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2008.08.31

定期演奏会に向けての練習

今年の酒フィルの定期演奏会は、11/16(日)。
Photoあと2ヶ月半ほどである。
私は定期演奏会プロジェクトチーム(サブリーダー)に入れられており、現在ポスター制作などに関わっている。(このポスターは未完成なので小さめです)

先週の練習は、阪哲郎&山響の貴重なオールフランスプログラムを聴きにいくためにさぼってしまった。(土曜日のみの一回公演なので、サボるか諦めるかの選択しかなかった)
フルートパートリーダーとして個人的に練習記録を付けているのだが、オペラ「ラ・ボエーム」終了後、定期演奏会に向けての練習が始まってから練習を休んだのは先週が初めてだった。
毎週練習に出ていて、すでに10数回、というより20回近い練習を積んで来ているのに、今日の練習もななかなか考え込んでしまうようなレベルだった。楽団指揮のS氏は本当に我慢強いなと感心する。

いろいろな事情(主には、本職のせい)で練習に人が揃わないのはいつもの事。ある日などは、管でパートが揃ったのは「0」という日まであった。フルート1、オーボエ0、クラ1、ファゴット0、ホルン3、トランペット1で何をするの?という感じだった。弦も第1バイオリン3、第2バイオリン2、ビオラ3、チェロ4、コントラバス0という日もあったように記憶している。

オケは「合奏」なのだから合わせて練習しなければ意味がない訳だが、合わせるパートがいなければ「2時間個人練習していた方が実があがるのでは?」という気にさせられる。でもそんな事を言っていては、地方アマオケは成り立たない。都会のアマオケや大学オケなどでは、よほどの事情がない限り練習を休むなんてもってのほかで、練習に出てこないなら本番に出してもらえないのが普通だと思う。しかし、酒フィルのような、弱小地方アマオケの場合、メンバーを揃えるだけでも大変。特に弦は楽器を持って「愛好している」程度ではなかなか交響曲など太刀打ちできるものではなく、日々の大変な練習が必要な訳で、「練習に参加しないなら本番に出さないよ!」などと言える状況ではない。

管の場合、弦と違って「ソロ楽器」の集合なので、パートごと、一人一人役割が違い全員が揃って初めて音楽が構成される。しかし、仕事でほとんど参加できないメンバーや、いろいろな活動で来たり来なかったりのメンバーもいるのだが、練習に参加しない事が同じパートの仲間や合奏するオケ全体にどれだけ迷惑をかけているかという意識は低いように思う。
あくまで「アマチュア」の趣味で楽しむ演奏なので、仕事をないがしろにしたり出張や会議を取りやめてまで練習に参加することは本末転倒であるので、「仕事もいいけど練習に出ろ」というような事は言えるはずもない。私も言われたら大変困るし、そんなことではオケ活動を辞めざるを得なくなる。

今年度に入って、退団、休団が数名出たこともあり、パートによっては「本番、大丈夫?」というところもある(人の心配をしているほどの実力はないのだが)。仕事でしばらく練習に参加できていなかったため、まだ「譜読み」レベルの人もいる。私もまだまだ練習が足らないので、本当に人の事は言えないのだが、「これでいいのか?」という思いもある。
本番まであと10回くらい練習日はあるし、酒フィルの場合、結局毎年の事だが人が揃い始めるのは農繁期を過ぎた9月末位からになるので私などが心配する事ではないのだろう。いつものようにこうやって本番近くなると、皆、力を出して、一部エキストラの力も借りて演奏会を迎えるのである。結局はなんとかなるのである。だから余計な心配だと思う。

いや、心配をしているのではなくて、これでいいんだろうか、という気持ちなのである。
でもそんな事を考えても、こんな田舎のアマオケで、いくら細々と40年近く続いているとは言っても、結局は「人」なのだから、実力のある人、ない人、オケ経験の長い人、短い人の寄せ集めでなんとか活動をするためには、目をつぶり我慢しなければやっていけない面が多くあるのだ。これまでは、一笛吹きとしてただ練習に参加し本番に出て、あ〜よかったよかった、で来た私であるが、今年はプロジェクトチームに入って、オケ全体を見るような目ができたために余計な事を考えているのかもしれない。

それにしても、今日の練習では皆の失笑を買ってしまい恥ずかしかった。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲、第3楽章、変ロ短調、Allegro con fuoco。
92小節目に大変難しいパッセージがある。速い3拍子の中、16分音符で「ミファソラファソラシ♭ミソ♭ファ」という部分。
変ロ短調なので、フラットが5つ付いているのだが、この部分はミ、ソ、ラにナチュラルの臨時記号が付いて、最後にソが臨時記号でフラットに戻る。しかも第3レジスターなので「シ♭」などは、普通の演奏に使う音域の最高音の「ド」の2つ下、つまり基本的には倍音を使った替え指で音を出す音域である。この11個の音のうち、第1や第2レジスターと同じ指、つまり替え指ではない運指で出す音は一つもない。2倍くらい遅いスピードで吹いても指がこんがらがることもあり大変な箇所である。
結局は自分の実力不足、練習不足なのだが、この部分で指が回らずヘロヘロになってしまい、失笑を買ったのである。しかもさらに悪い事にこの部分、ファゴット以外の楽器はすべてお休みの小節で、後はピアノだけ。ようするに大変速く高い音のソロがチョロっと入る部分なので、ごまかしはきかない。

ゆっくりと繰り返し、リズムやアーティキュレーションを変えて練習を繰り返すしかないと思う。今日も日中、1時間あまり個人練習をした際にも、ほとんどをこの部分に割いたのだったが、合奏練習では速さについていけず「撃沈」だった。私の脳の前頭葉にある運動のプログラム中枢と巧緻運動に関わる小脳の働きが老化しているのだろうか。。。
よって、上にも書いたように「人の事を心配しているレベルではない」のだ。
9月に1回、10月に1回の本番指揮のマエストロ井崎(正しくは、大ではなく立という部首の崎)の練習があり、それに合わせてピアノソリストの石井理恵さんも東京から来てくださる事になっている。つまり第1回指揮者&ピアノ合わせ練習まであと3回しか練習日がない!それなのに、こんなレベルでよいのか?!自分!そしてみんな!という感じだったのでつい愚痴っぽくなってしまった。

でも、私はこんなハラハラなアマオケ活動が好きだし、チャイコフスキーやシベリウス(本番は乗らない予定だけど)の名曲を自分が演奏できる事を幸せに感じ、仲間と音楽ができる事を楽しんでいる。
Photo_2本番ではきっと(たぶん、、、おそらく、、、)きちんと吹いてみせます。(^^;;;
いい演奏会にしたいと思っています。11/16、お暇な方、どうぞ酒フィル定期にいらしてください!
(ポスター第2案、こちらも未完成なので小さく)

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