上坂先生のブログとYBCラヂオ番組の告知
第2回のサロンコンサートからすでに4日が過ぎました。
あっと言う間です。
上坂先生がお得意のデジ一を使った写真をアップされてご自分のブログでこの「酒田場所」の事を書いています(「酒田場所」というのは、私が「金沢場所」など相撲の地方巡業になぞらえて、上坂先生の巡業の事を表現したものです)。大量の写真に圧倒されます!
「フルートを楽しもう!in酒田 Vol.1・・・その1」
「フルートを楽しもう!in酒田 Vol.1・・・その2」
「フルートを楽しもう!in酒田 Vol.1・・・その3」
以上!という感じですね。(笑)
デジカメとデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)ではこんなにも違うのか、と思わされます。
脳外科で使う手術顕微鏡や脳内視鏡だって、どんなにコンピュータ化が進もうとも、基本となる光学系が最も大事なので、ツァイス、ライカ、オリンパスというメーカーが世界市場の中心です。私が使っていた脳内視鏡(下垂体腫瘍の経鼻的摘出術や水頭症手術)は日本のオリンパスのものが中心でしたが、そのオリンパスの硬性鏡(=レンズスコープ)には「made in Germany」と書いてありました。
レンズですべてが決まるのです。
それはこの私のブログの写真と上坂先生のブログの写真を比べて見れば明らかですね。
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さて、先日、告知したYBC朝のラヂオ番組『朝だ!元気だ!6時半!!!』は来週の7/7から7/11の5日連続です。あと5日に迫りましたのでもう一度告知しておきます。
YBCラヂオ6:30~6:45
7/7~7/11『心配な脳の病気〜頭痛と物忘れ〜』
早起きの方は聞いてみてください。
聞き逃した方や県外の方のためには、私がうまく録音出来れば(仮定)音ブログで公開する予定です。
よろしくお願いします。
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コメント
レンズ研磨は高度な職人技ですからね。すごいと思います。
私は平面研磨に携わっていたことがあります。(知識も経験もイマイチですが)
それに対して、レンズ研磨は正に腕がないと要求曲率が出ませんから、熟練された腕が必要となります。どんなに機械化が進んでも、人の経験が必要であり、有名メーカーさんも研磨屋さんの製品がないと成り立っていかないのかも知れませんね。
そんな意味でも、みんな繋がっているのだなぁ・・・と考えてしまいました。
投稿: けんちゃん | 2008.07.03 00:48
ええ、私も何かで見たか聞いた覚えがあります。
機械化が進んで、レンズ研磨もある程度までは機械がやっているけれど、最後の最後、仕上げの研磨は職人がやる。経験を積んだ職人が研磨すると、ミクロン単位での厚さ、曲率は機械よりも正確なのだと聞きました。
古くから「職人」を高く評価し、マイスター制度のあるドイツだけがこの技術が保たれて来たのでしょう。
私は「医者」もある意味「職人」だと考えているのですが、国(厚労省)が求めている医者の姿の中心となるのは決して職人ではなく、「金太郎飴」的な平均的な力を持ち人当たりの良い「人」のようです。特殊な技術を持つ「外科医」が高く評価されたり保護されたりはしていません(=同じ給料体系)。
脳外科医としての特殊な職人業は、「己のプライド」のみで守っているのです(専門医制度だって、各学会が自主的に始めて施行しているもので、国の保護や評価などありません)。
投稿: balaine | 2008.07.03 05:31