黄金週間始まる?初日は「アンサンブル・コンサート」
「?」を付けたのは、すでに始まっている人は始まっているであろうから。
中には、4/25(土)から連休に入った人もいるらしい。27(月)、28(火)、30(木)、5/1(金)の4日を有給休暇とか特別休暇で休みにしてしまえば、4/25〜5/6までなんと12連休。
ついでに5/7(木)と5/8(金)も休めば、5/10(日)まで「16連休」が出来上がると言う訳。
これは土日休みの週休2日制の人にだけ通用する話。
拙クリニックは、土曜は午後1時まで。今回のGWもカレンダー通りの休みなので、最大で5/3〜5/6の4連休ということになります。「休み」=「患者なし」=「無収入」なのですから、個人医院を開設して漸く2年目に入ったばかりの新米開業医としては休んではいられません。
と言う訳で、今日、5/2(土)も午後1時ちょっと過ぎまで患者さんの診察。
世の中は、朝から高速道路が大渋滞とか。東名の下り路線では60kmを超す渋滞との情報も。いくらETC割引で1000円でどこまでも行けるとしたって、時速15km平均で4時間かけて渋滞を抜けて、そのあと、どこまで行く気になるのだろう。地球温暖化防止と言っているのに、こんなに渋滞の車がガソリンを燃やしていては(しかもいい天気なのでみなエアコンかけているだろうから)燃費も悪く、CO2もたくさん出ているはず。
やはり家や周辺でのんびりしているに限る。
しかし、今日は、酒田市立酒田中央高校の音楽部の「アンサンンブル・コンサート」なので、のんびり遊んでもいられない。
私も出演したことのある、地元のFM局、「ハーバーラジオ」が昨日既に取材もし、本日も取材に来る?らしい。(音楽部の指導者で酒フィルCb奏者のM氏のブログ、「Nimrod.音楽部通信」を参照下さい。
若者たちは午後1時前に集合。私と家内は診療終了後、ちょっと外出して昼食。今日はお天気が良く熱いくらいなので、ラーメンはちょっと。。。お蕎麦は先日食べたばかり。。。
ということで、駅前東急インの1階に出来て間もない「イタリアンレストラン アンジェロ」に行ってきました。
今日はゴールデンウィーク期間のAランチコース。
前菜に生サーモンとオレンジ。カルパッチョと言うよりどちらかというとサラダ風。
つづいて、ワラビの冷たいスープ。
ビシソワーズのようなややざらざらした食感に口の中をかすかに刺激するワラビのほろ苦さが加わった冷たいスープ。これは旨い!
コースのパスタは「豚肉とタケノコのラグーソース」のスパゲッティ。
豚のひき肉がゴロゴロ入ったボロネーズ風のソースに、細切りにしたタケノコがたくさん入っています。タケノコのシャキシャキした歯触りがちょっとモタッとしがちなソースにアクセントをつけていて、なかなかに美味しい。注文してから時間をおかずに次々と出てきたので、「パスタは茹で置きか?!」といぶかったのですが、歯応えはアル・ダンテで茹でたてのちゃんとしたパスタでした。
しゃきしゃき野菜のプチ・サラダが付いてきました。
ドルチェは、イチゴとティラミス。
ティラミスには抹茶粉末のようなものがかかっていました。あまり甘くなくて私好み。
付け合わせのような小さなイチゴは、中も白いし、あまり熟れていない、固めの甘みの少ないもの。家内にはこのイチゴは全然甘くないと不評でしたが、私には「あると思います」。そもそも今のイチゴは、大きくて甘くて高級なものが好まれますが、元はと言えば野に生えていたベリーの一種。酸味の強い野いちごのようなものも私は好きです。
これにエスプレッソがついて1,500円ちょっと。普段のパスタランチは1155円ですからちょっとお高いですが、その分「前菜」がついています。
ここは、アラカルトもたくさんあって、ディナーのコースもあります。まだピッツァにはトライしていません。コースの締めのエスプレッソを飲んでいたら、3階の「ル・ポトフー」のソムリエ・マネージャーがソムリエの格好で店に入ってきました。
「アンジェロ」はイタリアンですが、フレンチの「ル・ポトフー」の系列店なのだそうです。
な〜んだ。。。
ということで、お腹と心を満たして、午後4時からの中央高校生の「アンサンブル・コンサート」に備えます。
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さて、午後4時から1時間ちょっとの「アンサンブル・コンサート」、無事終了しました。
中央高の生徒さんのご父兄だけではなく、拙クリニックの患者さんや、酒フィル関係者など大勢の方に来て頂き、およそ40名の観客。
「ジョンダーノ・ホール」には、椅子が60しかなく、演奏に使うため観客用の椅子が少なくなったため、待合室や診察室などから6つくらい椅子を持って来なければ足らない位で、満席となりました。
写真は家内がチェンバロで合奏に参加しているところです。滝廉太郎作曲「花」とヴィヴァルディの「四季より「冬」」でチェンバロ参加です。
中央高音楽部員は、入ったばかりの1年生を除く2、3年生の精鋭23名で、16~20人のアンサンブルを響かせてくれました。
新3年生は、初めてヴァイオリンを持ってまだちょうど2年。コンミスの子は、中学時代はブラスバンド部でパーカッションだったとのことで、2年でこんなに上手に弾けるようになるなんて、やはり若い能力はスゴいと思います。
「上手い」演奏を聴きたいならば、ベルフィルとかウィーンフィルとかコンセルトヘボウとか、そういうプロオケのCDでも聞けばいいのです。N響アワーだってあります。しかし、音楽の演奏にはただ「上手い」ということではなく、「思い」とか「熱さ」という別のエネルギーが必要です。彼女たち(and a boy)の演奏は、ただお行儀良く合わせるだけではなく、演奏に対する「思い」が現れるようになっていたと思います。
私たち夫婦も、「家主」の特権で演奏会に参加させてもらいました。
音楽部の学生が主役なので、曲は控えめに短く。J.S.バッハの「フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタ」BWV1030から第2楽章のみです。
今日のため、昨日「ジョンダーノ・ホール」で練習したのを録音し、音ブログにアップしています。
演奏はこちら→「252. BWV1030 2楽章」です。
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