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2008.11.09

太田光子リコーダーの世界(金浄寺ルネッサンス本堂コンサート)

9/23に『脳からみた心のいやし方』という講演をさせて頂いた、鶴岡市のお寺さん、金浄寺さんで今日11/9(日)本堂コンサートがありました。
このお寺さんでは、いろいろ社会性の高い問題を取り上げた講演会もありますが、年に数回本堂でのコンサートを以前からなさっています。今回が、72回目の催しになります(小生の講演が第71回でした)「金浄寺ルネッサンス」。

Photo今日のコンサートは、家内が楽しみにしていたリコーダーとチェンバロ。
最近、天気の悪い日が多くなり、今日も結構寒い(午後には気温10℃以下となりました)。先日講演した本堂の中に、チェンバロが運び込まれ本尊様を左手に見るようにソファが、ソファの間にいくつか石油ストーブが並べられていました。

Photo_2コンサートに先立ち、開会の合図は住職さんの鐘と木魚です。9月の講演のときはご本尊様に背を向けるように立ってお話をさせて頂き、初めてだったのと緊張でご本堂をよく見ていなかったのですが、今回は冷静に拝観させて頂きました。

Photo_3曲の合間に、リコーダー奏者太田光子さんがリコーダーについて説明。特にバロックリコーダーとそれより前の時代のルネッサンス期のリコーダーの構造と音の違いなどが興味深いものでした。
演奏でもその2種類を時代や曲に応じて使い分けておられました。

チェンバロの福間彩さんもチェンバロという楽器の構造や成り立ちについてお話になりました。チェンバロを初めて観る方も多く、興味深そうに話を聞いていました。

演奏は、素晴らしかった!
リコーダーの素朴で柔らかい美しい音色。けっしで響きの良くない、どちらかと言えばデッドな環境の本堂(畳、障子、木の柱、天井が高い以外は典型的日本家屋の造り)ですが、明るく、爽やかに、時に静かに、陰影を持った音色で魅了されました。テクニックが素晴らしい事は当然なのですが、演奏している太田さんが楽しそうで、1曲終わるととても素敵な笑顔をされる事にも感激しました。
チェンバロは、ジャーマンタイプだからということもあるかもしれませんが、あまり綺羅びやかな音の楽器ではないようですが、通奏低音(左手の低音にコードの番号が振ってあるだけ)の楽譜から様々な即興(ジャズで言うところのインプロビゼーションでしょうか)が生まれて来ます。福間さんのチェンバロは、リコーダーがメインなので控えめな演奏で、派手さはないけれど、確実な伴奏、それにしなやかな即興、聴いていて心躍るような装飾音など素晴らしいものだったと思います。

Photo_4今日のプログラムはこちら。
前半の、レイエ、エイク、パンドルフィなどは作曲者の名前すら聞いたことがありません。
作曲者不明にディヴィジョンフルートより、「オールド・サイモン・ザ・キング」はとっても軽快で、徐々にテンポがアッチェランドするもので、思わず踊り出したくなるような演奏でした。
後半2曲目のバッハだけがチェンバロ独奏で、これは結構バッハの若い頃の作品の様で、普段聞き慣れる大バッハの作品とはちょっと違う感じを受けましたが、物語性があってとても面白かった。

フルートはリコーダー(=ブロックフレーテ)の仲間のような楽器ですが、発音機構が違うためまったく違う楽器のような扱いになります。フルートが吹けてもリコーダーは吹けません(もちろん音は出せますが、指使いやその他いろいろな違いがあります)。
うちにも、ソプラニーノからアルトまで5,6本リコーダーがあったはずなので吹いてみたい気分になりました(でも、今は、来週の定期演奏会で一杯一杯ですけど、、、)

いいコンサートでした。
金浄寺さんに感謝です。
演奏された太田さん、福間さん、そしてこのコンサート企画運営に関わられた新潟のN先生、鶴岡のT先生など古楽を愛するドクター達にも感謝です。

ーーー
今日のオマケ(は後ほどアップします)
まず写真だけ
Photo_5Photo_6Photo_7
今日のお昼は鶴岡市のお蕎麦屋さんにしました。
前から気になっていたのですが、今日初めて訪れました。
写真の左から、「十割蕎麦の更級と田舎蕎麦の合い盛り(大盛りのみ)太打ち」、「十割蕎麦 更級細打ちの五穀地鶏蕎麦」、「お店自慢の豆腐(豆富)」。
お店のメニューによると、小麦粉などツナギは全く使わず、毎日引立ての蕎麦粉を取り寄せて打っているそうです。私の今までの蕎麦経験からすると、「ツナギなしの十割蕎麦」はどんな蕎麦名人が打ったとしても時間が経つと蕎麦がぼつぼつと千切れて来るのですが、ここのお蕎麦は最後までほとんど切れずに手繰る事ができました。ちょっと不思議に思いました。
味は、汁も、地鶏も、豆腐も、揚げ豆腐も美味しかった。
内陸の田舎風蕎麦(固めで太い腰の強い蕎麦)に慣れ親しんだ口には、ちょっと違和感があるという事を否定は出来ませんが、綺麗な蕎麦でした。

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コメント

balaineさん、優でした(笑)
コメントのお返しありがとうございましたm(__)m

実は私、鶴岡に2年間住んでいました。
鶴岡の麺類は、私の中で、麦きりというイメージがありました。
蕎麦もおいしいんですね(*^_^*)
住んでいる時、蕎麦は食したことがなかったように思います…

balaineさん、演奏会楽しまれていらっしゃいますね(^^♪

私は、11/17(月)フジコ・ヘミングさんとモスクワ・フィルハーモニーの演奏、聴きに行きます(^^♪

投稿: 優 | 2008.11.09 22:17

優さん、鶴岡というか庄内と言えば「麦きり」ですね!
蕎麦はまだまだ内陸にはかないませんが、酒田周辺で馬蕎麦を食わせる店が増えて来て嬉しいところです。
鶴岡のこのお店は今後どうなるのか(地元の人に、また蕎麦好きにどこまで受け入れられるのか)、見守りたいと思っています。
フジコ・ヘミングですか。チケット高かったでしょう?
Pコンはモーツァルトとベートーベンのどっちをやるのでしょう?どっちも素晴らしい名曲ですから、いい演奏会になるといいですね。
モスクワフィルもまた素人受けする演目を並べたものですね〜。「大序曲1812年」の大砲は大太鼓1台でやるのかな?興奮する演奏になるでしょうね。

投稿: balaine | 2008.11.10 12:15

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