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2008.11.29

今日はオケ練、明日は集談会

1129_3本日の鳥海。
昼過ぎ、旧余目から酒田に戻ってくる道、旧平田地区で撮影したもの。なんでここで写真を撮ったのかは、今日のこの記事の最後の方にその答えがあります。

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11/16(日)の酒フィル定期後、1週練習はお休みでしたので、今日は2週振りのオケでした。
来年、平成21年の3月1日(日)、庄内町の響ホール「大ホール」を会場に、酒フィルのファミリーコンサート(通称ファミコン)をやります。

今年のファミコンは、オペラ『ラ・ボエーム』のため、例年のようなコンサートはありませんでした。
来年のプログラムは、目玉が3つあります。

1つは、プロコフィエフの『ピーターと狼』です。
ナレーションをお願いしたのは、酒田出身の女性活動弁士の佐々木亜希子さん。とっても美人で素敵な方です。佐々木さんのHPがあります。
「こちら」をご覧下さい!
知っている人は知っている有名な方で、酒田でも何度か無声映画の弁士などもされていたはずです。
「酒田出身なんだから『ピーターと狼』も庄内弁でやったらいいんじゃない」なんてこちらサイドでは無責任な声も上がっています。
猟師:「ピーター、狼を捕まえてくれてありがとう!」

「ぴ〜た〜、オオカミだば、とっづがまぇでけで、もっけだ〜!」
なんてのもいいんでないかい?

「小鳥」のフルートは超難曲です。今日は初合わせの「譜読み練習」でしたが、出来るところと出来ないところがはっきりしました。必死に練習すれば、なんとかなるかも、という感触は得る事が出来ましたけど本当に難しいんですよ!

目玉の2つ目は、「あなたも指揮者に挑戦!振ってみましょう!!!」
ベートーベンの交響曲第7番の第1楽章を振って頂きます。あの『のだめ』でも有名になった曲です。指揮者に憧れる方はどうぞ挑戦して下さい!

目玉の3つ目は、「2つの『未完成』」です。
未完成交響曲として有名なのはシューベルトですが、それに加えてもう一つボロディンの未完成交響曲である第3交響曲です。2つとも魅力的な曲なのですが、共に第2楽章までなのです。

これらのうち、今日は両方の「未完成」と「ピーターと狼」の3曲を一応通してみました。大変でした〜。

さて、明日は庄内地区の医師集談会。病院勤務医、開業医などが集ってそれぞれの関心領域や専門分野から学会形式で発表し懇談する会です。以前病院勤務医の時に発表したり座長をやった事もありましたが、今回久しぶりに発表してみます。3月に開業して以来のMRIを撮った症例について検討を加えてみたものです。
頭痛やしびれなどで「頭の病気」を心配して来られる患者さんは、専門家が診て「大丈夫ですよ!」と言われる事を期待しつつ、「何か頭にあるんじゃないか」「脳卒中になりかけているのか」という不安を持っているというのがほとんどです。丁寧な神経学的問診と診察をやってもそれだけでは結局診断できない病気はたくさんあります。私もこの9ヶ月の間に、「え?!」とか「まさか!」という思いをした患者さんが何人もいました。頭痛で受診して運動麻痺もないけれど、まあ念のためとMRIを撮ったら慢性硬膜下血腫や髄膜腫などが見つかりました。他医で「風邪」として風邪薬を投与されてなかなか改善しない頑固な頭痛の発症1週後に来院した「くも膜下出血」もいました。
脳腫瘍、片側顔面けいれん、未破裂脳動脈瘤などに対する手術治療を行ってもらうため、大学病院や地元の市中病院の脳外科に紹介しました。急性期の脳梗塞をすぐ治療してもらうため、電話でホットライン的に地元の病院の脳外科医に直接連絡して緊急受け入れをしてもらいました。そういういわゆる病診連携で紹介した患者さんは25名。1ヶ月に平均で3名の患者をお願いしてきました。
手術を怖がっていたけれど、「手術をすればちゃんと治るから頑張って受けましょう!」と勧めた結果、地元の病院で摘出手術を受けて「先生、治って来ました〜」と退院の報告に来て下さった方もいました。
片側顔面けいれんに対してこれまで2回のボツリヌス毒素注射治療を受けていて、結局けいれんが再発して来た患者さんに、是非大学病院で手術を受けるよう勧めました。私の1回目の米国留学はこの顔面けいれんなどに対する顕微鏡手術(血管減圧術)の創始者であるジャネッタ教授の元に行ったのですが、日本海病院時代は私が酒田地区の患者さんの顔面けいれんや三叉神経痛は手術で治していました。今は手術をしない身になったので、この手術は大学病院に紹介しています。基本的に命に関わる病気ではなく、機能的な病気なのですが、それだけに手術の成否は患者さんのその後の人生を大きく左右するものです。手術を受ける事を迷っていたその女性患者さんには確か3回くらいに渡って手術を受ける事を説得しました。先日、その患者さんの息子さんと言う方から電話が入りました。
「昨日、母が大学病院で顔面けいれんの手術を受けて、成功しました。けいれんも止まったようで母も喜んでいます。先生にお伝えしたくて電話しました。」
ということでした。その息子さんには私は一度も会っていなかったのですが、本当に嬉しそうで、わざわざ連絡してくれた事を感謝し礼を言いました。その後、その患者さん本人がクリニックに来られ、手術が成功してけいれんの止まった姿を見せに来てくれました。涙ながらに「先生のおかげです!」と言われるので、「それは違うでしょ。手術してくれた大学の先生のおかげですよ。良かったですね〜」と言ったら、帰り際にその患者さんは何度も何度も頭を下げて行かれました。
こういう経験は、診療所開業医をしていてこそ味わえるものだな〜、自分の手でいい手術をして患者さんを治すという喜びとか満足感はないけれど、的確な診断で適切な専門家に治療をお願いするという事も診療所医師の大切な仕事。これこそが「病診連携」の醍醐味と思いました。

さて、話が逸れて来たのでこの辺にしましょう。
明日の発表原稿はまだ「未完成」なのでした。

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今日のオマケ
Photo_3田んぼで落ち穂拾いをしている白鳥たち。
結構、「メタボ」になっています。きっと庄内米の収穫後の田んぼには栄養豊富な美味しい落ち穂や虫達がたくさんあるのでしょう。こういう集団での落ち穂拾いは、この時期の庄内では至る所で診られます。

今日の昼食は、そばと麦きりが食べたいと言う事で、庄内町の「しま田」に行ったのですが、なんと「臨時休業」の札が。。。(ガ〜〜ン!)
ショックを拭うために頭の中では余目から酒田辺りで食べたい昼食のデータベースの高速検索がかかりました。その結果、私が車を向けたのは、、、

PhotoPhoto_2余目の焼きそば屋「テンテン」です。新メニューの「ピリ辛もつ焼きそば」に挑戦。左が食べ始める前。右は少し食べてソバとモツが見えるようになったところです。目玉焼きも乗っています。これは「中盛り」という名の大盛りでこれで650円。家内は普通のテンテンの焼きそばの普通盛りで550円。

1129_2その帰り道、春に桜の並木の間から鳥海山を撮影した場所を通ったのですが、雲一つない晴天に現れた白銀の鳥海山をぱちり。
春の鳥海の写真は、今年の4/23の記事。←こちらをご覧下さい/

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