追悼!ジャン・フルネ先生
私などがブログに書くことではないかもしれないが、フランス人指揮者で多くの日本人に愛された、ジャン・フルネさんが11月3日にお亡くなりになっていたということ。
95歳だった。
日本人の音楽家でフルネ先生のお世話になった人は数知れず。
多くのオケを振り、特に東京都交響楽団の名誉指揮者を勤め、「指揮者としての引退」を2005年12月21日の東京都交響楽団の定期演奏会と決めて、当時世界最高齢92才の現役指揮者としての幕引きの場を日本とした事は記憶に新しい。
フランス生まれでフランス育ち、実はフルートを専攻してパリ音楽院を首席で卒業されている。フルート吹きならほとんどの人がテキストに使う、フィリップ・ゴーベールに師事し、フルート奏者を目指したはずであったが、指揮者であった父の病気代役で指揮者デビューして以来、指揮者一筋だったようで、フルーティストとしてのフルネ先生の側面を知る人は多くはない(パリ音楽院関係者やプロのフルート吹き以外)。
私は実は生の演奏を拝聴する機会に恵まれなかったので、生のフルネ先生を知らない。
2005年の最後のコンサートはCDにもなっているが、ネットで一部を聴くことが出来る(Windowsのみ対応のようです)。
「ジャン・フルネ、伊藤恵&東京都交響楽団」(Macでは駄目なようです)
フルート奏者から世界的な指揮者になり、92歳まで現役で棒を振り続け、その後も後進の指導に当たっておられお元気な様子を間接的に伺っていたのですが、突然の訃報に驚きました。
心より哀悼の意を表し御霊の安らかならん事をお祈り申し上げます。
合掌。。。。。
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