めじょけねこと
いきなり「庄内弁」で失礼!
「めじょけね」とは「かわいそう」というような意味です。
もう日付が変わって昨晩になりますが、映画『隠し剣 鬼の爪』やってましたね。
松 たか子の「きえ」が可愛かった。
山田洋次監督作品の藤沢周平物三部作『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』『武士の一分』の真ん中に位置する名作です。
その中でしょっちゅう出て来た言葉が「めじょけね」「めじょけねこと〜」でした。
「きえ」が嫁いだ商家で鬼のような姑のいじめに遭い苦労している事を聞くと
「あいや、めじょけねことぉ〜」となります。
富裕層では無い下級武士や奉公人、下男、下女、貧しい農民などが主な中心登場人物ですから、どうしても「めじょけね」話が多い訳です。貧しくも美しい人々の心を丁寧な画像で描いていたと思います。
2004年の作品、そうですか、公開されて4年以上になるのですね。
悪役の家老を演じた緒形拳さんが、頬もまだふっくらしていて『風のガーデン」出演時とは別人でした。
主演の永瀬正敏が卑劣な家老を倒そうと、師匠戸田寛斎から授けられた「秘技鬼の爪」を今や乾坤一擲との思いで自宅で確認するように練習するシーンが好きです。
さあ、明日(もう今日ですが)は、3/1の酒田フィルのファミリーコンサートの目玉の一つ、プロコフィエフ作曲「ピーターと狼』の練習。ナレーションの佐々木亜希子さんとの「初」合わせです。
酒田市出身の活動弁士、佐々木亜希子さんのHPは「こちら」です。私は初めてお会いすることになります。
「小鳥」も、まだ怪しいところはたくさんあるものの、それなりに羽ばたいて小枝の上まで飛べるようになったところです。途中で落ちないように、もうちょっと羽ばたく練習を続けないといけません。(^^;;;
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