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2008.12.08

雪、そして発表会

1206Photo12/5(金)辺りから冷え込みが厳しくなり、時折強風まじりに霰、そして雪が降りました。
写真は12/6(土)の夜の拙医院前です。1週程前、一人で2時間程かけてシンボルツリーに電飾を飾りました。この時は冷たい雨でちょっと苦労しました。この木の大きさに一体どのくらいの電球数が合うのか、皆目見当がつかず、この時期大量の電飾が出回っていて安い米国と違い、日本では結構なお値段するのでまず200球のセットを2つ(1つは光るパターンを換える装置とコンセント付き、もう一つは接続して増やすセット)買って来て付けてみたところ、この木の大きさでは半分も埋まりません。すぐに接続用2セットを買い足し、合計800球つけました。欲を言えば、もう200球あった方が豪華だったかも。しかし、上の方は脚立に昇って木に掴まりながら結構大変の思いをして付けました。
写真では、暴風雪の中で、木も、写真を撮る体も揺れてぶれています。

1207明けて12/7(日)の午前中の「バレーヌ・ガーデン」です。悪天候の峠は越えたようで、昼前には陽も差してきました。
庭の芝の部分だけ雪が残っています。

そして、ヴァイオリン&チェロ発表会は、午後2時から「ジョンダーノ・ホール」で開演。
まずは、酒フィルコンミスH先生の生徒さん、小学生から中学生まで4名の演奏。皆、緊張しながらも一生懸命に演奏していて微笑ましい。

小休憩の後、小生と家内による「歓迎演奏」と言う名の飛入り演奏です。
性懲りもなくJS Bachのロ短調ソナタBWV1030から第一楽章のみ(それでも8分くらいの演奏です。全曲やると15分はかかります)。
11/16の定期演奏会終了後、直ぐに来年3/1の「ファミリーコンサート」に向けて練習を開始しています。特に今回は難曲のプロコフィエフ作曲『ピーターと狼』に挑戦する意欲満々で、さらっているところです。
プロコの「小鳥」とバッハのフルートソナタは、フルートの曲としては対極のところにある様な気がします。どちらも難しいのですが、難しさの質が違います。バッハの曲は一音でも外すと直ぐにわかります。素人でもすぐにわかってしまうような曲です。ただ音を並べて行くだけでも易しくはないのですが、それを音楽にするのは大変です。
フルートコンクールの予選の曲としてよく取り上げられますが、リサイタルなどでバッハのソナタを演奏する人は多くありません。実力がわかりやすいですし、メッキが剥げやすいのです。演奏する人の人格まで鏡のように写してしまいかねない曲なのです。

そんな曲に、恥知らずにまた挑戦して、人前で演奏してしまいましたが、久しぶりのフルートソロ演奏(去年の、藤島町での音楽フォーラム以来?)でとても緊張して息があがってしまい、「お腹の支え」が不安定になって、音がかすれたりうわずったり、外したり縒れたり、あげくの果てにはでなかったりと散々な出来でした。
散々な出来のくせに演奏を公開するのが「自惚れコンサート」のいいところ(?)です。
今回の恥ずかしい演奏は、こちら→「241. BWV1030-1発表会演奏」です。

午後3時前から、メインであるチェロの発表会。F先生のお話の後、酒フィルチェロ軍団のうち、今回は4名の独奏です。みな、短い期間に仕上げて来ていて素晴らしい演奏でした。特に、酒フィルチェロトップのY氏の演奏は、その風貌と相まって「ヨーヨー・マ」のようだったと皆から絶賛されていました。
やはりチェロという楽器は、沈思黙考というか、哲学的です。
映画『おくりびと』でも主人公の楽器はチェロ以外考えられません。これがフルートやトランペットだと、華やかではありますが哲学的な、悩んでいる雰囲気がありません。
最後に秋田市から来られている講師のF先生の講師演奏。
ポッパー作曲「ハンガリー狂詩曲」。最後の方は誰でも一度位は聴いた事のある有名な曲です。
さすが、素晴らしい演奏でした。
ジョンダーノ・ホールの響きも、ピアノにはやや強すぎましたが、バイオリン、チェロの響きは美しく残響も豊かで、40名弱の聴衆&関係者でしたがちょうどいい響きだったように思います。


演奏会終了後、リハビリ室であるジョンダーノ・ホールでは、大マッサージ大会となり、普段診療に使用しているウォーターベッドが大人気でした。
その後、場所を近くの食事どころに移して「打ち上げ」が行われました。皆、自分の演奏に満足の行かない点や反省すべき点を噛み締めながら、でも次の発表会はどうしましょう、とか既に先を見据えているところは立派です。特に小学生の子供達など、日曜日の昼に集中して演奏し、人の演奏も寝ずに聴いて、さらに大人と一緒に夜の打ち上げまで出ておとなしくしっかりしている事には感心しました。
「きらきら会」主催者の村川千秋先生がかつて言っておられましたが、小さい頃からヴァイオリンを習っていると、ただ音楽が出来るとか演奏が得意とかいうだけではなく、何かに取り組む際に根気とか集中力とかそういったものが養われ一生の宝になるはずだと言う事でしたが、本当にそう思います。

私は、次の目先の目標は3/1のファミリーコンサート。
でも、やはりフルートソロの発表会も作らないと行けないな〜と思います。
「1回の本番は100回の練習に勝る」です。

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コメント

フルート発表会をされるなら私もでたい〜。

笛を抱えて飛んでいきます。

投稿: Teddy | 2008.12.10 12:45

Teddyさん、ありがとうございます。
是非、来年、実現したいと思います。お金を取るリサイタルではなく、近隣の笛吹き仲間の気軽な発表会と言うのも考えてみたいです。
ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、オケなどもやりたいですね。その時は、必ずTeddyさんにもお声かけします。
トラベルソとチェンバロというのもいいのでは?v(^^

投稿: balaine | 2008.12.10 13:13

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