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2009.02.17

春を待つ鳥海山、しかしまだまだ冬

Photo_2田んぼの雪も消えて、虫をついばんでいるのか、積雪の多い時には見なかった白鳥の群れもまた田圃に見るようになっていました。
一方、先日「白鳥の北帰行」が始まった事も確認されています。ある程度の群れがいつもより高度を上げて鳥海山の方に飛んで行ったのだそうです。

Photo先週、気温が緩み、1/25辺りの大雪(除雪車を投入した)も日陰に少し残るくらいになっていました。
写真のように、最上川ではなく新井田川にも、鴨と一緒に白鳥の群れがいました。よく見るとまだ毛の灰色な子供の白鳥が数羽いて、これから酒田を離れる準備をしているかのようでした。白鳥さん達もそろそろ春が近づいて来た事がわかるのでしょう。


と思っていたら!

Photo216一昨日のオペラ『小鶴』の日あたりから雪になり、昨日は強い風も吹いて道路はツルンツルン。いわゆる「地吹雪」状態になりました。
夜帰宅する時には車は雪に埋もれかけていました。

そして一夜明けて、風は収まったものの今度は湿った雪が降り積もりました。

217_2朝8時過ぎからスタッフ総出で雪かき。
まずは道路からクリニックに入る入り口を確保しなければなりません。40分くらい雪かきしたら汗だくになってしまいました。お風呂に入りたいくらいでしたが、とりあえず顔を洗い、冷たく凍えた指先をお湯で暖めました。お昼を過ぎても指先はまだジンジンしています。
昼頃から降雪は収まり、雪かきした部分は地面が見えていますが今週はまだ雪が降る予報が出ています。除雪車も朝一番で電話はしたのですが、今日中に来れるかどうかは疑問のようです。

今回の雪がいつ根雪でなくなるのかはまだわかりませんが、昨年の今頃もやはり地吹雪だったり、積雪があったりして、クリニック建設の仕上げである駐車場の舗装、線引きなどはぎりぎりの2月末になった記憶がありました。この時季に雪が降るのは当たり前のことですが、そろそろ鳥海山も春を待っていると思います。

ーーーーー
オマケの話。
先日、お蕎麦と麦切りが食べたいと思い、以前当ブログでも紹介した山居倉庫向かいの「屋形船みずき」のところの「佐藤長三郎蕎麦」に行ってみた所、「もぬけの殻」になっていました。
店を畳んでいなくなってしまったようです。折角内陸風の太くて固い蕎麦が食べられる店と思い喜んでいたのですが。(このお店のことは拙ブログ記事「庄内に暮らす喜び」2008.10.24の中程に書いていますので参照ください)
麦切りも美味しかったし、みたらし団子が絶品だったのですが。。。
確かに観光客の多いあの地域にしては、美味しいのに流行っていなかったので気にしていたのですが。
Photo_2Photo_3仕方がないので、蕎麦と麦きりの両方が食べられる近場ということで「木鉢」に久しぶりに行ってみました。
5、6年前までは酒田周辺においしい蕎麦を食べさせる店は少なく、蕎麦好きの私は「木鉢」には結構行っていましたが、その後「田毎」「蕎麦工房せき」「しま田」「太郎庵」「めだか」とうまいそばを食わせる店が多くなったので最近はちょっと足が遠のいていました。
ここは、麦切りもあるし、写真のようにうどんもあるし、その他に天丼や親子丼や鰻などいわゆる定番の丼ものもある蕎麦屋です。こういう(中規模の総合病院のような)店も貴重ですね。
私は(MRIのある脳神経クリニックという拙診療所のような)専門的な「蕎麦屋」が好きですけど。

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コメント

こちら(東京)は、梅が満開で、東北から来た人間にとってはすっかり春の様相です(^-^;

福島にいた頃は、最後の最後で(ノーマルタイヤに替える頃)、「えーと、今期の在庫を一掃しま~す。(^-^)v、by雪の神と手下達。」とばかりにトドメを刺すがごとくにドカ雪に襲われるのですが、先生の所も在庫一掃中なのかもしれませんね(涙)

たよりにしていたお店がなくなるのって、寂しいですよね。
私もたよりにしていたハッカ飴の飴屋さんが無くなったテンマツを聞いて・・・。副鼻腔炎にも効くハッカ飴、もう、無くなってしまいました。

投稿: ふなゆすり | 2009.02.17 20:55

ふなゆすりさん、今、東京ですか。
今週は不安定な天気が続きそうな日本海側です。
太平洋側にも少し降雪が予想されていました。
「ハッカ」ってミント=メンタ=メンソールですよね。
ミント系ハーブティでは駄目なのかな?

投稿: balaine | 2009.02.18 16:10

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