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2008.07.14

第190回山響定期を聴く(1)

まだ少し気持ちが高ぶっていますが、身体は疲れてだるい感じがします。両側の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)が凝った感じがします。
日曜日に運転免許証を更新する為に天童市の山形県免許センターに朝9時頃までに行く為に、日曜日に早起きして7時過ぎに酒田を出たから、だけではありません。運転免許更新に合わせて日曜日のマチネの山響定期を久しぶりの山形テルサで聴いて、1時間半の道のりを運転して帰って来たから、という理由だけでもありません。

今日の山響定期、3つの演目とも熱演でしたが、やはりチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」の演奏が凄かった。飯森さんの渾身の指揮、身体から迸り出るオーラ、悲しみや苦しさを表現し尽くした顔の表情、それに反応して魂を込めた演奏をする山響。終楽章のコントラバスのアルコとピッチカートによる、弱って消えいくチャイコフスキーの呼吸と心拍。
そして迎える静かな死。
静寂。。。
飯森さんの両手は、そのまま動かない。決して幸せに満ちた死を迎えた訳ではない、苦悩に満ちた死。しかし、この世の生から離れる事によって、この世の苦しみからも解き放たれたかの様な静寂。
観客も、息をする音すら出す事が憚られる様な無音の世界が生まれ、思わず涙が出そうになりました。
そして、10数秒間の(計った訳ではないので時間はわかりませんが)静寂の後、飯森さんの両手から力が抜けてゆっくり降り始め、パラパラと拍手。観客は我に帰り、「ああ、拍手、、、そうだ、拍手、、、」と言う感じで拍手。

(残念ながら、この後を書いていたら愛用のパソコンが昏睡状態に落ち入ってしまいました。この行はiPhoneで書いています。ほとんど書き終わっていたのでがっかりです。復活はいつになるのか?不明です。)

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コメント

上京の予定がなかったら 絶対聴きたかった定期演奏会でした・・・・。

想像するだけで身震いしてしまいますね。

心に響く音楽 この世に存在している自分を創造してくれた存在さんに感謝です・・・。

投稿: KEN | 2008.07.14 01:40

ブログにも書きましたが…
4楽章までのドラマがあまりにすごくて
金縛り状態でした。
演奏で涙なんかしたことはあまりないんですが
今回だけは泣けて泣けて泣けて。

あの演奏を“目撃”できたこと、
誇りに思います。

投稿: うに・きじまゆみこ | 2008.07.14 10:23

感動的なフィニッシュのあと、すぐに拍手が始まってしまい、なかなか静寂を楽しませてくれる演奏会は少ないですね。
そういう貴重な時間を得られたのをうらやましく思います。

>復活はいつになるのか?不明です。

やはりMACのi-phoneに対するジェラシーでしょうか?

投稿: Teddy | 2008.07.14 13:17

KENさん、ああ、あの演奏を聴けなかったのは残念ですね。先日の小澤征爾+親日in酒田も凄かったですが、編成の小型な山響の方が迫力があったのは何故なのでしょうね。弦の美しさと統一感は親日の方が上だと思いましたが、オケ全体の演奏にかける気迫は山響の方が上ですね。
飯森さんの力でしょう。

投稿: balaine | 2008.07.14 13:58

うにさん、どうも!ブログも読みました。
私の浅はかな感想など、HDのご臨終とともに(まだ死亡宣告はしていません、蘇生を試み中です)消えてしまった方が良かったのかもしれません。上の文章に続き、ぐだぐだと感想を書きましたから、天国のチャイコフスキーの逆鱗に触れたのやも知れません。
でも、「悲愴」は凄いな〜。チャイコフスキーはやはり天才だな〜。あんな音楽、どうして作れるんでしょう。
やはり「天才と○チガ○は紙一重」なんでしょうね。単なる躁鬱病にも思えず、自閉症的要素も持っていたのかな?
芸術家の精神構造の分析ってやはり興味深いですね。

でも本当に凄い演奏でした。身体の中にメスが入って来て、こころを抉られるような感じを受け、身体が固まってしまいました。しばらく私は椅子から立ち上がれませんでした。

投稿: balaine | 2008.07.14 14:02

Teddyさん、Macのジェラシー。。。
そうかな〜。MobileMeですべてのMacとiPhoneを同期させようとしているのですが、私のMacBookだけOSのバージョンが古いのですよ。
そのせいかな〜。。。(;;)
朝からインストールCDで蘇生を試みてもまだ昏睡のままです。。。

投稿: balaine | 2008.07.14 14:07

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