« 今年の初鳥海 | トップページ | 「山響ホリデーコンサート」 »

2009.01.12

新年会とニューイヤーコンサート

ウィーンフィルの向こうを張るものではまったくありません。
所属するアマチュア市民オケの平成20年度(平成21年)の「総会」、ひきつづき「新年会&ニューイヤーコンサート」が、1月11日(日)、庄内町響ホールの「小ホール」で開催されました。
(この記事の写真は、後ほどアップする予定です)

この小ホールは、昨年第2回庄内国際ギターフェスティバルでも使用したホールで、オペラ『ラ・ボエーム』の練習でもずいぶん使わせてもらいました。「大ホール」には敵いませんが、小アンサンブルに手頃な大きさで響きも悪くありません。

酒田フィルハーモニー管弦楽団(通称「酒フィル」)は、その創立時から団員である前会長(現相談役)によりますと、「前身」が「酒田フィルハーモニー」という名称で、後に「管弦楽団」がついたそうです。昭和41年の創立から計算して43年が経過しています。
『第九』演奏会や「国民文化祭」のオーケストラ部門の酒田開催などで1年に1回の「定期演奏会」を開催しなかったこともあるので、昨年で第36回の定期演奏会でした。

というわけで今回の総会は第41回でした。
Photo総会終了後、午後3時半過ぎから団員によるアンサンブル演奏の「ニューイヤーコンサート」を楽しみました。(写真は、ようやく新年会、まずは乾杯です)
Photo_2普段はオケとして一緒に演奏している仲間から、適宜組み合わせを作ってヴァラエティに富むアンサンブルを演奏するのも、聴くのも楽しいものです。

私はフルート吹きにとって、憧れの曲であり永遠の目標の一つでもある曲を演奏することが出来、(パフォーマンスの出来は不満足でも)大変幸せな時間を過ごす事が出来ました。
一つは、JS Bach作曲の「管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067」から、「ポロネーズ」『メヌエット」「バディネリ」です。
通称「管組(かんくみ)」と呼ばれ、大変有名な曲ですが、全曲演奏しない場合は、この3つが演奏される事が多いと思います。この3つの他に「序曲」「ロンド」「サラバンド」「ブレ−1&2」と全部で7曲から構成される「組曲」です。

Photo_4フルート1、バイオリン2、ビオラ1、チェロ1、コントラバス1、チェンバロ1の7名でのアンサンブルです。これだけの楽器と演奏者を揃えるのはプロでもそう容易い事ではありません。「市民オケ」に所属していて、家内がチェンバロ弾きで、チェンバロを持っているという恩恵に浴した訳です。それだけでも幸福な事でした。写真は演奏開始前、チューニング中です。

演奏はvoiceblogの方に徐々にアップする予定です(共演者からは止めてくれ!と叱られそうですけど)。まずは、「ポロネーズ」のリハーサル録音をアップしました。
良かったら「244. ポロネーズリハーサル」をお聴きください。
実は、本番当日までの練習は2回だけしかできず(年末年始だったので)、7名の演奏者が全員揃ったのは本番の日が初めてという状態です。このリハ演奏は、1発目ですが、全員揃った初めての演奏で、練習会場と響きも違うので何となく手探り状態ですが、3回ほど練習した中ではかえって一番「新鮮」で生き生きと聴こえました。

Photo_6本番は8番目の出演で、実はそこまでの1時間半ほどの間に宴会でもあるため飲み喰いをしており、私はビールもはいってやや「ほんわか気分」になっておりました。本番演奏は、なんと途中で1回止まってしまうという大失敗もやらかし、お酒と緊張でテンポも速くなり、かなりスリリングな演奏になってしまいましたが、とにかくこの曲を演奏出来たと言う事がなによりも幸せでした。

私はもう1曲、「大トリ」(?)に酒フィル会長+副会長+コンミスとのアンサンブルでモーツァルトのフルート四重奏ニ長調 K.285の第1楽章がありました。先日某所で演奏した奴です。そのため、今回のニューイヤーに向けての特別な練習は1回もせず、直前に1回だけリハをしたのみで本番となりました。
宴会が始まって2時間半。「管組」も終わって少しホッとした気分も手伝って、さらに飲み喰いを勧め、酒が飲める人が少なかったこともあって(多くは車で来ているので)ビールが更に入ってしまいました。さらに、楽譜が前回使ったのとは違うヘンレ版を急遽借りて使ったので、指示記号もアーティキュレーションの指示も装飾音も一部違う見慣れぬ譜面を使用してしまいました。
出だしで大失態。(;;)
「あれ?これでいいんだっけ?」というような頭で演奏を始めてしまい、最初の装飾音の入りが分からなくなり、それに酔いが手伝って頭と指が混乱してしまいました。落ち着きを取り戻して演奏に集中出来るようになるまで、曲の1/4ほどが終わっていたような感じでした。
大変恥ずかしい演奏になってしまいましたが、教訓としては「やはりお酒は判断力と反射神経を低下させる。飲酒運転は絶対にダメ!」ということです。。。(^^;;;;;;;

仲間の他の演奏もそれぞれに大変素晴らしく楽しい時間です。
クラ軍団(現在4名在籍し、ホルンと並んで管楽器の中では一大勢力!)にはバスクラも登場し、いい音を響かせていました。モーツァルトのピアノ四重奏(ピアノ1、バイオリン1、ビオラ1、チェロ1)や三重奏(ピアノ1、ビオラ1、クラリネット1)なども登場し、団員や団員の奥さん(昨年緒サロンコンサートでも活躍して頂いたS夫人)による素晴らしいピアノ演奏もありました。

Photo_5また団員が指導者を務めている、酒田C高校音楽部の選りすぐり精鋭部隊9名によるエルガー作曲「弦楽セレナーデ」の賛助出演もありました。第1バイオリン3、第2バイオリン2、ビオラ1、チェロ2、コントラバス1という少人数で、ピッチも揃った美しい演奏を聴かせてくれました。なにより驚くのは、女子高生全員、高校に入って弦楽器を始めたということで、小さい頃から弾いていないと上達が難しいと言われる弦楽器を弾きこなしている彼女達の努力には感嘆する他ありません。若いという事は、脳にそれだけ順応性と余力があるのでしょうが、個々の努力とそれまでの音楽経験が「もの」を言うでしょうし何より指導の賜物なのでしょう。Bravo!でした。

全14団体出演のニューイヤーコンサートは楽しく、あっというまに2時間半が過ぎ、閉会したら外は真っ暗。
朝、8時半のチェンバロ搬出、輸送、搬入、設置からすでに10時間が経っていたのでした。雪道をクリニックに戻ってチェンバロをまた「ジョンダーノ・ホール」に戻して、ようやく「酒フィル新年会」が終了したという感じでした。
皆さん、お疲れ様!

(明日(すでに今日ですけど)は、真室川で山響のコンサート。『ピーターとおおかみ』を勉強に行きます)
(写真アップは、明日以降になるでしょう)


|

« 今年の初鳥海 | トップページ | 「山響ホリデーコンサート」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/74618/43713276

この記事へのトラックバック一覧です: 新年会とニューイヤーコンサート:

« 今年の初鳥海 | トップページ | 「山響ホリデーコンサート」 »