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2009.04.25

来週のジョンダーノ・ホール・コンサート予定ほか

いろいろと忙しく、ブログを2日休んでしまった。
4/22は我々夫婦の◯回目の記念日であったが、診療は通常通り18時過ぎまでで、スタッフが帰ってひっそりとするのは18時半過ぎ。こんなひにバタバタはしたくないし、明日(その日から見れば4/23)に予定があったので、ゆっくり「家食」となった。

422dinner422cake以前、知人から頂いていたシャンパンなぞ開けたりして、でも二人で1本飲める訳はなく、、、

次の日の外食があるので、やや控えめなお祝いとなった。家内の焼いたブラウニーも登場。

翌4/23は鶴岡の「トランスパラン」へ。
「欅」の個室が予約で穫れなかったので、どこか良いとこをと考えていて、今まで一度も行った事のない、評価の高いこのお店へ。
酒田のタクシー運転手は、店の場所が分からず、途中2回お店に電話をかけてようやく見つけ出す様な、住宅街の分かりにくい場所にあるお店。

お店の外観は素敵で期待が高まったのだが、入って最初に家内と顔を見合わせてしまった。
有線なのだろうか、お店の中に流れる音楽がフランス料理にはとても似つかわしくない、一聴「シルクロード?」「中南米?」というような雰囲気の音楽。しかもテーブルの真上にスピーカーがあるので、容赦なく雰囲気違いの音楽が頭上から降り注いでくる。
TpawabiTpankohしばらく我慢していたが、気分が悪くなるので、お店の方(奥さん?)にお願いして音楽を変えて頂いた。多分、気にならない人はまったく気にならないのだろう。(写真左は前菜の活アワビその他、写真右は地物のアンコウ)

Tpanago私や家内のように音楽をいろいろやっていると、どうしても音楽を「聴いて」しまう。英語で言うところの、"hear"ではなく"listen"である。特に絶対音感を持つ家内などは、変な音楽が流れると頭が痛くなるらしい。(写真は穴子とごぼう)

Tpsteak山形新幹線の車内アナウンス時に流れるメロディの最後の方が転ぶ様な、変な音階になっているのも大変気になるらしく、私は家内に指摘されて改めて心して聴いてみたら「あ〜、なるほど、この部分ね」という程度のもの。普通の人は気にも留めないのだろう。(写真は山形牛のステーキとフォアグラと何だかのクロケット)

Tpdolce折角の結婚記念日を祝う、素敵な食卓を、そんなことで台無しにされたくはないので、音楽を換えるようにお願いした訳である。
変な音楽がかかるくらいなら、何も音楽がないほうがいいくらい。(写真はコース料理の締めのドルチェ)

Tpcakeその後、かかったのはチェロの演奏による「ニュー・シネマ・パラダイス」などの優しい音楽と、なぜかシャンソン。フランス料理屋さんなので、シャンソンのほうがまだ雰囲気に合っているし場を壊さないと思われる。
(特別にケーキを焼いて頂いて感激)

シェフも奥さんもとても気さくな感じで、お料理は美味しく、頂いたシャンパンもメドックの赤ワインも素晴らしく、食事は大変楽しめた。
庄内の他の名レストランに共通した、地産地消で、地物の魚、野菜が使われ、一工夫も二工夫もこらされた手のかかったお料理を堪能した。


「環境音楽」といえば、ちなみに、拙クリニックは、Macをインターネットに接続しているので、iTunesの「ラジオ」を選択し、Blues, Classical, Country, Jazz, Reggae, Soulなどのジャンル別に28もあるチャンネルの中から、Classicalを選択。この"Classical"の中に、さらに60を越える放送局があり、一日中ギター音楽を流している局もあれば、ピアノだけ流している局もある中で、"All Baroque Musick"というのを選んでいる。
よって拙医院の中では、微弱な音量で常にバロック音楽が流れていて、これはあまり場違いなものではないと思っている(まあ、クリニックでレゲエ、ロックなども時と場合によっては「あり」かも知れませんけど、普通は「なし」ですよね)。

さて、そういう訳で2日が過ぎ、昨日は昨年3月開院以来、1年1ヶ月ちょっとにして最大の患者来院数(といっても、同級生の整形外科開業医に比べて5分の1以下、知人の内科開業医の半分以下の患者数ですが)で、頭も体も疲れ、夕方アポイントもあり後は何もできず。

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Photo本日は、午後1時までの診療の後、午後2時半から「ジョンダーノ・ホール」でコンサートのリハーサル。酒田市立酒田中央高校の音楽部精鋭部隊が指導者のM氏と共に来て、来週の「アンサンブル・コンサート」の練習と打ち合わせをする予定。写真はそのチラシ。
今まで、このホールで弦の演奏をしたのは、昨年11月に酒フィルのチェロ軍団の発表会とコンミスが指導するバイオリン教室のお子様達の演奏をしたくらい。
その他は、開院時に酒フィルの名ビオラ奏者H氏が楽器を持って来てホールの響きを確認した他、山響の酒田市内の小学校での音楽教室の際に、山QメンバーであるチェロのM氏とヴァイオリンのK嬢が来られて、ホールの響きを確かめるように演奏をしてくださった事があった。
その経験から考えると、「ジョンダーノ・ホール」は弦の響きに最も適したホールのように感じている。特に弦楽四重奏くらいの構成、音量がぴったりなのではないかと思う。

今回の高校生の弦楽合奏は16名という風に伺っているので、音量の面でちょっと大きいかもしれないなと心配な面もあるが、普段響きの決して良くないところで練習している彼ら(彼女達)が、残響の豊富な小さなホールでどのような音色を聴かせてくれるのか、とても楽しみである。

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