(特典DVD+CDつき)を今からワクワク待ってますよ♪

投稿: ともちゃん | 2010.04.22 17:49

ともちゃんさん、え?!24巻なんて出るんですか。情報ありがとうございます。
博多生まれの私にとって、のだめの「大川弁」炸裂は、「おしん」の山形弁を聞く山形県民以上の物があると思います。
「後編」でちょっと残念だったのは、「クロキン」の登場が少なかった事。「大フィル」でチェロを弾いている我が息子はどうも「クロキン」と呼ばれているらしいです。

以前にも書きましたが、初めてのだめのコミックを見つけた当時、酒フィルは定期に向けて「ベト7」集中練習中だったんです。そこに福岡の言葉、ピアノ、オケ、、、と引き込まれる要素だらけ。
そして、ショパンのPコンは、私がハンガリーでプロオケと一緒に共演した海外演奏デビューでトップを吹いた思い出の曲。清良のブラームスに、家内にとって卒業演奏の曲だった千秋のバッハのチェンバロ(ピアノ)協奏曲弾きぶり。
そしてプラハにスメタナホールにウィーンに楽友協会。いちいちツボ!なのでした〜。アヘ〜〜(笑)

投稿: balaine | 2010.04.23 00:05

24巻今日届いて読みました(^-^)黒木君も大活躍★初登場の金持ち峰母や、菅沼沙也(多賀谷さいこのライバル、ブーコちゃん)など、個性の強いキャラが出てきて、のだめの存在は薄かったです(^^;)
特典DVDは、リュカと三善由衣子(千秋のいとこ)とか出て、千秋の行動に大笑いです♪
特典CDは魔笛でしたよ(・∀・)

投稿: ともちゃん | 2010.04.25 16:24

ともちゃんさん、NHKの番組「鶴瓶の家族に乾杯」という番組で、上野樹里ちゃんが「のだめ」の故郷、大川市を訪ねていました。「のだめ」の天然ボケ炸裂でした!
なんでも樹里チャン、来年の大河の主役「お江の方」を演じるそうですよ。
福山雅治の次は樹里チャンが大河の顔ですよ!スイングガールズの友子から、のだめに進化し、ついには将軍御正室ですよ。凄いですね。
24巻、チャンスがあったら手にしてみたいですね。
しかし原作者の二ノ宮知子さんは、手、治ったんですかね。そういえば、鈴木友子も二ノ宮知子も「ともちゃん」ですね。

投稿: balaine | 2010.04.25 19:43

ようやく観ました(^o^)/
いや〜、良かったですね〜。
ランランのピアノも、良かった〜。
遅れてきた「のだめ」ファンですので、のだめチャンの落胆ぶりが、格別に心痛みまする(^o^)/

投稿: narkejp | 2010.04.26 20:17

あれれ、これはnarkejpさん。今、貴ブログに行って来たところでした。クロスファイヤー(?)ですね。(笑)
ランランのピアノ、正直申せばちょっと好きになれないところがあったのですが、「のだめ」だったらこう弾くだろう、という素晴らしい演奏。感激しました。
今回のスメタナホールでもまたプラハ響だったようで、知人のクラ奏者ボイチェフ・ニードルを発見しては喜んでいました。
ラヴェルのPコンの口火を切るピッコロが私のピッコロと同じに見えたのですが、それはまだ確認で来ていません。
元はといえば、女性漫画専門誌に連載されたラブコメがこんな国民的なドラマそして映画になるとは。フジの企画力、そして緻密で徹底したヨーロッパロケ(日本のスタジオ収録に終わらせない)と大ブラボーを送りたいですね。

投稿: balaine | 2010.04.26 21:04

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