新たな気持ちで
9月になりました。
庄内町のギターフェスティバルも昨日で終了。
マエストロ福田やフェルナンデスは本日庄内を離れるはずです。
福田さんとフェルナンデスが8年前に日本で録音した、デュオ・アルバム『タンゴ・ミレニアム』です。
二人共若い!
ギタフェス初日の報告、「ギタフェス、その1」の2枚めの写真をご覧頂ければ8年の月日がどのくらいかわかります。
二人共、世界のギター界の巨匠、至宝とも言うべき存在ですが、お二人とも気さくで親しみやすく気配りの方です。ギターという楽器がそうなのか、そういう素晴らしい人格者がギター弾きに多いのかはわかりませんが、若手の池田さん、大萩さん、松尾さん達も皆あいさつすると優しい笑顔で会釈を返してくれるような人達です。
3年に1度の一大イベントが終了して、このイベントの立役者であるS氏が体調を崩されないかちょっと心配しています。ちょっとお体を悪くされて治療を受けながらも、このイベントのために気力を振り絞って頑張っておられました。人間、少々体調が悪くても気力で乗り切れることがあるのですが、その気力を支えたイベントが終了したら力が抜けてしまうのではないかと心配です。
今回も庄内町の人達を中心に結束固く頑張った実行委員会の人達。アイデアも豊富で、フェスティバルを記念したTシャツなどは普通にあるとして、この写真のような「ギターのデザインの飴」や「ギタフェス煎餅」なども販売していた。
特にこの飴はかの『金太郎飴本舗』に頼んで特注してもらったと言う貴重なもの。一つ一つの断面がギターになっているので、食べるのが勿体ない感じ。
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さて、9月1日。
プライヴェイト・クリニックを開院して半年が経過しました。
右も左もわからない状態からようやく脱却して、脳ドックも始め、ある程度落ち着いたと言える程度で、まだまだ順調などと言える段階ではありません。この間、看護師さんも常勤1名、パート1名の採用が出来、スタッフの面でも、備え付けの機器の面でも、その他の設備の面でも大きなトラブルなく過ごして来た事が何よりです。
リハ室前の「バレーヌ・ガーデン」にはようやく芝が定着し、バラもまだまだ背の低い子供ですが花が着き、バジルやミントなどのハーブも少し植えました。昨日は芝刈りをし、初めての追肥を施しました。最近雨が多く、猛暑も過ぎたので、草花がすくすくと伸びている感じがします(雑草もですが)。
半年の間に、『サロンコンサート』としてプロによるフルートリサイタルを2回開くことが出来ました。7月、8月とサロンコンサートを開いていないので、「またコンサートやるときは誘ってください」とか「今度はいつやるんですか?」などと知人や患者さんからも聞かれます。
出来れば月に一回くらいのペースでやりたいのですが、なかなか思うに任せません。まずは演奏する人の確保が必要ですし、やる以上はちゃんとしたものをやりたいのです。アマチュアによる無料のコンサートでもいいのですが、ちゃんとやりたいと言う気持ちがあります。
11/16の酒フィル定期でチャイコフスキーのピアノ協奏曲のソリストを務めて頂く山形市出身の石井理恵さんには、『ジョンダーノ・ホール』でソロリサイタルをして頂く約束をしています。今のところ、指揮者併せ練習2回めに来られる10/18の翌日、10/19(日)のお昼過ぎを予定しています。
それまでの間に1回くらいサロン・コンサートができればいいな〜、と考えてはいます。
開院半年を迎えてまた新たな気持ちで毎日の診療と趣味で生き甲斐の音楽とに取り組んで行きたいと思っています。こういう気持ちを持って生活できるのは健康あっての事。周囲の環境にも感謝を忘れないようにしたいですね。
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