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2008.08.06

JAO高松大会2

8/2(土)の朝を迎えました。
Photoホテルの部屋はちょうど屋島の方を向いていて、カーテンから差し込む朝日に起こされました。昨晩(というか8/2の深夜遅く)、夜中のぶっかけうどんを食べて帰り、初日の疲れが出てそのままベッドへ。
折角美しい朝陽を見たのでそのままシャワーを浴びて起床。

昨日の記事で大事な事を書くのを忘れました。
プロコのロメジュリ今回の演奏会用抜粋10曲の中で9番目に配置された「ジュリエットの墓の前のロメオ」。最後の最後にpppのピッコロソロ、というか単純な「ド」の16拍のロングトーンがあります。
これはオケが静まり返った中で、安定して吹き続けるのが難しく、とても緊張する部分。「大丈夫かな?」「ま、とりあえず一回吹いてみてから」という気持ちでいたら、阪さんから「最後の4小節カットします。そのままアタッカで終曲の最初の5小節をカットして入ります」という指示が出たのです。
8割方ホッとしたのは偽らざる事実。でも「頑張るぞ!」と思っていたので2割方はがっかりしました。ここの演奏はない方が気は楽ですが、直前の1週間は練習の時間をほとんどこのpppのC(=ド)の柔らかく、静かに入って安定して16拍、というのに費やしていたので(というほど練習してませんが)、その時間が無駄(ということは決してありませんが)になったか〜という気持ちに少しだけなりました。

ここがなくなったら、後は、まあ、嫌な部分もありますが、ずいぶん気楽に参加できます。そんな気持ちでパート別懇親会の1次会、二次会、夜中のうどん、そして深夜の帰室となった訳です。(^^;;;

朝食は和定食にしてみました。
すると2つ後ろのテーブルに、指揮者の阪さんがいらっしゃいました。Aオケのピッコロ担当です、山形県の酒田フィルです、山響FCの会員で昨夏演奏会後にご一緒しました(阪さんと奥様も写ったその宴席の写真がデジカメに残してあったのでそれをご覧に入れました)、などと簡潔にご挨拶ができました。

午前9:30から11:30まで練習室で練習。午後は14時(音だしは13:50)から練習。
夜は19時から高円宮妃殿下久子様のご臨席を賜りレセプションの予定なので、時間通りにきちきちと練習が進められます。阪さんも2日目に入り、少し細かい指示を出されます。
特に弦パートにはいろいろな注文をされていました。クレッシェンドの入りの部分、アンサンブルの部分、いろいろありましたが、一番印象に残っているのは、7番目の「タイボルトの死」の後半。
重々しい、葬送行進的なぶぶんですが、指揮より先に先に進まないようにという事を次のように表現されていました。
「私の指揮よりも先に行かないで。重く引きずられている感じで、まだまだ進まないで、という感じで。小兵ではなく横綱クラスを引きずっている感じで、指揮よりも遅れ気味に、先に行かないでという感じに演奏してください。」と(言葉通りではありませんが)こんな感じに表現されました。その意味は非常によく理解でき、オケがまとまって突っ込む人はほとんどいなくなり、重々しい演奏にガラッと変わりました。
さすがです。
翌日の演奏会まで残された時間は少なく、課題はたくさんあります。おそらく阪さんの頭の中では、本番からの時間を逆算しながら、やらなければならない優先順位を決めて順にこなしていくという感じだったと思います。おかげで(?)ピッコロの登場する部分は、tuttiでガ〜〜っとやっているところか、静かピィ〜と吹いているだけなので、ほとんど何の指示も注文も出ませんでした(入りを失敗したところでさえ、そのままスルーされたのでちょっとショックでしたが)。

今日(8/2)のお昼はタイトスケジュール。
11:30に練習が終わった私は、そそくさと楽器を片付け隣のホテルのロビーに急ぎます。
そこには37,8年前、紫雲中学でお世話になった吹奏楽部の顧問にI先生と、2年の時の担任で春休みに転校に際しクラスメイトと一緒に「宇高連絡船」の船着き場に見送り来てくださったN先生が待っておられました。前日と今朝、電話で連絡を取り、お会いする約束になっていたのです。
Photo_238年振りにお会いするN先生、I先生、お二方とももちろんそれなりにお年は取られましたが、昔と変わらぬ面影があり、逆に先生方も私を見て「あら、同じじゃ、同じじゃ」と仰っていました。
「先生、本人なんですから同じなのは当たり前ですよ」(爆笑)

懐かしく楽しい時間はあっという間に過ぎます。午後から献血事業に参加されているI先生とはホテルでお分かれして、N先生を御自宅に送りがてら、母校である高松市立紫雲中学校によってみました。
Photo_3Photo_4左は昔と様変わりした正門前。
金時雲のような雲の校章が紫雲中の特徴。写真はあえて小さめにしてみました。
右は、昔と変わらない「自主独立」の像の前で。
その横には、昭和44年に合唱コンクールで全国で優勝した時の記念植樹と碑がありました。I先生はその年(?)に紫雲に移って来て、合唱の顧問の先生にずいぶんいじめられたそうです。県大会止まりの吹奏楽団と全国制覇の合唱団では仕方ないのでしょう。当時の私はそんなことはまったく知りませんでした。

13:30には練習会場に戻りたい私は、N先生をご自宅までお送りし、栗林公園を見る予定の家内を公園入り口でおろし、またサンポートへ戻りました。
午後の練習は、阪さんもますます気合いが入ります。まだまだですが、部分的には大分まとまって来て、昨日の最初とは変わって来ました。

18:30で練習は終了。そしてすぐにホテルクレメントに移動してレセプションです。
Photo_5昨年の酒田大会にもお出でいただいた、JAO総裁の高円宮妃殿下久子様からご挨拶。ウィットに富んで人を惹き付ける話術と頭脳をお持ちで、笑顔や立ち居振る舞いがチャーミングで素敵。さすが!と言う感じである。
皇室、皇族についていろいろ揶揄される意見も聞くけれど、お育ちや普段の生活が違うのだろうなと思わされる。香川県は久子様のお父君鳥取氏の出身地だそうですが知りませんでした。しかもなんと私と同じ「納豆の日」のお生まれとは。。。光栄でございます。

さて、乾杯の発声の後はとにかくビュッフェスタイルの食べ物をいかにゲットするか、400名近い出席者の中での勝負です。私はいち早く数種類のプレートでお腹を満たし、余裕でうどんをゲット。しかしこの宴会場のうどんは頂けなかった。
山形の宴会でも蕎麦が出されることがあるがあまり美味しくない事が多い。蕎麦の旨い山形としてはそれは恥ずかしく悲しい事である。私が事務局を務めたある学会では、山形市で一番古い由緒ある蕎麦屋を呼んで来て、職人二人掛かりでその日に打った生麺をどんどん茹でてもらって、冷たい水で洗って締めた上で笹の葉を敷き詰めた台の上に盛りで供し、自由にたぐってもらう形式を取ったら、あまりの蕎麦の旨さに会場の参加者のほとんどが蕎麦の前に行列をなしたことがあった。やれば出来るはずなのに。。。

お腹を見たし、一息ついたところで、「サプライズコンサート」という名前の飛び入り演奏会。
Photo_6まず度肝を抜いたのは写真のようなコントラファゴット4台のカルテット。
そうそうお目にかかれるものではありません。
「像さん」や「ダースベーダー」のテーマなどを演奏しやんやの喝采を浴びていました。

Photo_7クラ(一枚リード)隊は、バスクラが5本にアルトサックスが2本も揃い、音域の広さを顕示するように演奏。これも素晴らしい。
写真がありませんが、二枚リード隊(さきほどコントラファゴットにファゴット、オーボエ)も楽しい演奏を聴かせてくれました。オケで最初にA=442Hzでチューニングをする際に最初の音を出すのはオーボエですが、チューニングで合わないところがまた面白かった。

Photo_8バヨリン隊は、人数が多いのですべての人が乗れないのですが、それでも30名以上出ていたと思います。さらにポヨンとした方々を前列にして赤い服を着せて、今話題の「ポニョ」を演奏。
チェロ隊は、チェロばっかり20台くらいの演奏もなかなかの迫力。

Photo_9演奏順では最後だった「ホラ吹き隊」。いつも元気で賑やかなホルン軍団ですが、水上の音楽を真面目に真面目に演奏して、「アンコール!」という声をもらっていました。

さて、笛吹隊はというと、、、

Photo_10Photo_11参加者中最高齢80才のAさんを中心に、韓国の20才の女子大生(赤いポロシャツの子)も交えて楽しく演奏です。ちょっと後ろの人がよく見えませんが。
Photo_12曲は、N響の首席神田さんが編曲した「ベートーベンの交響曲全曲を1分間で演奏するメドレー」のフルートカルテット。これを11名で吹きました。
「え?もう終わり?」という感想を頂きました。私の吹いている黒い笛は隣の男性のパウエルの木管です。今回は「ピッコロ正」なので私はフルートは持参せず、ピッコロ二本を持って来ただけだったので、フルートはお借りしました。

なお、このレセプションの事を含め、JAO高松大会を「オブザーバー」というお気楽な立場でそれこそ「観察」した愚妻(!)のブログは、こちらで〜す!

明日が本番なので、そのあとの二次会には今日は参加せず、本日の練習でうまく行かなかった部分を部屋に戻ってスコアを睨めながら、iPhoneに入れた音源で確認しながら早めに休みました。
2日目がようやく終わり、明日は本番です。
(つづく)

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コメント

サプライズ演奏の写真,全員でうつっているものがないので,これいただいていいですか?私のカメラのもあるので後日ほかの写真と一緒に差し上げますけど。

受けはほかの楽器とくらべると微妙な感じがしました(爆)
どうもみんなが盛り上がってるところでの「癒し」を追求したほうがよろしいのではないかと(笑)

来年ご一緒できたらまたやりましょう。

投稿: まる@隣の男 | 2008.08.07 10:21

まる@隣の男さん、コメントありがとうございます。
ああいうサプライズコンサートとか、大好きです。これからも機会があればやりたいですね。

確かに笛だけでは10本揃えても迫力に乏しいので「癒し」を目指す選曲が必要ですね!よろしくお願いします。

投稿: balaine | 2008.08.09 12:44

1枚舌部隊で御座います
今年は例年に比して、曲がりクラでの
参加者が多かったのですが

バスクラ4本に
コントラ・アルトクラ1本に
アルト・サックス1本で御座います
(他は並クラリネットばかり
エスクラは事情欠席しております)

ジュニアの少年少女2名も
全くの初見演奏でしたが
しっかり吹いていたのが印象的でした

投稿: ARAC BCLa B-Orch | 2008.08.18 11:51

ARAC様、
ああ、写真ではバスクラは2本ですか?コントラ・アルトが3本?バスクラってなぜAもBも女性なんでしょう。楽器大きいし重いと思うんだけど、、、
来年も「春祭」ですし、出番はまたある訳ですね!

投稿: balaine | 2008.08.18 14:59

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