久しぶりに安眠
昨日、金曜日は市内の某ホテルで頚動脈エコー研究会が開催され、一般演題を発表してきました。
ちょこちょこと準備はしていたのですが、結局、直前2日で仕上げる羽目に。
大学病院勤務時代は、病棟での仕事や手術場にいるよりも、一番長い時間を費やすのは医局にいて医局の事務的仕事、学会開催準備、学会発表準備をしている事が多く、昼間から学会発表準備をしていました(それが大学に勤める文部科学教官の大事な仕事の一つですから)。
毎日のように1日15~6時間働いて、手術場にいるのは毎日ではないので平均で1日3時間、病棟にいるのは1〜2時間位でした。外来は週に1回だけだったので、1週間をならして1日の平均時間にすると1時間くらいになります。病棟では研修医、病棟医が主に働くシステムで、私はその指導、執刀した患者の回診、医局の若手医師との回診を済ませればさっさと医局に戻ってたくさんある他の仕事をしていました、結局、医学的研究、学会準備、学生の教育、講義、教授の仕事の補佐などで1日のうち10時間は費やしていたことになります。
現在は、朝から夕方まではほとんど休まず外来です。昼食をとって昼休みもとっていますが、1時間は休めない状態です。
そして、学会発表準備などをしようと思えば、診療に関するすべての仕事が終わってからの時間になります。それは、脳ドックの資料整理やレポート作成、介護認定審査のための資料のチェックなども含みます。
そんな状態なので、金曜の夜の発表のため、水曜の夜〜深夜(ほぼ早朝)と木曜の夜〜深夜(午前3時頃)を使って仕事をしました、2日間の睡眠時間は合わせて8時間足らず。しかも木曜の夜は、糖尿病の勉強会もあり出席。さすがに金曜は眠かったのですが、いつも通り夕方まで診療。そして18:30から世話人会に出席。19:00から研究会。
特別講演が終わったのは21時。それから情報交換会に出席し、特別講演に招待した講師の先生に座長のA先生、一般演題3題の座長をしたS先生に世話人会代表のA先生と私の5人で別席へ移動。
講師のドクター、はるばる大阪からいらして頂いた頸動脈エコーの権威松尾汎先生を囲んで楽しい酒宴。映画「おくりびと」を観て感動したという松尾先生とは、酒田の事、大阪の事、映画の事、そしてご家族が楽しまれる音楽の事(なんと奥様はアルパを演奏されるとのこと)など、多彩な話で遅くまで盛り上がり、結局帰宅したのは23:30過ぎ。
ということで金曜の夜は0時にはベッドへ。そのまま朝までぐっすり。7時間程久しぶりの安眠という感じでした。
今日、土曜日はお昼までの診療で、疲れた身体を神様が労って下さったのか患者さんも多くなく、午後1時にはさらっと終わる事が出来ました。
昼食は、先週木曜に行った「小野木精肉店」の中にある中華料理。
家内は写真の「五目ヤキソバ」を注文。少し甘めの味付けで、大学病院勤務時代によく出前をとっていた大学病院前の中華料理屋さん「桃華楼」の味を思い出させるものでした。
私はこちら、ピリ辛ネギチャーシューラーメン。
2種類のネギがたっぷり入っています。チャーシューも細ギリにしたものがふんだんに入っています。「ピリ辛」と言ってもあまり辛すぎず、丁度食欲を刺激する程度のもの。「これは!」という程のインパクトは乏しいものの、何度も通いたくなる安定した味付けでした。
ただ、頂けなかったのは、写真の2つ以外に「餃子」を注文したのですが、注文を忘れていたらしくラーメンを食べ終わる頃に催促して、完全に食べ終わってから餃子が出てきました。精肉店の片手間の食堂ということではなく中華料理屋のつもりならば、客の注文を落とすというのは決してやっては行けない事だと思います。
その後、クリニックに戻って、昨日録画していたNHKドラマ『スキップ』を観ました。
期待以上の出来のドラマでした。ちょっと尺が短くて話をはしょり過ぎな印象もありましたが、製作期間や予算などの問題もあったのでしょう。45分ではなく、せめて1時間15分くらいは欲しかったな〜。
ストーリーは、9/20(日)朝10時からの「全国放送」を楽しみにしている方にネタばれになるので触れずに置きます。最後にエンドロールのところで、このドラマの元になった実在の元アイドルグループ『SHIP』が、
”S酒田(商店街) H発 Iアイドル Pプロジェクト”
と紹介され、本物のSHIPと中町商店街が写真で紹介されていました。
さらに、先日9/5のブログ記事で知人と紹介したS氏たちが堂々写真で登場していました。
主たる撮影地の河北町の商店街やそこの人達だけではなく、ストーリーの元になった酒田の商店街と人々がちゃんと紹介されていたのは嬉しかったですね。
そして夕方18:00からは市民オケのトレーナー練習。
元山響オーボエ奏者T氏による緻密な指導が3時間。
O. ニコライの喜歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲は、Allegro Vivaceの部分のピッコロの練習がまだ不十分ではあったが、この曲の管楽器群の構造がよく理解出来てためになった。
シンフォニー(ドボ7)の方は、セカンドオーボエが欠席、ファーストファゴットが代吹きであったけれど、その他はメンバーが揃いしっかりした練習が出来た。
ファーストフルートは出番が多く(というより、ず〜っと吹きっぱなしに近い)、ソリスティックでメロディアスな部分が盛りだくさん。一人で練習している時は楽しいけれど、合奏では非常に緊張する。全体のアンサンブルを壊さないように、ピッチが狂わないように、指がとっちらからないように、、、
考えてみれば「○○しないように」「△△ならないように」と否定的な事ばかり考えてしまった。マイナスを減らすことは大切だが、プラスを増やすようにも考えなければ音楽として楽しくない。
明日のトレーナー練習では、今日やり残したシンフォニーの3楽章とブラームスの協奏曲をやる予定だが、「上手に吹く」ことよりも「何かプラス方向に働く演奏」を考えてみよう。
指導の講師、管のT氏、弦のIさん(イニシャルで伏せる必要があるか?笑)を囲んでの懇親会が予定されていたが、水、木2日続けの睡眠不足、木、金2日続けの勉強会、研究会と飲み会が続いたため失礼させて頂いた。
さあ、今日も安眠して明日の練習も頑張ろう!
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