やりました!10部門獲得!
ご存知のように、2/20、日本アカデミー賞の発表と表彰式が行われ、酒田を主なロケ地として撮影された映画『おくりびと』がノミネートされた13部門のうち、10部門で「最優秀賞」を獲得しました。
やりましたね!
最優秀作品賞、最優秀監督賞(滝田洋二郎監督)、最優秀脚本賞(小山薫堂氏)、最優秀主演男優賞(本木雅弘)、最優秀助演男優賞(山崎努)、最優秀助演女優賞(余貴美子)、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞の10部門を獲得し、メディアニュースによるとこれまでの海外での受賞(モントリオール国際映画祭など)を含めると、「60冠」を獲得したということです。
伝統ある日本アカデミー賞の優秀賞19部門のうち、当然はいらない「優秀アニメ賞」とか「外国作品賞」とか「特別賞」を除いて13部門で優秀賞にノミネートされていたのですが、そのうち10部門で「最優秀賞」を獲得。
「第32回日本アカデミー賞」公式サイト受賞作品・受賞者名一覧を参照ください。
(写真は、最優秀主演男優賞の本木雅弘の義理の母で表彰式の司会を務めた昨年の主演女優賞樹木希林が「うちには『おくりびと』がいますので、安心して送られます」というコメントに会場の笑いを誘ったところ)
逆に最優秀賞を獲得出来なかったのは「最優秀主演女優賞」(映画『ぐるりの事』の木村多江)、「最優秀美術賞」(映画『パコと魔法の絵本』の桑島十和子、「最優秀音楽賞」(映画『崖の上のポニョ』の久石譲)の3つで、ある意味仕方のないことだと思う。特に「優秀音楽賞」では『おくりびと』の音楽担当久石譲氏のライバルになったのは『崖の上のポニョ』の音楽担当久石譲氏で(笑)、これもまた仕方のないことだと思う。まあ、みんなが「最優秀賞」を獲得する中で一人蚊帳の外だった広末涼子がちょっとかわいそうな気もしたがこれも仕方ないでしょう。(写真は、最優秀作品賞獲得後、4才男児の母親とは思えないスタイルの広末がインタビューを受けているところ)
関係者の皆様、おめでとうございます!
大悟が最後のコンサートでチェロを演奏する「希望ホール」のシーン、オケの解散の「希望ホール」のシーン、大悟が「鈴政」や「相馬楼」近くの日吉町辺りを歩くシーン、職を求めて訪ねる元割烹「小幡」のNKエージェントのシーン、NKエージェントの中のシーン、月光川の橋のたもとのシーン、川の土手でチェロを弾くシーン、死体を収容に車で向かうシーン、納棺の儀を行いに行くシーン、地吹雪のシーン、銭湯のシーン、、、
酒田市、遊佐町、三川町、鶴岡市などの庄内でのロケのシーンの数々が目に浮かびます。
酒田市中心部も、今回の10部門での最優秀賞受賞で活気づく事でしょう。
目出度い目出たい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おはようございます!
すごいですね。うれしいことですね!
私も高倉健としてエキストラ出演させていただいたことは、一生の宝ものになりました。
^^(爆 失礼いたしました)
早いもので一週間後は3月ですね。おっ、1日はかみさんの○○回目の誕生日。上京中にバースディ・・・。コンサートに行けなくて申し訳ありません。
投稿: KEN | 2009.02.22 08:13
KENさん、米国アカデミーは日本時間で明日ですね。
「おくりびと」の関係者が大挙ロサンゼルスに向かったそうですね。
米国アカデミーも穫れるようにお祈りしましょう。
酒田の街中でも期待している人たちがたくさんいるようですね。
投稿: balaine | 2009.02.22 21:16
先生、私も時間が取れたらロスに行きたかった(笑)
投稿: KEN | 2009.02.23 01:00
KENさん、行けば良かったね!
投稿: balaine | 2009.02.23 18:36