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2009.04.15

ストレス回避

日々の生活や仕事の中で、どんな人でもある程度はストレスを感じて、それを我慢しながら生活している事でしょう。診療所開業医としては、「お客様は神様です」ではないけれど、医師として患者と対等な立場で親身になって、真剣に診察、検査、治療にあたる上において、結構いろいろなストレスを感じています。
ストレスを感じるのは、ある意味で、当たり前のことでしょう。患者さんはそれぞれの立場で、「自分中心」で来院します。特に昨今のように「患者さんの権利意識」が高まってくると困らせられる事も少なくなく、そういう患者さんに対応するとかなり疲弊します。

頭痛はもちろん、しびれやめまいを訴えて来られる患者さんの中にも、神経学的に診察してもMRIを撮っても明らかな異常は認めず、要するに疲れ、ストレス、心配、不安が主という方も多くいらっしゃいます。いろいろな職種、社会的立場、家庭環境の方がいますので一概には言えませんが、多くの方はストレスを感じている事をきちんと自覚していない、または感じていないふり(無視することでかわしている?)をしている場合もありますが、ストレスを発散したりする術をきちんと持ち合わせていない場合があるようです。

緊張型頭痛の患者さんには、適度な運動(体操、ストレッチ、軽運動)を勧め、何か趣味を持っているならそれに没頭するなど「ストレス源」を忘れたり回避する事をするなどをお話しています。偏頭痛の患者さんは、性格的なもの、もともとの気質、素因というものが大きいようですが、ストレスを溜め込まない事も大切である事を説明します。

「ストレス回避」の方法、自分は、、、というと、やはり音楽です。
ほとんど毎日、診療終了後、インターネットをしながら少し休んで、その後1時間から興が乗れば2時間近くフルートの練習をしてから自宅に帰ります。そうしている時には、疲れも感じませんし、夜9時を回っても空腹も感じません。人間という生き物は不思議なものです。

そして、美味しいものを食べる事、これも私のストレス回避の方策の一つです。
楽しい事、おいしい食事により、喜びを感じる、幸福感を得ることは脳内の快感ホルモン分泌を促し、傷ついた精神を修復し回復させてくれるのだと思います。人間も動物の一種である以上、傷ついた心も体も決して薬で良くなるだけではなく、自らの力で治す、自己治癒力というものがあるはずです。それを有効に働かせるのは、「喜び」であり「幸せ」であると思っています。
そういう意味でも美味しいものを食べることは大切な事だと思うのです。

というわけで、、、(結局、「言い訳」かい?!)(^^;;;

Photo最近、酒田駅前東急インの1階に出来たイタリアンの店『アンジェロ』(だったと思う)で家内が注文した「桜マス」。
酒田は今まさに桜の開花時期。これからが本格的な花見です。
Photo_2同じ店で私が注文した、「あさりのパスタ」。とても凝ったお皿なのだが、食べにくい事この上なし。フォークもスプーンのお皿に置こうとする、その形状に沿ってするすると動いて行く。アサリから出た旨味たっぷりの茹で汁とオリーブオイルのミセル状になったスープも飲みにくい。味は合格点。
平日の午後でも、一杯だったのは酒田市内には珍しく、気軽にパスタ、ピザが食べられるからか。
「ル・ポトフー」との関係は知らないけれど、その1階にオープンしたのはよほどの自信の現われか。今後のメニュー、接客、客足を暖かく、批判的に見守りたい。

Photo_3先日、友人とランチに行った、「ル・ポトフー」のお魚料理。
こちらは揺るぎのない、安心感のある味。雛祭りに合わせたメニューもありましたがそれは頂きませんでした。

Photo_4過日、秋田の義母が届けてくれた、知る人ぞ知る、秋田市内のスィートポテト。
こういう、地元民のみ知る、旨いものは、日本中、いたるところにありますね。v(^^)

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