« 昭和の日の過ごし方 | トップページ | 黄金週間始まる?初日は「アンサンブル・コンサート」 »

2009.04.30

4月も終わり

早くも平成21年の3分の一が終わってしまいます。
430_2本日、4/30の鳥海山。ちょっと春霞というか、ぼんやりしています。左側の峰の下の方に「種まき爺さん」、あんまり綺麗に出ていませんが、見えています。
明日から5月ですね。いよいよGWですが、今年は5/2,5/3と予定があるので、旅行などの計画は全くたてていません。
といっても、去年だって、旅行に行かず、第1回サロン・コンサートの準備と、響ホールでのプライベートな木管楽器合宿演奏に参加したりしていました。確か、1回ぐらいはゴルフに行ったはず。

一昨年のGWは、4/30付けで大学病院の准教授職を辞して、酒田に移住する準備を始めたところでした。
このGW期間中に、映画『おくりびと』の希望ホールでのロケがあったのです。5/3に大ホールで飯森さんの指揮で山響と「酒田第九を歌う会」によるベートーベンの「第九」演奏会のシーンが撮影され、5/4に3階の小ホールで、「解散、、、します!」のシーンがエキストラによって撮影されたのです。
このエキストラに酒フィル団員が16名参加したのですが、私も当時の事務局長から声をかけられました。しかしいろいろあって断りました。5/20に山形市から酒田市に引っ越しする事になっていたのですが、その前に5/6から5/16まで、なんと10泊11日の一世一代の大旅行をしました。ウィーン、ザルツブルグ、ブダペスト、プラハの旅で、プラハでは「プラハの春音楽祭」に招待されるという栄誉にも浴しました。
5/5に横浜の実家に寄って成田に前泊し5/6の朝、成田発でウィーンに飛ぶ事になっていたので、5/4に酒田まで往復し(当時はまだ山形に家がありました)、あの「解散、、、します!」のエキストラ出演に参加する事も時間的には不可能ではなかったのですが、折角の旅行の前に体調を整えるべく自重しようと判断したのです。

あれから、もう2年、、、まだ2年とも感じます。

430本日配布された明日付けのコミュニティしんぶん「5/1号」のインフォメーションに、5/2の「ジョンダーノ・ホール」での酒田市立酒田中央高校音楽部のコンサートの事が載っていました。
 拙クリニックのリハビリ室でのサロン・コンサートがこれまで4回、サロン・コンサートと銘打ってはいないけれど発表会のような演奏会がこれで2つ目になります。
 6/13,14には「第5回サロン・コンサート」も決定しています。

 5/3(日)には、拙クリニックのスタッフの結婚式があります。美人で気だての良い当院自慢のナースですが、売れてしまいます。(;;)
でも、結婚しても仕事は続けてくれるのでホッとしています。院長として招待され、祝辞をお願いされているのですが、「祝辞もいいけれど祝奏するよ!」と約束したので、家内のピアノ伴奏でフルートの演奏をする予定。曲目は内緒(うちのスタッフもこのブログを読んでいるので、当日のお楽しみということで、、、)です。

 そうすると、大型連休(人によっては16連休になるらしい)も、あと5/4,5,6の3日間を残すだけになってしまいます。さて、なにして過ごそうかな。
山形市美術館の四大浮世絵師展も行きたいし、ゴルフも1日くらいしたいし、クリニックのガーデニングもしたいし、、、あっという間に3日ぐらい過ぎてしまいそうですね。

今日は、木曜なので午後1時まででしたが、GW直前のせいか、比較的患者さんが多く、朝9時前から午後1時まで途切れる事なく新患・再来といらっしゃいました。
この4月から、市の介護保険認定審査会委員を委嘱されており、今日の夜はその会議があります。それまでは、先日のゴルフ以外の全くの運動不足を解消すべくスポーツ倶楽部へ。久しぶりにバイクを40分漕いだら、400gr体重が絞れました。

お昼にはこのような低カロリーで栄養素の豊富(?)な食事。
Photo上の写真は家内の注文。「出羽かおりの寒晒し蕎麦といつもの二八の食べ比べ」。
下のは私の注文。「出羽かおりの寒晒し蕎麦といつもの外二の食べ比べ」。
Photo_2出羽かおりは100%山形県産の蕎麦。昨年の秋に収穫した新蕎麦を保存しておいて、厳寒の清流で寒水に晒し、さらに天気の良い日に冷たい風の中で晒して乾燥するという手間のかかったもの。
通常の、「二八の蕎麦」のせいろが680円なのに対し、出羽かおりの寒晒しは800円となっていました。この両方を800円で食べ比べられるという蕎麦好きにはたまらないセットです。
3種類を食べ比べてみた(素人的)感想は、「二八」が一番喉越しが良く食べやすい。蕎麦の香りも爽やかでスルスルと食べられる。「外二」は太めでゴツゴツと歯応えがあり、その分喉越しは良くないけれど、啜って噛んで味わう野趣味あふれる蕎麦。
そして、出羽かおりの寒晒しは、蕎麦の香りは強くないけれど甘みがあり腰もしっかりしていて、喉越しは「二八」と「外二」の中間くらい。見た目も、「二八蕎麦」が微妙に緑色がかった綺麗な灰色なのに対し、「出羽かおり」は玄蕎麦らしくややピンクというか赤みがかかって見えます(写真でわかるでしょうか?)。蕎麦の香りと喉越しを楽しむなら「二八」、田舎風の野趣味を味わいたければ「外二」、蕎麦の甘みを感じたい人には「寒晒し」という感じでしょうか。

Photo_3一緒に注文した、「春の山菜の天ぷら」の写真を撮るのを忘れていたので、2週間程前に一人で行った時に頂いた、「山菜の天ぷら」と「二八のせいろ」。
たらのめ、こしあぶら、こごみ、ぜんまい、、、あと分かりません。
でも、まだ熱い揚げたての山菜の天ぷら、塩をちょっと付けて食べると陶然とします。軽い苦みと土の匂い、山の香り、そして口中に残る微妙な甘み。素晴らしい美味しさです。
山形に暮らす恩恵を受けていますね。
山菜には抗酸化作用の強いポリフェノール類が豊富に含まれており、高血圧や動脈硬化にもいいのです。出羽三山の修行僧は、肉魚をまったく食べない代わりに、豊富な山菜やきのこを食して栄養を補ったと言われており、庄内だけでなく山形県はじめ東北一円に昔から山菜を食べる風習があります。裏の山や川に行けば、その辺に生えているのですから、昔から工夫していろいろな食べ方をしてきたのでしょう。春の山菜で体が洗われたような気がしました。

さあ、明日から5月。カレンダー通りの休みなので、明日も明後日も仕事です。頑張ります!

|

« 昭和の日の過ごし方 | トップページ | 黄金週間始まる?初日は「アンサンブル・コンサート」 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 4月も終わり:

« 昭和の日の過ごし方 | トップページ | 黄金週間始まる?初日は「アンサンブル・コンサート」 »