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2008.12.24

ノクターン遺作

何か特別な、大切な気持ちを持ちながら観ていたTVドラマ『風のガーデン』。
先週の木曜日、12/18が最終回でした。
このドラマが遺作となった名優緒方拳さん。しばらく画面ではお会い出来ないかもしれません。

扱うテーマが「死」であり「生(いのち)」でした。
主役の中井貴一の職業は医師。その父である緒形拳の役柄も医師。
病院、看護、介護、在宅医療、往診、、、。自分にとって身近なテーマがたくさん出てきました。
そういう事も、このドラマに惹き付けられた理由ですが、一番はこれでしばらく緒形拳さんとお別れか、という思いもありました。
更に、主題歌やドラマ中の挿入歌を歌い、自身も中井貴一役の恋人(?)で重要な役として出演した平原綾香さんの歌も大変魅力的でした。
。。。

「あ〜、終わった、終わった!」
という感じに表現出来ないドラマだったので、ブログ記事にするまで1週間近く経ってしまいました。
このドラマの主題歌が「ノクターン(風のガーデン)」です。
YouTubeから、「名優・緒形拳さん追悼♪ノクターン・・・平原綾香」をご覧ください。

この曲は、平原さんがホルスト作曲『惑星』の中から「木星」をカバーする形で歌った「Jupiter」と同じように原曲があります。それはF.ショパン作曲の「ノクターン遺作 嬰ハ長調」です。原曲もYouTubeで視聴できます。
「ショパン ノクターン遺作 嬰ハ長調」をご覧ください。

この曲を聴いて、ショパン好きで映画通の人ならすぐに思い出すのは『戦場のピアニスト』です。
この映画の主題曲がこの「ノクターン遺作」でした。YouTubeで映画の宣伝用フィルムを観ることが出来ますが最初の方で鳴っています。
「The Pianist Trailer II」

「風のガーデン」で、平原さんの歌い出しを聴いた瞬間に、「あ!『戦場のピアニスト』の曲、、、」と思いました。ショパンの「夜想曲集」は楽譜を持っており、何曲か弾いてみたことがあります。しかし、この「遺作 嬰ハ長調」はあまりにも美しく悲しい旋律を持っておりまだきちんと弾いたことがありません。

この曲を主題歌とした『風のガーデン』が、緒形拳さんの「遺作」となってしまったのは偶然なのでしょうか。緒方さんが書いた、飾りのない、朴訥としたドラマの題字を思い出します。

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