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2009.04.06

新年度になって

新年度になっても、クリニックの仕事に変わりはありません。今朝も普通に仕事が始まっています。
季節は急に春爛漫と言う感じで暖かくなり、近所の梅の花、桃の花とも満開です。桜はまだですね。おそらく今週末あたり開花のニュースが飛び込んでくるでしょう。来週にはお花見も計画中。

昨日、某国のミサイルが秋田の上空を通過しようが、予定通り大学での会議あり。出席してきました。
学会の準備などに関しては、まだ2年半先の事なのでこれから皆で知恵を絞り対策を立て準備をしようということです。
久しぶりの大学医局で後輩医師としばらく近況報告やいろんな雑談を楽しみました。彼ら、大学病院勤務医は本当に頑張っています。おそらく一般の社会通念からは理解できない位頑張っています。
昨日は日曜なのですが、会議もあるため、皆朝から夕方まで働いていました。若手医師も病棟や学会準備などで働いていました。おもえば2年くらい前までは私もこういう生活をしていたのです。
平日は毎朝7時過ぎに家を出て、7時半から朝の検討会。
検討会終了後、手術日はすぐに手術場へ、外来日は9時過ぎから外来へ。
手術は長ければ、朝手術場に入って出て来るのが夜中の23時とか24時なることもあります。私がやっていた、内視鏡下の下垂体腫瘍手術は短ければ1時間台、長くても4時間以内に終わるので、早い時はお昼前、かかっても午後2時には手術場から出てお昼ゴハンを食堂で食べる事が出来ました。
若手医師は、長時間の困難な手術に第1、第2助手などで入った場合は、下手すると夜中までまったく食事も水も取らない場合もあります。手術する医師が疲れて集中力が無くなっては患者さんに迷惑をかけると行けないので、途中で他のチームの脳外科医が交代して、食事をとったり少し休憩したりすることもありますが、基本的には「主治医」は自分の患者さんの手術には一日中、そして終了後も病棟での指示出しや術後管理に奔走し、帰宅は午前様と言う事もあります。特に、困難な症例が紹介されて集中する大学病院ではそういう事は珍しいことではなく、教授でさえ帰宅が午前様になる事もしばしばです。

そういう毎日を過ごしながら、土曜も日曜も出てきて仕事をします。
大学病院の医師は、通常の医師としての診療の他に、学者としての研究(基礎的な実験から臨床的なものまで、外科医は手術器械の開発や改良、治療成績の向上なども研究対象)、教官としての学生への講義や指導、さらに先輩医師は後輩医師の指導があり、後輩医師は懸命に学びながら一日でも早く先輩医師に追いつき追い越せと努力をしています。
一般病院の医師が努力をしていない訳ではもちろんありませんが、仕事全体量に占める学者としての研究や後輩への指導の割合は低く(殆どない人も多い)、学生への講義などはまずありません。そのかわり、限られた人数で通常外来、手術の他に、宿直、当直、救急対応、緊急検査、緊急手術などを一手に引き受けて頑張っています。
それに比べれば診療所医師の仕事は正直言って楽です。これは否定しようがありません。
ただし、国も自治体もサポートしてくれませんから、診療所を作るのに自分の責任で多額の借金を背負い、物品を購入し人を雇い、毎日地道に仕事をしながら何年もかけて借金を返して行くのです。私の場合も、MRIのリースこそ5年ですが、借金の中でももっとも時間をかけて返すのは20年です。普通だったら、定年退職して退職金をもらい、年金をもらって悠々自適に暮らす歳になっても、まだ借金返済に追われて行くのです。ですから自分が倒れたらオシマイです。緊急検査や緊急手術や宿直などがない代わり、己の体を資本として身を削りながら働いて行くというのが実感です。

ですから健康には気を使います。
しかし、一番大事なのは精神的な健康です。
それには、私の場合、音楽が重要な位置を占めます。さらに、時々美味しいものを食べて心も体も満足させるというのは大事な事です。

Photo昨日は久しぶりの山形市でしたので、会議が終わってから花楯(馬見が崎川にかかる二口橋の近く)にある「竜馬」に行きました。ここは、昔は山形大学の小白川キャンパス近くにあり山大生御用達のような「行きつけ」のお店でした。今でこそ、時代の変遷で値上がりしましたが、美味しくてボリュームもある「レバニラ炒め定食(ご飯、香の物、中華スープ付き)」で800円です。
Photo_2こちらは、家内も山大生だった頃から好きだった「三色味噌炒め定食」。豚肉、ピーマン、茄子、そして厚揚げがピリ辛の味噌ダレでジャッジャーと勢い良く炒められた絶品メニューです。
Photo_3こちらは、決してパラパラではなく、でもべたべたもしていない、絶妙なしっとり感のある大好きなチャーハンです。自家製のチャーシューがゴロゴロ入っています。
ここのマスターは記憶力が良くて、昔通った山大生をしっかり覚えています。酒田に暮らすようになって1年に1、2回しか行っていないのに、すぐ「○○君(私の名字)は開業して1年くらい経ったのかぃ?」と声をかけてくれます。
今年、医学部卒後丸25年になったので同級生で集まろうと計画中。しばらく山形に来ていない者も来る事でしょう。皆、「竜馬」は懐かしがるはずだから、「竜馬ツアー」でもやろうかな。同総会をやることを話したら、「貸し切りにしてやるよ!」と元気な声。皆で検討させて頂きます!

久しぶりの「竜馬」でお腹いっぱいになって、心も満たされて酒田への帰路につきました。美味しいものを食べると明日への活力が湧いてきます。また今日から気持ちも新たに頑張ろうと思います。

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